先日作業事例に掲載させていただきました、仙台市若林区T様リフォーム工事が無事終了致しました。
今回は賃貸物件での案件でしたので、特殊清掃・遺品整理・現状回復のリフォーム工事の流れで作業を行いました。リフォーム工事の主な内容は、原状回復に伴う、クロスの張り替え、クッションフロア張り替え、タイルカーペットの張り替えを行いました。
特殊清掃を行う物件では原状回復の明確なルールはなく、最終的には遺族の方と大家様との話し合いで方向性が決まるケースが多く、双方リスクを取らなければならないケースが大半です。
具体的な例としては、ご遺族側は一時的な金銭面の支出が出る事。大家様側は入居者が決まらない、賃料の減額が必要など様々なリスクが発生致します。我々としては、どちらか一方的な主張にならないよう間に入り、問題解決出来るよう提案させて頂いております。
今回の物件でも当初は話しがなかなか進みませんでしたが、双方の話を聞き折衷案を提案し方向性を決めることが出来ました。
リフォーム工事が終了して報告をさせて頂きましたが、ご遺族の方、大家様とも納得行く形で原状回復が行えたと思います。
最終的に納得した形で原状回復工事を終え、ご遺族・大家様どちらも気が緩んだ表情をされていた事がとても印象的で、とてもほっとしました。
今後超高齢化や独居家庭の増加に伴い、不動産関係の方はこのような問題に多く直面すると思います。リスク回避の方法として、不動産オーナー様向け【孤独死保険】もご提案させていただいておりますので、ご気軽にご相談頂ければと思います。