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下水道に紙おむつを流す実験を国交省がスタート。介護臭の解消につながる?

2018-05-28


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。


育児や介護で欠かせないのが「紙おむつ」。現在は家庭では「可燃ごみ」、施設からは「業務用ごみ」として処分されていますが、重量や臭いの凄さから、決して処分も簡単ではありません。


使用済み紙おむつの処理について、大きな転換が行われるかもしれないというニュースが報じられました。介護や保育の現場で出る大量の使用済み紙おむつを、下水道で流して処理できるかどうかの実証実験を、国土交通省がこの夏にスタートするというのです。


下水道に紙おむつ流せる?…国交省が夏にも実験
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180521-OYT1T50047.html


これは、介護臭の改善にも一役かいそう。ぜひ実現を進めて欲しいものです。

介護の大きな悩み「臭い問題」


介護に携わる人の大きな悩みになっているのが、介護にまつわる臭いの問題。「介護臭」と呼ばれ、最近は専用の洗剤や消臭剤もたくさん発売されています。


介護が必要になると、紙おむつに頼らざるを得ませんし、それでも排泄に失敗することがあります。お風呂にも毎日入れるとは限らないので、体臭とあいまって独特の臭いが発生し、染み付いてしまうのです。


仕方がないことではありますが、家族や施設で働く立場としては、少しでも改善したいというのが本音ですよね。今回の実験がうまく進み、臭いの比重の大きい紙おむつを下水に流すことができれば、介護をする側の負担は大きく軽減されると思います。いくらゴミとして処分できるとは言え、回収日は限られています。


保管している間にも腐敗が進み、臭いがきつくなるばかり。蓋付きのゴミ箱や、不快な臭いをカットするゴミ袋などもありますが、完全に臭いを断てる訳ではありませんし、なにより費用もかかります。おむつを替えるたびに処分できれば、清潔ですし、ゴミ出しの負担も軽くなります(オムツのごみって、水分を吸っているから重いんです^^;)。


実験だけで終わらず、ぜひ実用化させて欲しい!と思います。

下水道に紙おむつ、どうやって流す?


このニュースを見て気になったのが、どうやって紙おむつを流すのかということ。紙おむつにはポリマーが使われているので、そのままは流せそうにありませんよね。


環境工学の専門家や自治体の下水道担当者による検討会で検討が重ねられていて、

・専用機械でオムツを切断して、流す
・機械で紙おむつを洗って分離し、きれいになった紙おむつをゴミに出す(汚物は下水管へ)

などの方法が考えられているそうです。


使用済み紙おむつをそのままトイレに…という状況になるには、まだまだ時間がかかりそう…ですが、赤ちゃんにとっても高齢者にとっても紙おむつはなくてはならない存在。そう遠くない将来に、抜本的な解決策が見つかることを期待しています。

染み付いて取れない介護臭のお悩みは、消臭の専門業者へ


介護をするなかで、たくさんの苦労があると思いますが、「臭い」は取り除くことができます。染み付いた臭いはもう取れない…と諦めずに、当社のように消臭を得意としている業者に相談してみてください。


高性能な脱臭機を使うことで、市販の消臭剤では得られなかった効果を実感することができます。


また、同時にお部屋の状況を確認し、介護しやすい・生活しやすいお部屋になるよう、リフォームをご提案することも可能です。昔ながらの一軒家には段差も多いので、スロープを付けたり、手すりをつけたりするだけでも家庭内事故を減らすことができますよ。


お困りの方は、お気軽にご相談くださいね!





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