先日宮城県名取市でごみ屋敷清掃を行いました。
今回のご依頼は、仕事で宮城県から東京へ転勤になるためアパートの片付けをしてほしいという内容のご依頼でした。
お見積に伺うと1Kのアパートが玄関からごみでいっぱいになっており、お部屋は天井までの高さ半分位までごみが堆積していました。
「部屋のごみを捨てようと思っていながら捨てられず、自分で片付けられないレベルになってしまいました。転勤で引っ越すのにどうしようもなくなり弊社のHPを見て依頼しました。」とのことでした。
貯金通帳と印鑑、時計、ハンドマッサージ器があると思うので残してほしいのとその他現金や貴重品が出てきた場合は残して下さいとのことでした。
作業当日は事前に鍵をお預かりし、立会いは無しでの作業です。
お部屋は食品の腐敗臭が強めで、30度を超える夏の作業は鼻を強烈に刺激します。
部屋数の少ないごみ屋敷の場合、作業で困難なのは分別したゴミを置くスペースがないことです。
また、高さの半分まで堆積したごみの中から残す物を見つけなければいけませんので、丁寧に分別を行う必要があります。
自治体によりごみの分別方法は異なりますので名取市の分別方法に沿って分別していきますが、ごみ屋敷の分別は量が多いのと色々な物が混ざっているために大変です。
玄関を入ってすぐ右脇にキッチン、左脇には浴室・トイレがありましたが、ごみでいっぱいですぐにはお部屋にたどりつけない状態のため、まず玄関と浴室を片付け、空いたスペースに分別したゴミを置いていきます。
その後はキッチン→トイレと片付けを進めごみを置くスペースを確保して行き、お部屋にたどりついた所で玄関側と窓側の両サイドから片付けて行きました。
1Kでしたが大量のごみが出ました。
最後は分別したごみを搬出し、名取市の一般廃棄物処理業者によりゴミの収集を行い作業終了です。
依頼者様から残してほしいと言われました品物は全て見つけることができましたので、翌日の作業完了のご報告時にお渡ししました。
依頼者様は「ごみは溜めちゃダメですね。ありがとうございました。」と恥ずかしそうにしていました。
近年、ごみ屋敷清掃の依頼は多くなっています。
ごみは溜まらないうちに捨てるのが大切ですが、もしお困りの際には【全国をキレイに!全国に笑顔を!】のクヨカサービスにご相談下さい。