先日、福島県福島市で特殊清掃を行いました。
福島市の不動産会社さまより、トイレにて孤独死していたとのことで特殊清掃、遺品整理のご依頼をいただきました。
住まわれていた所は賃貸アパートで、他の住人の方も住んでいらっしゃるとの事でしたので、早急に対応してほしいとの事でした。
依頼者さまは相当お困りのようで、依頼のお電話をいただいてからすぐ現場へ向かいました。
現場の状況としては、トイレ内で亡くなっていたことで、床全面に体液がまわっており、吐血したのか壁にも体液は飛び散っている状態でした。
また、臭いレベルもとても強く死後1カ月以上は経過しているようです。
今後リフォームを予定されているとの事でしたので、汚染の激しい便器、壁のクロス、床は撤去していきます。
まず、便器を取り外すと便器とクッションフロアの隙間から体液が漏れていっているのが確認できました。
つづいてクッションフロアを剥がすと、床開口部へも体液は漏れ出ており、最終的には床下まで体液は垂れてしまっていました。
床下は布基礎だったため、汚染されている表層の土を4~5センチほど撤去し、床下には除湿剤を撒き解体に伴う開口部をふさいで作業は終了しました。
ひとつひとつ作業を進めてもその先へ汚染は進んでいたため、特殊清掃、一部解体についてはとても苦労しました。
特殊清掃・一部解体の作業終了後、遺品整理作業へ移り宅内の物はすべて撤去いたしました。
また、こちらのお部屋は今後フルリフォームされるという事で、弊社より原状回復までのお見積もご提案させていただいております。リフォームまで行った際には後日作業事例にてご報告させていただきます。
今回の案件のように、お困りの不動産管理会社さま、オーナーさま、たくさんいらっしゃると思います。
特殊清掃以外でも迅速な対応、的確な作業には自信はあります。些細な事でも何かお困りごとがありましたら、クヨカサービスへご連絡ください。