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「ダウンサイジング」で老後に備える


「終活」という言葉も一般化する中、老後に備えた活動をなにか行いたいと考える中高年の方も増えていると思います。


日経新聞が60歳以上を対象に読者調査を行ったところ、全体の3割の人が終活の経験があるか準備中だと答え、「いずれ取り組みたい」との回答を合わせると、8割以上の人が終活に意欲的という結果になっています。


生前整理の考え方の一つとして、頭に入れておきたいのが「ダウンサイジング」です。
ダウンサイジングについても積極的に取り組むことで、老後の不安も解消するはずです。

ダウンサイジングとは?


ダウンサイジングとは、生活規模を小さくすることでかかる費用を抑え、老後に備えるという考え方です。

ダウンサイジングの目的

年金額も減り、年金支給も遅くなっている昨今。将来は、その傾向に拍車が掛かることが予想されます。それに対して医療費や介護費用が大きくかかることが予想されるので、老後について資金の不安が大きいという人も少なくないと思います。


せっかく長生きしても、お金の不安があっては辛いばかりですよね。そこで、「金銭的に不自由な思いをしなくて良いように、将来の収入に合わせて支出を見直しておく」というのがダウンサイジングの目的です。

ダウンサイジングが必要な理由

老後も、現役時代と同じ生活を送りたい!という気持ちは当たり前のものと思います。しかし、今後の社会情勢を考えるに、それは難しくなるかもしれません。


退職すると、収入が半分以下になる家庭も少なくないそうです。年金支給額も減り、支給開始も遅くなっていることから、それまでは貯金を使って暮らしていくことになります。年金も充分もらえる保証はありませんから、生活自体を見直すことは必須なのです。


悲しいことに、同じ生活を続けると、長生きすれば長生きするほど「赤字」になってしまいます。カツカツで苦しい老後を過ごさなくていいようにするためにも、「ダウンサイジング」で支出を見直し、老後に備えることが大切です。


また、ダウンサイジングは家族にとってもメリットがあります。持ち物を整理し、シンプルな暮らしをすることで、介護が必要になったときも部屋の不用品が邪魔になることはありませんし、施設入居がスムーズになります。亡くなった後も、遺品整理の負担を大きく減らすことができます。


老後を安心して楽しく過ごすためにも、適切なサイズの暮らしになるよう見直してみましょう。

ダウンサイジングの考え方


具体的には、どのようなことを考えればいいのか?ダウンサイジングの具体例についてご紹介します。全てをやらなくてはいけないわけではありませんから、ご自身の生活に合わせて、必要な部分についての見直しを行ってください。

住まいを見直す

子どもが巣立って夫婦だけになったり、配偶者に先立たれて一人暮らしになったり、生活が大きくかわった経験をした場合は、住居を見直すのが有効です。一戸建てからマンションへ、広いマンションからコンパクトなマンションへ、マイホームから賃貸物件へ、など現状にあった住まいへ住処を検討しましょう。その分、コストを抑えることができます。


また、思い切って住むエリアを変えるという方法もあります。例えば、郊外で暮らしていたけれど、車の必要のない街中へ転居するなど。歳を取ると、車を手放すことを考えなくてはなりませんから、それを含めて考えるといいですね。徒歩圏内で生活を済ませることができるので、大いに生活しやすさが変わります。

持ち物を見直す

いわゆる、「生前整理」です。不要なものを断舎離し、本当に必要なものだけにしましょう。「荷物が多いから、引っ越しなんて無理」と思う方は、まず生前整理をすれば、住み替えへの具体的なルートが描けるかもしれません。


そもそも、自分が死んだ後は、家族がその持ち物や家を整理しなくてはなりません。残された遺品の整理は、想像以上に大変です。少しでもその負担を減らすため…と考えると、生前整理に取り組むモチベーションも湧いてくるはずです。

金融機関を見直す

ダウンサイジングとは少しずれるかもしれませんが、金融機関等の取引情報をまとめ、できるだけ少ない金融機関に統一するというのも重要です。


口座は持っているけど、ずっと触っていない…という状態では、もしかすると預金が引き出せなくなっているかもしれません。金融機関がバラバラだと、いざというときに家族も動けずに困ってしまいます。この機会に情報をまとめ、整理しておけば、終活の一環としても大きく一歩前進できると思います。

ダウンサイジングのお手伝いは、プロにお任せ


当社では、福祉整理・生前整理に積極的に取り組んでいます。荷物の整理は、自分ひとりではなかなか思いきれず、時間も手間もかかってしまいます。そこで、プロの手を借りることで、身体的負担を減らし、スムーズに作業を進めることができます。


仕分けについてのご相談も承りますので、一緒に考えながら、荷物を整理していきましょう。
ダウンサイジングを検討されている方は、お気軽にご相談くださいね





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