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安心・安全な暮らしを目指すなら防災+生前整理を始めましょう

2024-02-14



生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。

生前整理という言葉が一般的になり、自分がいなくなったあとに備えて家の片づけや断捨離に取り組んでいる人も多くなりました。

それだけでなく、生前整理は防災においても大きなプラス面があるのをご存知でしょうか。

この記事では防災を意識した生前整理の進め方について解説しています。

生前整理とは



生前整理とは自分のこれまでを振り返りながら行うもので、持ち物や財産、さまざまな契約などを整理し、必要なものとそれ以外に分ける作業全般を指しています。


自分が亡くなったあとに備えるという負のイメージもありますが、生前整理には残された人生をより自分らしく生きるために必要なものを選ぶという意味もあります。

定年退職や子どもの独立など、人生の節目においてこれからの生き方を見直す機会になっているといえるでしょう。

片付けていない家は災害時にも危険が



荷物や不用品が散乱している家は生活しづらいだけでなく、災害時の被害を拡大させてしまう可能性もあります。

ここではどのような危険があるのか解説しています。

転倒


床に散乱したコードや荷物は足に絡んだりつまづいたりしやすいため、家庭内で起きる転倒原因の上位を占めています。

他にも絨毯の端や床置きしている家電など、高齢者にとって転倒の原因となるものは意外なほど多いのです。

まして災害時ともなると気が動転していますし、停電して何も見えないなか、割れたガラスや食器を避けて避難しなければならない可能性もあります。そうなるとより危険度は高くなるといえるでしょう。

家具の下敷き


背の高い家具や大きなタンスなどは、地震の際に倒れてくる危険があります。これまでに起きた大きな地震でも、家具の下敷きになって命を落とされた事例が多数発生しました。

身体に直撃するケース以外に、倒れてきた家具に進路を塞がれて避難が困難になるという二次被害も報告されています。

火災


災害時、多くの方が巻き込まれやすいのが、火災などの二次被害です。

不用品を詰め込んだ納屋や物置から火の手が上がり、母屋まで延焼してしまったというケースも少なくありません。

また、燃えやすい荷物がぎっしり詰め込まれ、換気がままならない部屋も火災のリスクが高いといえるでしょう。

生前整理と防災を同時に進めよう



不要なものを整理・処分して安全で快適な暮らしを目指す生前整理と、防災を意識した家づくりには共通点がたくさんあります。

生前整理と防災を同時に進めていくには、どのようなポイントに気を付ければ良いでしょうか?

不用品を処分する


すっきりと安全な家を作るには、不用品を処分して整理することが非常に重要です。

モノを減らすのは生前整理や防災の第一歩です。何年も開けていない物置や使っていない食器、床に置いたままになっている荷物などは思い切って処分しましょう。

避難時の動線を確保する


災害時の避難で大切なことは、外へ避難する動線を確保することです。万が一、玄関が塞がれた場合も想定して複数の動線を考えておくことが大切です。


・出入口を塞ぐような家具の配置を避ける
・床を這うコードは壁際にまとめる
・捲れやすい絨毯やマットは端を固定する


など安全に移動できる対策を進めましょう。

背の高い家具は配置を見直す


背の高いタンスや仏壇は、災害時に下敷きになる危険性があります。また、年齢を重ねた時のことを考えると、収納はできるだけ低い位置にまとめたいもの。

扱いやすい高さの家具に買い替えるのがベストですが、難しい場合は配置を見直しましょう。

リスクを最小限にするには通路を塞がないようにするだけでなく、ベッドや布団と並行に設置しないなどの工夫も必要です。

引き出しや本棚を固定する


家具本体に耐震金具を取り付けている方は多いと思いますが、引き出しや本棚の中身が飛び出してきてケガをしてしまう事例も少なくありません。

ベッドやいつも座っている場所と向かい合わせにしないのはもちろん、振動で中身が飛び出ないよう固定することをおすすめします。

ホームセンターには引き出しを留めるフックや、本棚の飛び出し防止テープも販売されていますので、活用すると良いでしょう。

玄関に防災グッズの置き場所を作る


不用品の処分がある程度進み、場所の余裕ができたら防災グッズを設置する場所を作りましょう。特に場所を取りやすい備蓄食料や避難バッグは玄関に置くのがおすすめです。

他の部屋にも懐中電灯や靴など、避難に必要なものを取り出しやすい場所に配置していきます。

まとめ


生前整理は自分が亡くなったあとに備えるのと同時に、現在の生活を見直す大きなきっかけにもなります。

ここに「防災」という新たな視点をくわえることで、より具体的な目標ができるのではないでしょうか。

あまり考えたくないことですが、災害はいつどこで発生するのか誰にも予測できません。
「いつかやろう」ではなく、できることから備えを始めていきたいですね。





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