ご相談・お見積

無料

電話受付時間

9:00~20:00

孤独死を発見したらどうする?<後編>


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。


前回のブログでは、「孤独死を発見したときにやるべきこと」として、「警察に通報することの大切さ」と、「孤独死発見からの流れ」を紹介しました。


今回は、「親族が孤独死したと連絡があったときにどうすべきか」について考えていこうと思います。

親族が孤独死した際に、やるべきこと


警察が孤独死の現場検証や家宅捜索を行い、事件性がないと分かれば親族に連絡が来ます。連絡を受けると、遺体の引き取りを行うか、拒否するかを決めなくてはなりません。


引き取りを決めたら、警察にて孤独死状況の説明を受けます。死体検知書を渡されますので、受け取ったら数枚コピーしておきましょう。家宅捜索の際に回収された通帳等や部屋のカギもここで返却されます。また、遺体を預かっている葬儀社や部屋の管理会社等の情報を受け取ります(※通常、遺体は葬儀社が遺体専用の保管庫で預かってくれます)。


警察でのやり取りが終わったら、やるべきことは大きく分けて3つあります。

■葬儀の手配
■お部屋の清掃(特殊清掃の手配)
■遺品整理

それぞれ見ていきましょう。

葬儀の手配


孤独死の場合、遺体の損傷が大きいケースが多いので、現地で火葬し、お骨のまま葬儀をする「骨葬」を行うのが一般的です。住民票のある地域での火葬は搬出費用がかからないので、料金を抑えることができます。


警察から得た情報を参考に、早急に火葬・葬儀の手配を行いましょう。健康保険に加入していた場合は、葬儀を行った人に埋葬費(埋葬料)が支給されますので、その手続きも忘れずに!

お部屋の清掃


葬儀と並行して早急に進めたいのが、亡くなった部屋の清掃です。特に、賃貸住宅の場合は管理会社への明け渡しも必要なので、対応にスピードが求められます。持ち家であっても、ご近所さんに迷惑をかけないために、早めの対処が求められます。


孤独死の現場は、遺体の腐敗臭や腐乱臭、害虫などが発生していて、普通の清掃では手におえません。


「特殊清掃」を専門に行っている業者を探し、対応を依頼しましょう。不用品も整理したいからと、買取業者や便利屋さんに対応を依頼する人もいますが、それはおすすめしません。完全な清掃ができず、「見た目はきれいなのに、臭いがきつく残っている」というケースも多いからです(実際、当社にも「他の業者に頼んだが、ダメだった」というご相談が多く寄せられます。


ホームページ等で情報収集し、迅速に対応してくれる特殊清掃業者を探しましょう。当社は365日対応しますので、お困りの際はご連絡いただければと思います!

遺品整理


お部屋の原状回復が完了したら、遺品を整理します。相続するもの、形見分けをするもの、処分するものに仕分けていきます。一人分の荷物とは言え、死に直面し、精神的にダメージを受けている中で荷物を片付けるのは、大きな負担となります。


そんな時には、遺品整理業者の手を借りるのもオススメです。遠方で時間が取れない、退去のために急いで片付ける必要があるという場合でも、プロの手を借りれば1日~3日程度で作業が完了します。見逃しがちな貴重品や書類も見つけてもらえるので、仕分けもスムーズに進むはずです。


また、「モノ」の整理だけでなく、「サービス」の整理も忘れずに。公共料金、固定電話、クレジットカード、携帯電話等の解約や名義変更の手続を行ってください。


年々数が増えている孤独死…。残された人は、故人を偲びながらできる限りの供養をするしかありません。しかし、孤独死の連絡を受けると、「何から手を付けていいか分からない」と頭が真っ白になってしまうもの。


そんな時は、自分達だけで抱え込むと負のループに陥ってしまいます。落ち着いて専門業者を探して相談しましょう。宮城県内・東北地方の特殊清掃でお悩みの方は、私たちにお気軽にご相談ください!誠心誠意、供養のお手伝いをさせていただきます。





お問合せメールフォーム

このページがあなたにとって役に立ったと感じたら下のボタンから共有をよろしくお願いします。