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故人の保険証・パスポート・マイナンバーはどうすれば良い?「個人情報」の取り扱いについて解説

2024-10-16



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。

遺品整理の際、必ずと言っていいほど見つかるのが健康保険証や運転免許証、パスポート、マイナンバーカードです。

行政から発行されるこれらの書類は個人情報が含まれているため、どのように処分すべきか扱いに困ってしまう方も多いでしょう。しかし手順を一度把握してしまえば、それほど難しいものではありません。この記事では、故人の個人情報が含まれた重要書類をどのように取り扱えば良いか解説しています。

健康保険証は市町村窓口に返却



個人情報に関わる書類のなかで特に期限内の手続きが必要なのは、健康保険証や年金に関する事柄です。健康保険証や国民健康保険証は、保険者が亡くなった時点で返却しなければなりません。

勤務先経由で社会保険に加入していた場合、亡くなった日から14日以内に勤務先へ保険証を返却します。国民健康保険証の返却は自治体によって多少異なりますが、宮城県の場合、亡くなった日から14日以内に市区町村の窓口へ返却して手続きを行います。

65歳以上の方は、介護保険証や後期高齢者医療保険証を持っていることもあります。仙台市の場合、介護保険証の返却期限は特に設けられていませんが、介護保険料の還付などもあるので早めに手続を済ませることをおすすめします。

運転免許証やパスポートは時機を見て返却を



運転免許証やパスポートも本人確認書類として、非常に重要なものです。どちらも有効期限があり、記載されている期限が切れると無効になります。行政から明示されている返却期限はないため、期限が過ぎるまで保管しておくという方もそれなりに多いように思います。

しかし本人確認書類として使用できるものを放置しておくと、悪用されるリスクも考えられます。ある程度落ち着いた時点で、早めに返却するほうが良いでしょう。マイナンバーカードや印鑑証明書も同様に、早めの返却をおすすめします。

重要な書類の返却方法については、以下の通りです。この記事では仙台市を例にご紹介しています。返却に行く前に、事前に市町村の窓口や警察署で手続方法を確認しておきましょう。


運転免許証:運転免許証と亡くなったことを証明する書類(死亡診断書の写しや除票など)、来庁者の本人確認書類を持参して、最寄りの警察署や運転免許試験場へ。

パスポート:パスポートと亡くなったことを証明する書類(死亡診断書の写しや除票など)とともに、最寄りの都道府県パスポートセンター、国外では日本大使館か総領事館へ届け出。

マイナンバーカード:亡くなった時点でマイナンバーは廃止されるので、自身で破棄しても良い。返納する場合は、マイナンバーカードと来庁者の本人確認書類とともに市区町村の窓口へ。

印鑑登録証明書:亡くなった時点で印鑑登録は失効するので、自身で破棄しても良い。返納する場合は、印鑑証明書と来庁者の本人確認書類とともに市区町村の窓口へ。

遺品整理を業者に依頼する際の注意点



今回ご紹介したもの以外にも、遺品のなかには重要な情報が含まれた書類や、貴重品がまぎれていることがあります。

当社でも「重要書類が多いので、慎重に仕分けしてほしい」「土地の権利証や通帳がどこにあるか分からないので、一緒に探してほしい」といったご要望をいただくことが少なくありません。特にご要望がない場合でも貴重品や写真といった遺品はひとまとめにして、ご依頼主様にご確認いただくようにしています。

「失くしたと思っていたアルバムを見つけることができた」「存在自体知らなかった保険証書を発見できた」など喜びのお声を多くいただく一方で、別の業者に依頼したら何もかも一緒くたに廃棄されてしまったという体験談を聞くこともよくあります。

遺品整理業者を選ぶうえで「重要書類や貴重品を丁寧に仕分けしてくれるか」は非常に重要なポイントといえるでしょう。クヨカサービスでは仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。
お客様のご要望やご予算に合わせて、最適な作業プランをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください。





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