遺品整理費用って結局いくらかかるの?当社の事例をもとに解説
2024-06-12
生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。
業者に遺品整理を依頼しようとする際に気になるのが、費用の問題です。いくらくらいかかるのか見当がつかず、困っているという方も多いのではないでしょうか。
この記事では遺品整理費用の内訳や、当社にご依頼いただいた実際の事例をもとに、費用が変動するポイントについて解説します。
目次
遺品整理の費用内訳
遺品整理の費用は、作業量によって大きく変動します。ここでは料金が決まるポイントを4つにまとめてみました。
荷物の量
遺品整理費用の基本になるのが、整理する荷物の量です。荷物の量が多ければ多いほど大きなトラックが必要ですし、作業時間も長くなります。
・撤去が必要な大型家具が多い
・細かく仕分けする遺品が多い
・パソコンやテレビなど処分に手続きが必要なものが多い
以上のような条件にあてはまる場合は、作業ボリュームが増えると考えて良いでしょう。
間取りや立地などの周辺環境
一般的に部屋数が多い家は荷物の量も多くなるため、費用が高くなる傾向があります。
ただし、費用算定の基準となるのは荷物の総量です。そのため荷物がぎっしり詰まった1DKと、ほとんど運び出すものがない4LDKでは、4LDKのほうが安価になるケースもあります。
費用に関係してくる要件として、エレベーターの有無や階段の広さ、駐車スペースが確保できるかなども挙げられます。
エレベーターのない集合住宅では荷物を階段で運搬しなくてはならないため、より多くの作業時間や人員を確保する必要があります。トラックを駐車するスペースが確保できず、運搬距離が長くなる場合も同様です。
また、扉から搬出できない大物家具はその場で解体したり、クレーンを用いるなどの対処が必要になるため費用が変動します。
お部屋の状態
お部屋で亡くなられた方やゴミが堆積している部屋の遺品整理は、整理の前に特殊清掃や除菌作業を行います。
特殊清掃は悪臭や害虫といった近隣への影響を抑えるため、スピード感を持った対応も求められます。専門知識を持つスタッフとプロ仕様の機材を配置して作業にあたるので、そのぶん費用も変動するのです。
遺品整理の費用紹介
ここでは実際に当社にご依頼いただいた遺品整理を例に、どのくらいの費用がかかっているのか解説します。
1Kマンションの事例2つを比較
同じ間取りでも物量や周辺環境によって、費用が大きく変動します。以下は当社で実際に作業した事例の一部です。
①物量が少ない1Kの場合
作業人員……3名
作業日数……1日
費用……¥120,000(税別)※原状回復工事費別
②ゴミ屋敷状態だった1Kの場合
作業人員……3名
作業日数……1日
費用……¥264,000(税別)
同じ間取り・作業人員・日数だったにもかかわらず、ゴミ屋敷状態だったお部屋の遺品整理は費用が2倍以上になっています。このケースでは物量の多さにくわえて、限られた作業時間と貴重品の捜索という条件もありました。
物量が少ないお部屋も作業用のトラックが停められないという問題がありましたが、いったん外に置いてから一気に積み込むことで対応しました。
賃貸物件の場合、作業スケジュールに制約が生じることが多いですが、どのようなケースでも丁寧に作業することを心がけています。
原状回復リフォームまでご依頼いただいた事例
特殊清掃と遺品整理、さらに次の入居者を迎えるための原状回復リフォームまでご依頼いただいた事例をご紹介します。
間取り……1K
作業人員……3名
作業日数……2日
費用……¥1,153,000(税別)※原状回復工事費含む
このケースは亡くなってからかなり時間が経っており、臭気レベルも高かったため、床材内部の消臭消毒作業が必要でした。特殊清掃から遺品整理、原状回復リフォームまで行うのは、ご依頼主様にとってかなり負担がかかりますが、消臭作業が不充分だと臭い戻りが起きやすくなります。
費用負担をできる限り抑えられるよう、さまざまなご提案をさせていただきました。特殊清掃からリフォームまでワンストップで担当できる、当社ならではの強みといえるでしょう。
3LDKの遺品整理事例
自分たちで片付けを行ったが思うように進まず、当社にご相談いただくケースもよくあります。
作業人員……4名
作業日数……1日
費用……¥230,000(税別)
片付け途中のお部屋は物が散乱していることもあり、相談しづらいと思われる方も多いと思いますが、そういうお部屋こそプロにおまかせください。
今回の事例でも貴重品や思い出の品を捜索し、不用品をすっきり片付けることができました。
立ち合いなしで遺品整理を行った事例
ご依頼主様が遠方にお住いの場合、立ち合いが難しいこともあります。そういった場合は作業ごとの見積もりと打ち合わせを事前に行い、詳細な写真で報告させていただきます。
間取り……6LDK
作業人員……5名/3名
作業日数……1日/半日
費用……¥320,000(税別)
このケースではご依頼主様のほうである程度貴重品は整理してあるとのことでしたが、広い家はどうしても見落としが出やすいものです。
当社ではタンスや箱もひとつひとつ慎重に中身をチェックして、仕分けを進めています。今回も貴重品や現金を複数発見して、誤廃棄を防ぐことができました。
ご紹介したケース以外でも、当社ではさまざまな作業事例をご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
→当社の作業事例
クヨカサービスが選ばれる「理由」
実際の事例をもとに費用の紹介をしてきましたが、当社では他にも多数の遺品整理や特殊清掃を手掛けてきました。過去にご依頼いただいたお客様からのご紹介や、リピート依頼をいただくことも少なくありません。
ここでは、クヨカサービスが多くのお客様に支持される理由についてご紹介します。
明朗で詳細な見積もり
遺品整理にまつわるトラブルでよく聞かれるのが、見積もりと違う金額を請求された、オプションやキャンセルに関する説明がなかったというものです。
クヨカサービスでは現地お見積りの際に、細かい内訳を記載したお見積りを無料で作成しています。どの作業に対してどのくらいの費用がかかるのか、ひと目で分かるようにしているので、とても分かりやすいとご好評いただいております。
他社様との比較見積もりも大歓迎です。ご希望の予算にできる限り近づけるよう、最適なプランをご提案いたします。
「3R」に取り組んでいる
3Rとは「リデュース・リユース・リサイクル」の略で、限りある資源を大切に使うために欠かせない3つのキーワードです。
故人の遺した遺品の多くは、不用品として処分されます。当社ではこれらを正しく分別して、必要とする人のもとに送り出す活動にも力を入れています。
手元に置いておけず不用品になってしまった品物にも、故人の思い出が詰まっています。ただ廃棄するのではなく違ったかたちで活かすため「捨てない遺品整理」に取り組んでいます。
有資格者が在籍
クヨカサービスには遺品整理に関する豊富な経験と専門知識を備えた「遺品整理士」が在籍しています。
ご依頼主様の気持ちに寄り添い、供養の心をもってひとつひとつの遺品と丁寧に向き合います。「自分で片付けるのはつらいが、他人に任せるのは気が引ける」「何を捨てて何を残したら良いか判断がつかない」とお悩みのお客様からも、「思い切って相談してみて良かった」と喜びのお声をいただきました。
長年の遺品整理への真摯な取り組みが評価され、遺品整理士協会から「優良事業所」として認定されました。
遺品整理にお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。
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