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ゴミ屋敷化した故人の家 どうやって整理を進める?やるべきことを解説

2023-06-28



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。

ひとりで暮らしていた親族が亡くなったが自宅がゴミ屋敷化しており、どこから手を付ければ良いか分からないというご相談をお受けすることがあります。

この記事ではひとり暮らしの高齢者がゴミ屋敷に陥りやすい理由や、遺品整理の進め方について解説しています。

ひとり暮らしの高齢者がゴミ屋敷に陥ってしまう理由



ゴミ屋敷になってしまうのはだらしないからだと思われがちですが、決してそれだけではありません。ひとりで暮らしている高齢者特有の、やむを得ない背景もあるのです。
ここでは、その理由について解説しています。

体力の低下や病気


年齢を重ねると体力の低下や病気によって、身体の自由が利きづらくなります。そのため、今まで簡単にできていたことができなくなったり、億劫に感じるようになってしまいます。

モノやゴミが散乱して散らかっているのは自覚していても、思うように片付けができず、ゴミ屋敷状態に陥ってしまうのです。片付けたいという気持ちはあるのに思うようにならないストレスで、心身のバランスを崩してしまう方も少なくありません。

また、散らかっていて恥ずかしいという気持ちが邪魔して、周囲に助けを求めにくくなるのも特徴です。

認知能力の低下


加齢や認知症などによって心身の認知能力が低下するのも、ゴミ屋敷に陥る原因のひとつです。必要なものと不要なものを仕分けて袋にまとめ、決まった日時に出しにいくという一連の流れは、認知能力が低下している方にとっては難しい作業のひとつです。

必要なものとゴミと区別ができなくなったり、ゴミの収集日が分からなくなってしまい、家の中にゴミや不用品がどんどん溜まってしまうのです。

心の孤独を埋めるため


ひとりで暮らしているご高齢の方は、自分でも自覚していない孤独感や不安を抱えているケースが少なくありません。その寂しさや心のすき間を埋めるように、手元に大量のモノを置いてゴミ屋敷化してしまったという事例を、当社でも多く担当してきました。

はたから見たらゴミですが、ご本人にとってはゴミという認識はありません。いくら片付けても、どこからかゴミを拾ってきてしまうというのは、このような事情も考慮すべきでしょう。

ゴミ屋敷化している故人宅を整理する方法



ゴミ屋敷化している故人宅の整理を進めるにあたり、自分たちでやるか業者に任せるか迷っている方も多いと思います。
ここでは、二つの方法のメリットとデメリットについて解説しています。

自分たちで片付ける


できるだけお金を掛けずにゴミ屋敷を片付けるなら、仕分けから廃棄まで自分たちでやるのが一番安く上がります。

ただし遺品整理というのは、想像以上に時間と労力がかかるものです。それがゴミ屋敷となるとなおさらでしょう。大型家具や家電の廃棄、処分方法の分からない不用品など、個人の手には負えない作業も少なくありません。

充分な人手と技術、資材がある場合のみ検討することをおすすめします。

プロの業者に依頼する


遺品整理業者に依頼する最大のメリットは、時間と労力を大幅に節約できるという点です。業者が大型家具や大量の廃棄物を処分してくれたり、保管すべき遺品を仕分けしてくれるので、自分たちは別の作業に集中できます。

ただし、残念ながら悪徳業者によるトラブルが頻発しているのも事実です。


・相見積もりで比較する
・キャンセル料や追加料金について確認する
・契約を急かすなど不審な動きがないか


以上のような点をチェックして、信頼できる業者か慎重に判断することも大切です。

費用を抑える方法はある?



業者に依頼したいが予算に限りがある場合、一定部分を自分たちで作業することで費用を抑えられることがあります。

遺品整理は片づける部屋の広さや部屋数、整理するモノの多さによって変わります。自分たちで整理できるものは整理して、大型の家具や廃棄物など、自分たちでは難しいものだけを業者に撤去してもらうことで、費用を節約できる可能性があります。

当社ではお客様のご予算に応じて作業範囲を限定したり、費用を抑える方法をご提案しております。どうぞお気軽にご相談ください。

遺品整理の時に捜索しておきたいもの


遺品整理の際に必ず捜索しておきたいのが、貴重品や写真、重要書類などです。故人のお部屋に入ったら、最優先で捜索しておきたいものは以下のようなものです。


・遺言書
・預金通帳やカード
・印鑑
・年金手帳
・貴金属
・現金
・不動産や保険関連などの契約書類
・骨董品や美術品
・遺影になる写真
・住所録
・金庫
・コレクションしていたもの


貴重品は思いがけないところに隠されているので、箪笥や引き出しのすき間などくまなく捜索するようにしましょう。探してもどうしても見つからない場合は、遺品整理のプロに依頼するのもひとつの方法です。


貴重品は一目で価値が分かるもの物と、専門家でないと価値が分かりにくい物があります。現金や貴金属は価値が分かりやすい一方、コレクションアイテムは価値が伝わりにくいものです。
遺品の活用方法については、当社でも買取やリサイクルを行っています。


ゴミ屋敷の片付けというのは、実際にやってみると膨大な時間や労力がかかる大変な作業です。

相続の手続きやさまざまな契約解除には時間の制限があるため、遺品整理にはスピード感も求められます。当社では経験豊富なスタッフが、お客様のご事情に合わせたプランを提案しています。
どうぞお気軽にご相談ください。





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