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親に生前整理を切り出すにはどう気を付けるべき?知っておきたいポイントを解説します

2024-08-14



生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理のご依頼を承っております。


当社で夏の帰省シーズンになるとよく聞かれるのが「実家の片づけをしたいが、なかなか親の同意を得られない」「帰省するたびに家にモノが増えており、事故につながらないか心配だ」というお声です。特に親と遠く離れて暮らす方にとって、実家の片づけは頭の痛い問題なのではないでしょうか。

この記事では親世代からみた生前整理のイメージや、話を切り出す前に知っておきたいポイントについて解説しています。

実家の片づけに悩む人は多い



親に「家を片付けよう」と切り出すのは、非常に心苦しいものです。帰省するたびにモノが増え、雑然としている実家の状況にこのままではいけないと危機感を募らせている方も少なくないでしょう。

転倒事故や火事が起きたらという心配もありますし、親に万が一のことがあった時、片付けがすべて自分に降りかかってくるという不安も拭えません。とはいえ、親世代のなかには「生前整理」や「終活」にマイナスイメージを持っている方も多いため、切り出しづらいと考える方も多いようです。

片付けに乗り気でない親の心理とは?



親が実家の片づけに反対したり乗り気でない背景には、さまざまな事情が関係しています。ここでは親世代の心理や年代に着目して、理由を考えてみたいと思います。

モノを捨てることに抵抗がある


実家に置いてある古い家具や日用品は、これまで家族が長年使ってきた思い出が詰まっています。

もう使い道がない、古くて壊れているというのは頭で分かっていても、モノがなくなると思い出まで消えてしまうようで捨てられないと感じる人もいます。

自分が責められているように感じてしまう


親世代のなかには家が荒れてきていることや、暮らしにくくなっていることを薄々感じている方も少なくありません。片付けたいという気持ちはあるものの、どこから手を付ければ良いか分からず、何年もそのままになっているというケースも多くみられます。

ちゃんと片付けたいという気持ちを持っている方ほど、誰かからそのことを指摘されるのを嫌います。特に自分の子どもからとなると、なおさらでしょう。

相手にそんなつもりがなくとも責められているように感じ、心を閉ざしてしまうのです。

環境の変化がストレスになる


年齢を重ねた人は若い人よりも環境の変化に適応しづらく、心身に悪影響を受けやすい傾向にあります。また、それだけでなく変化そのものを嫌い、片付けで生活環境が変わることを拒むケースも多いです。

当社に寄せられたご相談のなかにも「一度は片付けに合意したのに、実際に作業を始めると家具の処分や配置変更を嫌がってしまい困っている」というお声がありました。

生前整理にマイナスのイメージがある


生前整理や終活という言葉が広く知られるようになり、自分が亡くなったあとの始末をつけるという後ろ向きなものから、残された時間をより充実して暮らすためにも生前整理は必要だという前向きな考えが浸透しつつあります。

しかし親世代ではどうかというと、まだまだ生前整理に対してマイナスイメージを持つ方も少なくありません

そのため、子どもから生前整理について切り出されると「自分に死ねと言っているのか」と話し合い自体を拒んでしまうのです。

生前整理を切り出す際に気を付けたい3つのポイント



帰省などゆっくり話せるタイミングで、生前整理について話し合いたいと考えている方も多いと思います。ここでは、話を切り出す際に気を付けたいポイントを3つにまとめました。

ポイント① 自分の持ち物から整理する


親世代の生前整理への抵抗を減らすには、まず自分が生前整理に取り組むのがおすすめです。実家に置いたままになっている私物があれば、帰省を利用して片付けてみるのはいかがでしょうか。

自分の荷物ならある程度自由に片付けられますし、場所が空けばその後の整理も進めやすくなります。片付いてすっきりした部屋を見れば、生前整理後の新生活への前向きなイメージも作りやすくなるでしょう。

生活に影響しない部分から、少しずつ取り組んでいくことが大切です。

言葉選びに気を付ける


生前整理を勧める際は「亡くなったあと」ではなく「これからの生活」に視点を置いて話すことをお勧めします。

生前整理は亡くなったあとに備えて行うものですが、自分が亡くなったあとのことを考えるというのは精神的に負担がかかるものです。また、言葉の選び方次第では感情的に拗れてしまい、話し合いどころではなくなってしまうことも。


・ちゃんと片付けてよ
・誰が後始末をすると思ってるの
・いつ何があるか分からないんだから
・もう年だし


なにげなく使ってしまいそうな言葉ですが、こういった言葉を使うのは避けましょう。

これからの生活が快適で充実したものになるように片づけをする、という視点を常に忘れないことが大切です。

親の家であるという意識を持つ


忘れがちなことですが、実家はあくまで「自分が生まれ育った家」であり、自分の家ではありません。話をするときも、実家に関する決定権は親にあるということを忘れないようにしましょう。

自分にとっては無駄だと思えるようなことも、親にとってはそうでない可能性もあります。親には親の生活があるという気持ちを常に持ち、尊重する姿勢を忘れないようにしたいですね。


クヨカサービスでは生前整理や断捨離などに関するご相談を受け付けています。家一軒まるごとの生前整理から大物家具の運び出しまで、ご依頼主様のご予算やご事情に合わせたプランをご提案いたします。

生前整理をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。





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