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逃走受刑者も潜伏。治安悪化の原因となるのは”空き家”

2018-04-19


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。


最近世間を騒がせている事件の1つが、広島県尾道市・向島に潜伏している受刑者のニュース。愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から逃走した受刑者が、警察の大規模な捜索の目をかいくぐり、1週間以上も潜伏しています。


捜査のプロに追われながらも、どうして逃げ続けることができているのか?向島には、収穫期を迎える果樹園が多くあり、身を隠しやすく、空からの見通しも悪いことが理由の1つとしてあげられるそうです。そして、もう一つが”空き家”の多さ。


全国的に空き家増加が問題視されていますが、治安悪化リスクに影響しているということが証明された事件だと思います。

向島の空き家は1000件以上!身を隠しての逃走に最適


平成27年度の調査によると、向島の空き家は1,089件。人口は約2万2千人ということですから、空き家率は非常に高いと言えそうです。島には一人暮らしのお年寄りもいるので、今後も空き家の数は増える一方かもしれません。


住む人のいない空き家は、いくら施錠されていても侵入が簡単です。庭木などの手入れがされていなければ、より身を隠しやすいので、かっこうの潜入場所になるでしょう。


警察が空き家の中を捜査する際には、所有者や管理者の許可を取る必要があるそうです。いくら怪しくても、所有者不明の空き家に潜伏されてしまったら、外観に問題がないかの目視調査にとどまるしかないのだとか。


不審者の目撃情報が相次いでいるにもかかわらず、なかなか身柄を確保できないというのは、異常な事態ですよね。空き家だけが原因ではありませんし、かなりレアケースな事件だとは思いますが、連日の報道で空き家対策の重要性を強く実感しました。

放置された空き家に潜むリスク


今回の事件でも分かったとおり、空き家が多いことはさまざまなリスクを伴います。誰も住んでいない、手入れされていないと分かれば、周囲からゴミが投げ込まれ、ゴミ屋敷化してしまうかもしれません。空き家の放火リスクが高いことも分かっています。


誰も住まなくなった家は、「どうすればいいか分からないから、とりあえずそのままにしてしまおう」と思われがち。更地にするより、空き家のままのほうが固定資産税もおさえられるので、放置してしまう気持ちもよく分かります。しかし、本当にそのままでいいのか?所有者・管理者としてもう一度しっかり考える責任があるのではないかと思います。


少なくとも、空き家内部の家財は整理し、すぐに売ったり貸したり、住んだりできる状態には片付けておく必要があります。ただ、空き家の所有者が遠くに住んでいるというケースが多いのも実情です。その場合は、すべてを自分でやるのは大変!ゴミの処分費も、交通費も、かかる労力も馬鹿になりません。空き家のある土地で営業している空き家整理業者を上手に探し、不用品処分や家の手入れをお願いするのがおすすめです。自分でやるよりもトータルコストが抑えられるかもしれません。


当社も、空き家整理を業務の1つとして行っています。今後も、世間のニーズに合わせて、求められる役割を果たせるよう、精進していきたいと思います!





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