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遺品整理で出る大量の衣類はどうしたら良い?仙台市の例をもとに解説

2024-11-20



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。

遺品整理において大量に出てくるものとして、故人の持っていた衣類が挙げられます。
まだ着られる衣類を捨てるのは気が引けるものですが、ましてや故人の面影が強く残る遺品は一層処分しづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では遺品整理で出てきた大量の衣類の処分方法や、整理する際の注意点について解説しています。

衣類の遺品整理は仕分けから



大量に遺された衣類を整理するには、仕分けをきちんと行うことが大切です。衣類を仕分けるときは、以下のように分けるとスムーズです。

  • 手元に置いておくもの
  • 処分するもの
  • 譲渡や売却するもの

  • まず衣類を「残すか」「処分するか」に分けて、そこからどのように扱うかを決めていくと良いでしょう。故人の形見は一度処分すると取り返しがつかないので、できるだけ多く手元に置いておきたいのがご遺族の心情だと思います。

    どうしても決心がつかないという場合は、いったん手元に残しておいて処分を先延ばしするという選択肢も。ある程度の時間を置き、一周忌やお盆など節目となるタイミングでもう一度考えてみるというのもひとつの方法です。

    整理する前は故人が大切にしていた衣類を処分するのはしのびないとお悩みだった方も、最終的には厳選した数枚だけを残されるケースが多いように思います。どうしても決心がつかないという場合は、写真に残しておいたり、リメイクに活用するのもおすすめです。

    棺のなかに入れる服は事前に除けておく


    遺品整理は四十九日が過ぎてから始めるのが一般的ですが、退去の都合などで亡くなってすぐに始めなければならないこともあります。葬儀よりも先に衣類の遺品整理をする場合に注意したいのが、故人が最後に着る服を忘れずに除けておくということです。

    以前は故人に着せるのは白装束が大半でしたが、最近では思い出のある服を着せることも多くなっています。そのため「自分が亡くなったらこの服を着せてほしい」と服や着物を用意しているケースも少なくありません。

    整理の際に誤って廃棄することがないよう、事前に用意している服がないかをよく確認することをおすすめします。

    衣類の処分方法



    遺品整理で出てきた衣類は大半が処分することになりますが、大量の衣類を処分するにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは仙台市の処分方法を例に解説しています。

    仙台市で衣類を処分する方法


    仙台市で衣類を処分するには、町内会や子供会が行っている集団資源回収に出すのが一般的です。集団資源回収が行われる日程は事前に告知があるので、予定を合わせると良いでしょう。

    また、仙台市内38か所にリサイクル可能な布・紙類を出せる資源回収庫が設置されています。そちらを利用するのもおすすめです。

    ただしいずれの場合もスペースに限りがあり、一度に大量の衣類を出すと迷惑がかかってしまいます。大量の衣類を処分したい場合は、時期を分けるなどの配慮も必要です。
    参考:仙台市総合コールセンター

    リサイクルや寄付に活用する方法も


    まだ着られる衣類や未開封のものは、リサイクルや寄付するという方法もあります。仙台市では先に紹介した資源回収にくわえて、着用可能な衣類を必要な人のもとへ届ける「リユース・ブティック」を設置しています。仙台市内在住の方に限るという制限はありますが、まだ故人の大切にしていた衣類を誰かに使ってもらいたいという場合におすすめの方法です。

    古着を海外支援に役立てる活動をしている団体もあります。生活雑貨も送れるところもあるので、処分したい遺品の種類が多い時に検討すると良いでしょう。

    介護用の衣類や消耗品は、お世話になった介護施設で使ってもらえることもあります。衛生用品なので未開封のものに限りますが、問い合わせてみるのもひとつの方法です。
    参考:セカンドライフ
    古着deワクチン

    譲渡するときは相手の意向を確認してから


    遺品整理をお手伝いするなかでよく聞かれるのが「高価なものだといわれて母が着物を譲り受けたが着る機会がなく、結局遺品になってしまった」というお声です。高価なものでも着る機会のないものは、結局持て余してしまいます。

    誰かが引き継いでほしいと思う高価な衣類も、誰かに譲る際は必ず相手の意向を確認するようにしましょう。

    衣類を遺品整理する際の注意点



    衣類を遺品整理する際には、どのような点に気をつければ良いでしょうか?ここでは、3つの注意点を解説しています。

    遺言書やエンディングノートを確認する


    遺言書やエンディングノートには、遺品に関する故人の希望が記されていることがあります。また、遺言書は相続にも関わってくる非常に重要な書類です。もし遺品に高額な衣類が含まれていた場合、相続問題に発展する可能性もあります。

    整理に取り掛かる前に、必ず遺言書やエンディングノートがないか調べておくことが大切です。

    衣類のポケットはよく確認する


    衣類の遺品整理でよくあるのが、故人の衣類に現金や重要書類が入っているケースです。保険証やマイナンバーカードを探し回ったら、故人がよく着ていたコートやジャケットのポケットに入っていたというお話もよく耳にします。

    一度仕分けてしまった後で貴重品を捜索するのは、思っているより大変な作業です。仕分け作業の時点でポケットはすべて確認しておくようにしましょう。

    親族と意見をすり合わせておく


    故人の面影が色濃く残る衣類は、ご遺族にとって思い入れの深い遺品です。遺品をどのように扱うかは故人の遺志によりますが、特に遺言がない場合は相続人の判断に委ねられます。

    ある相続人が処分したほうが良いと判断したものであっても、他の人にとってはそうでない場合もあります。全員が納得する結果にするのは難しいことですが、一度処分してしまうと取り返しがつかないということを踏まえて、できるだけ意見をすり合わせてから遺品整理をスタートすることをおすすめします。

    プロの遺品整理業者なら遺品の有効活用が可能


    クヨカサービスでは仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。プロの技術で迅速・丁寧に遺品整理を行うことはもちろん、回収した不要な遺品を可能な限りリサイクルする取り組みにも力を入れています。

    大量の衣類の遺品整理にお困りの方は、クヨカサービスまでお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが最適なプランをご提案いたします。





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