遺品整理で出てきた大量の写真を整理・処分するコツを解説します
2025-04-09
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県などで遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。
当社に寄せられる遺品整理のご相談でよく耳にするのが、「写真やアルバムの山をどのように整理すれば分からない」というお声です。
故人の人生を記録した写真をゴミとして処分するのは、気が進まないものです。しかしすべてを残しておくのは現実的ではないし……とお困りの方が多いようです。
年々増えていく写真には大切な人たちの面影が残っていますが、どこかで区切りをつけて整理していくことも大切です。
この記事では古い写真やアルバムを整理・処分する際に知っておきたいポイントを解説しました。ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
写真整理を始める前に考えること
遺品整理における写真整理とは、単にモノを減らして処分するというだけでなく、故人の思い出と向き合い、気持ちを整理するという意味も持っています。
故人の遺品を処分する作業には、どうしても罪悪感が生まれてしまいやすいものですが、自分たちが持っておける量を大切に引き継いでいくのも供養のひとつです。
気持ちにひと区切りをつける機会として、写真整理に取り掛かるのも良いでしょう。
写真やアルバム整理の基本手順
写真整理は、以下のような手順で進めていきます。
①処分する写真の仕分け
②写真のデジタル化やアルバム作り
③写真やアルバムの処分
ここでは、それぞれの手順を詳しく解説しています。
写真の仕分け方法
大量の写真を「残す」「デジタル化、もしくはアルバムにする」「処分する」の3つのカテゴリーに分けて仕分けていきます。
写真整理に限らず、遺品整理において最も時間と体力、気力を必要とするのがこの仕分け作業です。
「仕分けを始めたが、何日経っても終わる気がしない」「どこから手を付けたら良いか分からない」と当社に相談されるケースも少なくありません。
仕分けをスムーズに進めるには、どのような基準で写真を選ぶのかを事前に考えておくことが大切です。
仕分けの具体的な基準
仕分けの具体的な基準として、以下のようなものが挙げられます。
残しておいてデジタル化もしくはアルバムにする写真
・節目になる重要なイベントの写真(結婚式、出産、入学式、卒業式、家族旅行など)
・家族や親しい友人と映っている写真
・日々の生活風景が思い出されるようなスナップ
・故人の面影が伝わる映りの良い写真
処分する写真
・似たようなアングルの写真
・ピンボケや端が切れている写真
・プライバシーに関わる可能性がある写真
・故人が映っていない写真
・大量の風景写真
台紙付きの写真はどうしたら良い?
台紙付きの記念写真はかさばるので、残しておきたいが保管場所がない……というケースも多いものです。
そういった写真は台紙から外して、アルバムに入れ直すのもおすすめ。クリアポケットに入れるタイプのアルバムなら、1冊で数十枚の写真を収納可能です。
古い写真は糊が風化しているので、簡単に台紙からはがすことができます。もし外れにくい場合は台紙の裏をドライヤーで温めてそっとめくると、写真を傷めずに外すことができます。
写真のデジタル化やアルバムづくり
写真をデジタル化する最大のメリットは、スペースを大幅に節約できるという点です。また、古くなって変色した写真も、デジタル化することでそれ以上の劣化を防ぐことができます。
デジタル化する手段として、スマホアプリやスキャナを使ってデータ化する方法が一般的ですが、スマホやパソコンを使い慣れない方にとっては若干ハードルが高い面も。
ある程度の保管スペースが確保できる方は、アルバムを作るのもおすすめです。負担にならない冊数を決めておけば、残しておく写真を決める目安にもなります。
無理にデジタル化にこだわらず、あとあと見返しやすい方法を選択すると良いでしょう。
アルバムの捨て方は自治体によって異なる
アルバムの捨て方は、自治体によって分別方法が異なります。住んでいる市と違う場所で遺品整理をしている場合は、事前にごみの捨て方をよく確認しておくようにしましょう。
仙台市の場合、アルバムは家庭ごみとして出すことができますが、一度に出せる量が45リットル(10kg)以下と定められています。大量に出す場合は臨時ごみの申し込みが必要になるので注意しましょう。
また、人物が映っている写真をそのまま捨てるのは、個人情報の観点から避けたほうが無難です。ハサミやシュレッダーで断裁してから処分するほうが良いでしょう。
大量の写真を整理するならプロに依頼する方法も
写真の整理は故人の供養という点からも大切な作業ですが、仕分けから整理までとなるとかなり負担がかかるものでもあります。
大量の写真を整理・処分しなければならない場合、他にも整理する遺品がある場合は思い切ってプロの遺品整理業者に依頼するという選択肢も。
クヨカサービスでは遺品の仕分けから不用品の処分、買取までワンストップで承っております。捨てづらい写真の山や、処分に手続きが必要な家電も一度に処分可能です。
お部屋の広さや作業量によって所要時間は異なりますが、一般的なお荷物の量であれば1~2日ですべての作業が完了します。
サービスエリア内であれば出張料金はかかりません。ご相談やお見積りも無料で承っておりますので、お困りの方はどうぞお気軽にご相談ください。
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