先日宮城県仙台市で特殊清掃、遺品整理を行いました。
今回の案件は、関西地方に住んでいるご親族の方より、仙台市に住んでいる親戚が賃貸のアパートにて孤独死してしまったため、特殊清掃と遺品整理をしてほしいとのことでした。
現場の状況としてはキッチンで亡くなっていましたが、死後1か月以上経過していたこともあり体液も広範囲に広がっている様子が見て取れました。
作業を始めると、フローリングに汚染は進んでおりましたので洗浄しましたが、臭いがまだ残っている状態でしたので、フローリングの他に、壁のクロスと、キッチン、トイレのクッションフロアも全てはがしていきました。
すべて剥がした段階で臭いは大分軽減はされましたが、木材や石膏ボードにも臭いは移ってしまうので、消臭剤を噴霧後オゾン脱臭機を使用し、消臭作業も行いました。
後日確認の為現場に向かうと臭いもほぼ押さえられてはいましたが、どうしても押し入れに臭いが染み付いてしまっている状態でしたので、解体する予定のフローリングや、クロスのリフォームとともに、押し入れのリフォームもご提案させて頂くとご契約をいただくことができましたので、作業完了後後日作業事例にてご報告させていただきます。
また、遺品整理については、部屋の中の物は基本全て処理してほしいとのご依頼でしたが、整理中に出てきたお写真や、身に着けていたと思われるアクセサリー等を残して、完了報告の際に依頼者の方へお渡ししたところ『思い出の品だったものや、とても懐かしい写真なので見つけて頂いてありがとうございます。』と目に涙を浮かべながら感謝のお言葉をいただきました。
今回のように賃貸の物件等では、臭いが残ってしまうと次に入居される方への影響も心配されます。我々は片付けて終わりではなくリフォームのご提案から原状回復まで一貫してご対応させていただいておりますので、遺品整理以外でもお困りのお客様や大家様、不動産会社様もぜひ、クヨカサービスへご相談下さい。