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特殊清掃を必要とする遺品整理とは?

特殊清掃を伴う遺品整理

遺品整理とは「故人の持ち物を整理し、部屋を元通りに片付けること」を指しますが、ご自宅の中で亡くなっていた場合、「特殊清掃」と呼ばれる工程が必要になる場合があります。


超高齢化や単身世帯の増加により、独居死・孤立死の数は増えています。また、自宅での自殺を選択するという悲しいケースも少なくありません。特殊清掃とは、事件現場清掃とも呼ばれ、遺体の腐敗や腐乱により汚染された室内の清掃・消臭作業のことを指します。

特殊清掃が必要になる場合

遺品整理の現場によっては、遺品整理に着手する前に、特殊清掃作業が必要になる場合があります。特殊清掃が必要になるのは、以下のようなケースです。


■孤立死・自死等、部屋の中で亡くなって時間が経過した場合
■認知症・セルフネグレクト等により、部屋内部の汚染が激しい場合
■ゴミ屋敷の場合


これらに共通しているのは、「腐敗により、部屋そのものにダメージが及んでいる」ということです。例えば、遺体の腐乱やゴミの腐敗により、床下まで汚染が広がり、単に清掃をしただけでは表面の臭いしか取れません。亡くなられた場所や腐敗の程度によっては、害虫や悪臭が発生し、ご近所にも多大な迷惑をかけていることもあります。


何も、「部屋の中で亡くなった」場合だけが特殊清掃の対象ではないのです。遺品の片付けプラス、部屋の甚大なダメージを回復するのが特殊清掃とお考えください。遺品整理の際は、遺品を片付けるだけでなく、「原状復帰」を行うことが求められます。体液、血液、害虫、異臭などが残っていれば、それらも全て取り除く必要があるのです。


原状回復のためにリフォームが必要な場合は、別途見積もりの上、元通りに住める状態までリフォームを行うこともあります。

→現状回復リフォームについて、詳しくはこちら

ゴミ屋敷と特殊清掃

故人が部屋の中で亡くなったわけではなくとも、さまざまな理由で「ゴミ屋敷」と化していた場合、遺品整理とは別に特殊清掃が必要になることもあります。


ゴミ屋敷の場合は、長年に渡り溜め込まれた不要物が腐敗・散乱し、異臭・害虫の元凶となっていることが多いからです。この場合、全てのゴミ(不用品)を処理したとしても、部屋に染み付いた臭いや床下まで広がった汚れが残ってしまいます。


状況を見せていただき、遺品整理だけでは原状復帰が難しいと判断した場合は、特殊清掃の必要性についてもご案内させていただきます。

素人の特殊清掃には限界がある

「遺品整理は大変だから業者にお願いしたいけど、掃除ぐらいなら自分でできそう」と思われるかもしれません。しかし、一般の人が特殊清掃をするのは困難を極めます。まず、現場の状況は刻一刻と進みますから、特殊清掃にはスピードが求められます。そして、一般の人が清掃しようと思っても、大変な労力と知識と機材が必要で、異臭を完全に除くことは難しいです。清掃方法を誤ると、感染症などのリスクも増えてしまいます。


ですから、特殊清掃が必要と判断した場合は、ご自身で抱え込まずに業者に依頼してください。


「遺品整理の前に、状況を確認したいけれど入室すら難しい」という場合は、まずはご家族が入室できる状況にする初期消臭作業の「緊急対応パック」をご準備していますので、まずはこちらをご依頼いただいても構いません。


状況を確認し、必要であれば特殊清掃・遺品整理をご依頼いただくという流れも可能です。特殊清掃が必要な遺品整理こそ、プロにおまかせください。遺品整理まで合わせて行うことで、ご家族の精神的・肉体的な負担を軽減するお手伝いをいたします。

⇒特殊清掃について、詳しくはこちら
⇒特殊清掃「緊急対応パック」について、詳しくはこちら





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