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相続人以外が遺品整理を行う際に知っておきたいポイント

2025-04-16



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県などで遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。

人が亡くなったら、その方が生活していた部屋や遺品を誰かが片付けなければなりません。

一般的には相続人が行うことが多い作業ですが、健康上の理由や遠隔地に住んでいるなどで対応できないことがあります。また、最近は物件の大家や管理会社など相続人以外が遺品整理を行うケースも増えてきました。

当社に寄せられるご相談のなかにも「身寄りのない親戚が亡くなり、遺品整理をすることになったがどこから手をつければ良いか分からない」「祖父が亡くなったが、親は高齢で動けないので自分が代わりに遺品整理をすることになった」といったお声をよく耳にします。

この記事では相続人以外の親族が遺品整理をする場合、どのような点に気を付ければ良いか考えてみたいと思います。

相続人以外の親族が遺品整理を担当するケース



遺品整理は本来、相続人が行うのが大原則です。

故人の遺品をどう扱うか判断する権利は相続人のみに与えられているため、勝手に遺品を処分するのは不法行為に当たる可能性もあるのです。

とはいえ、遺品整理は心身に大きな負担をともなうものでもあります。
そのため、相続人以外の親族が遺品整理を行うケースとして、おもに以下のようなパターンが考えられます。


①相続人が遠方に住んでいるので、近隣の親族が遺品整理を引き受けた
②高齢や病気などの理由で相続人が遺品整理を行えないので、子どもや他の親族が遺品整理を引き受けた
③相続人の精神的な負担が大きすぎるので、他の親族が遺品整理を行うことになった


これらのケースでは故人との関係性や相続人との関係性によって、遺品整理の進め方や注意点が異なります。

相続人以外の親族が遺品整理を行う際の注意点



相続人以外の親族が遺品整理を行うには、感情的な行き違いや法的トラブルを防ぐため、以下のような点に注意が必要です。

相続人全員の同意をとっておく


相続人以外の親族が遺品整理を行うには、必ず相続人全員の同意をとりましょう。

・遺品の処分方法(処分、リサイクル、売却など)
・貴重品の取り扱い
・かかった費用を誰が支払うか


などの事柄を話し合い、方針をはっきり決めておくことが大切です。話し合った内容は、書面で明確に残しておきます。遺産分割協議書を作成している場合は、遺品整理に関する事項も盛り込んでおくと良いでしょう。

また、細かい意見の食い違いを防ぐため、意見を取りまとめる人を決めるのもおすすめです。

場合によっては弁護士や司法書士などの専門家に相談し、アドバイスを受けることも検討しましょう。

貴重品の取り扱いは慎重に行う


現金や有価証券、貴金属、骨董品などの貴重品は、特に慎重に取り扱う必要があります。相続人と相談のうえ、必要に応じて専門家の鑑定を受けることも検討しましょう。

貴重品の処分は、必ず相続人全員の許可を得てから行うことが大原則です。その場で貴重品の処分を決めず、相続人の誰かや他の親族に立ち会ってもらうことをおすすめします。

貴重品が複数ある場合はリストを作成し、写真や鑑定書などの資料とともに保管します。
保管場所や管理方法について相続人と相談し、合意を得るようにしましょう。

貴重品の処分は相続人全員の同意を得てから、専門業者に依頼します。複数の鑑定士に見積もりを依頼し、鑑定結果は相続人全員に共有することが大切です。

相続人が遺品整理を行う場合よりも煩雑になりますが、作業過程の透明性を高めることがトラブル防止に繋がります

個人のプライバシーに配慮する


誰が遺品整理をする際にも言えることですが、故人の日記や手紙、写真などプライベートな情報が含まれる遺品は慎重に取り扱いましょう

家族にも見せたくないであろう遺品は、こっそり処分してあげたくなってしまいますが、相続人以外が遺品を勝手に処分するのは不法行為になる可能性も。

他の人から見えないよう箱に入れるなどして、相続人に引き渡すことをおすすめします。

遺品整理業者に依頼して時間や手間を大幅に節約



遺品整理は時間や手間がかかるだけでなく、精神的にも負担を伴う作業です。ましてやあまり付き合いのない遠い親族の場合、お部屋に入って片付けをするのは気が進まないと思うのは当然の心情といえます。

また、住んでいるところから離れた場所で遺品整理をする場合、ごみ捨てのルールに戸惑ってしまうケースも少なくありません。

こういったときこそ、私達プロの遺品整理業者が遺品整理をお手伝いいたします。

プロの遺品整理業者に依頼するメリット


遺品整理業者はご依頼主様に代わって遺品の仕分けから不用品の廃棄、室内の清掃などを行います。

時間や手間のかかる作業を任せられるので、時間や手間を大幅に節約できるのが最大のメリットです。

クヨカサービスでは、遺品整理で出てきた不用品の買い取りやリサイクルも積極的に行っています。片付けから遺品の買い取り、原状回復リフォームまでワンストップで行えるのが当社の強みです。


相続人以外が遺品整理を行うのは、作業範囲や貴重品の取り扱いなどを事前によく話し合うことが大切です。

自分たちだけで片付けるのが難しいと感じたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。業務経験豊富なスタッフが、ご依頼主様のご予算やご事情に応じて最適なプランをご提案いたします。





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