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現金が捨てられる!? ~“忘れもの”急増の謎~

2018-01-23


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。


先日のNHKクローズアップ現代で、気になる特集が放送されていました。
今、「現金が捨てられる」という事態が増えているそうです。


現金が捨てられる!? ~“忘れもの”急増の謎~
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4085/


この話題は、遺品整理業界とも関連しています。今回は、遺品整理の現場の視点も踏まえて、この問題を考えてみたいと思います。

増えている「現金の忘れ物」の背景には何がある?



今、巨額の現金がゴミの中から見つかるケースが相次いでいるそうです。


例えば、奈良県で2,000万円、群馬県で4,200万円が見つかっているとか。いずれも、ゴミの中から発見されています。これほど高額な例でなくても、とある清掃センターでは、「分別されたタオルの中から20万円」「布団にくるまれた封筒の中から50万円」という額が見つかっているといいます。


これらの多くが、おそらく故人の遺した「タンス預金」。異例の低金利政策が続いていることもあり、将来に不安を抱えた高齢者がタンス預金をふくれあがらせていて、専門家によればタンス預金の総額は45兆円とも推測されているそうです。


仮に自分の両親がへそくりをしていたとしても、どこにしまっているかは知りません。そんな「持ち主以外知らないお金」がたくさん捨てられているというのが現状と言えそうです。


実際、私たちが遺品整理の現場で「タンス預金」や「へそくり」を発見し、ご依頼者様に感謝されるというケースも少なくありません。意外とみなさん存在を知らないことが多いんです。

遺族が驚く遺品が見つかることも


価値の高い遺品としては、現金以外にも宝石などの貴金属が挙げられます。


クローズアップ現代で紹介されていた事例では、一人暮らしの91歳男性が亡くなった部屋から、18金のネックレスが見つかっていました。この案件のご依頼主は、体が不自由で故人では遺品の片付けが難しかった女性。自分では見つけられなかった想い出の品が発見され、感謝の意を述べていたのが印象的。


こういったケースは現場でも多く、遺品整理の際には隅々まで確認することを徹底しています。実際、ソファーやタンス等の家具の隙間、服やカバンの中から貴重品を見つけてお返ししています。


特に、故人と離れて暮らしているような場合は、「こんなものを持っていたなんて知らなかった!」と驚かれることがほとんどです。

不用品として一気に処分せずに、丁寧な遺品整理を


巨額の現金が発見されたというニュースを紹介しましたが、これは現金だったから見つかったようなもの。小さな宝石やアクセサリーであれば、誰にも気づかれないまま処分されてしまっている可能性も十分あります。


遺品のすべてを引き取るのは難しいので、不用品は処分することになると思います。しかし「ゴミだから」とひとくくりにして廃棄してしまうと、大切なものを失ってしまうかもしれません。


故人の生きてきた証を振り返るためにも、遺品整理は丁寧に行っていただきたいと思います。量が多くて自分では難しい、忙しくて時間が取れないという場合には、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。遺品整理業者は、不用品を仕分け・処分するだけではなく、遺品を一つひとつ確認して仕分けするというステップを踏みます。自分では見つけられれない遺品も、しっかり確認してもらうことができますよ!





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