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TV番組「ゲンバビト」が密着する、ゴミ屋敷清掃&遺品整理の現場


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
毎回テーマに沿った「現場で働く人」を紹介する番組「ゲンバビト」で、ゴミ屋敷清掃&遺品整理の現場に密着する回が放送されました。

 

当社が密着されたわけではないのですが、ご依頼人に向き合い、単なる部屋の片付けだけでなく、人生の再スタートを応援する姿勢が、当社の考えと共通していて、非常に共感できました。

 

この業界はまだまだ誤解も多い業界だと思うので、こういう想いを持って仕事にあたっていることが多くの人に伝わっていたら嬉しいです。

心まできれいにする「ゴミ屋敷清掃」


番組で密着した1件目の現場は、マンションの1室。離婚して息子さんと2人暮らしをしている40代の女性が依頼人です。依頼の理由は、「部屋が大量のゴミに埋もれて、生活ができなくなったので、ゴミを放置したまま新居に引っ越し。ゴミ屋敷状態の部屋を引き払おうと決心したから」だそうです。
ゴミ屋敷の住人というと、自堕落な生活を送る人やひきこもり、高齢者というイメージがあるかもしれませんが、実際はこのケースのように、”日々忙しく生活を送っている普通の人”というケースも少なくありません。仕事や家事育児に追われているうちに、気付けばゴミ屋敷の状態になってしまうのです。

 

今回の現場も、ゴミ袋やダンボールがうず高く積み上げられ、とてもここで生活していたとは思えない状態でした。作業員は、手慣れた様子で順に片付けていきます。茶色く変色したマヨネーズなどが登場し、番組を見ていた方は驚かれたかもしれませんが、こういったモノはゴミ屋敷清掃現場では当たり前のものです。
作業の様子を見ていて、「当社の考えと同じ!」と感動したのが、ゴミ屋敷だからといってすべてをゴミとして扱うのではなく、一つ一つ丁寧に仕分けていく姿勢です。第三者からはゴミに見えても、依頼人にとっては思い出が詰まったものかもしれません。

 

人によって大切なものは異なりますから(写真や手紙などは保管しておきたい人、お金になるものだけ残しておいて欲しい人、など)、面倒に思えても、逐一確認することが大切だと考えています。
番組の中でも、1つずつダンボールを開けていく中で、写真や手紙、子どもの絵やテストの用紙などが発見され、それをもとに依頼人との会話が進んでいきました。密着を受けた作業員の方は、「ゴミを片付けるだけでなく、心のケア。同じことの繰り返しがないようにアドバイスをしている」と話されていて、まさに心までキレイにする仕事ぶりが素晴らしいなと思いました。
もちろん、私たちも依頼人の気持ちに寄り添って、前向きに一歩を踏み出せるようなお手伝いを心がけています。作業終了後、「ここから逃げ出しても、いずれはやらなきゃいけなかったので、お願いして良かった」と話す依頼人の方の明るい顔が印象的でした。

「遺品整理」を通して、新たな人生を後押し


密着2件目は、ご両親が亡くなったことで実家の遺品整理を決意した女性。半年前に母を亡くしたご依頼人ですが、なかなか母の死を受け入れられず、手を付けられなかったそうです。こういったケースは多くて、自分では悲しみが勝って手がつけられないので依頼したい…という相談は当社にもよく寄せられます。
本当は手放したくない実家でも、住む人が居なければ、そのままにしておけません。前を向き、新しい人生を歩みだすための一歩として遺品整理を決断されることは、それだけで素晴らしいことだと思います。
今回の現場での遺品整理の方針は、「思い出の品だけを残すこと」。作業依頼書には、探してほしい物のリストが記されていて、それを探しながら片付けを進めていくことになります。通帳や印鑑は依頼人が見つけていたので、保管していた雑誌や絵などを探すというのが主な依頼でした。
作業を進める中で、小さい頃に描いたと思われる絵や若かりし頃の両親の写真を次々に発見。写真は処分する方針と依頼人と決めていましたが、「捨てるにしても、最後に一瞬でも思い出が蘇るように」とあとで依頼人に見てもらうという配慮の細かさに、遺品整理のプロとしての心配りが見えました。
作業員の方が語る、「ご家族にとっては、唯一の宝物を見つける場面になるので、ただの片付けではない」という言葉に、深く共感します。私たちも、遺品整理を通してご依頼人の気持ちを軽くし、前向きに一歩を踏み出せる仕事を、今まで以上に心がけていきたいと思います。

社会問題化する現場に立ち向かう仕事


今回密着された「ゴミ屋敷清掃」や「遺品整理」は、どちらも社会問題化する現場に立ち向かう姿が描かれていました。私たちの仕事はどうしてもネガティブなイメージを持たれがちですが、このように前向きな気持ちで、心のケアまで視野に入れた仕事であるということが多くの人に伝わっていたら嬉しいです。
これからも、数多くの現場で一人でもたくさんの人の笑顔を目指して精進します!





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