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特殊清掃のありのままの姿を描く漫画「不浄を拭う人」


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
今回は、当社のメイン業務のひとつ「特殊清掃」に関するマンガをご紹介します。


特殊清掃とは、孤独死や自殺の現場をキレイにするのが主な仕事です。孤独死のニュースもよく報じられるようになり、テレビでも特殊清掃の仕事の仕事にフォーカスされる機会が増えたため、この仕事の認知度も高まってきたように感じます。


しかし、「実際はどんな仕事なのかよく分からない」「知りたい気持ちはあるけれど、怖くて詳しく見る勇気はない」というのが一般の人の正直な気持ちなのではと思います。そんな方にもおすすめできるのが、今回ご紹介する「不浄を拭う人」です。

特殊清掃の現場を描く「不浄を拭う人」


この「不浄を拭う人」は、「透明なゆりかご」などで有名な漫画家・沖田×華さんの新作です。


https://sp.comics.mecha.cc/books/120565
※2019年6月5日までは期間限定で1話が無料で読めるようです。


ホームページの作品紹介から引用すると、次のようなストーリーです。

山田正人、39歳。彼が脱サラしてはじめたのは、孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の仕事だった。彼は、さまざまな状態で死を迎えた人びとの「生活の跡」を消しながら、故人の生前のくらしに思いをはせる……。


特殊清掃に携わる側の視点から見ると、その現場の描写はどこまでもリアルです。ただ、作者の画風がシンプルなので、グロテスクさはありません。ショッキングな描写もありますが、だれでも読みやすい表現がされているので、特殊清掃の現場を知るのにピッタリのお話だと思います。


ちなみに、このお話の面白いところは、主人公に”霊感”がある設定というところ。なので、特殊清掃の現場を訪れるところは一種のホラーのようなテイストもあります。この設定があるから、故人がなぜ孤独死してしまったのか?というところまで思いを馳せることができるのです。漫画を通して社会問題について考えることができる名作だと思います。


漫画で描かれる特殊清掃の現場も、かなり多岐にわたっています。若い女性やトイレで亡くなっていた中年男性、ホテルの部屋で相次ぐ孤独死など、「孤独死=老人の問題」と思う人の固定概念も覆されそうです。

特殊清掃に携わる立場の者として思うこと


私たちも、言葉や作業事例という形で情報を発信していますが、現場のリアルな姿をお伝えするのにも限界があります。その点、漫画は多くの人にわかりやすい表現で、現代社会の抱える問題を伝えてくれる素晴らしい手段だと思います。


生活が多様化し、単身世帯も増えていく状況では、孤独死の数が増えるのを防ぐことは難しいと思います。だからこそ、この漫画の主人公や当社のような特殊清掃業者の仕事の重要性が増していくはずです。


もちろん孤独死が起きてしまっても、当社の出番が少ない状況(=死後すぐに発見できる状況)が望ましいです。そのためには、近隣住民同士の繋がりを強くしたり、見守り制度などの整備をしたりと、私たち一人ひとりができることを考えなくてはいけないのかもしれません。


当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて、特殊清掃の現場に多数対応しています。不動産オーナーや宿泊施設の経営者の方からご依頼をいただくケースも増えています。


特殊清掃が必要な現場でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。当社のスタッフに霊感はありませんので、安心してご相談いただければと思います。





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