先日仙台市若林区で福祉整理・ゴミ屋敷清掃を行いました。
今回は行政関係の方からお見積りの問い合わせをいただいた内容です。
現在お住まいになられている入居者の方が、施設に入居する際の福祉整理・残置物撤去の依頼です。
お見積りのご相談をいただいている段階でゴミの量が多いとの事は把握しておりました。
現地を確認させていただきましたが、年月が経っているゴミが多く確認できました。
入居されていた方は認知症になってしまったとの事で、ここ数年でゴミ屋敷みたいな状態になったとの事です。
ゴミ屋敷になってしまった物件は、年々増加傾向にあり私達も多くお問い合わせをいただきます。
ゴミ屋敷になるまでには段階があり、多く共通している事は単身で生活されている方の割合が多いです。
様々な予防策はありますが、周りの方が様子を伺ったり、小まめに連絡を取るなど、少しでも一人の時間の割合を少なくしてあげる事が優先です。
遠方で生活する家族が増えている中で、こういったケースが増加しております。
人間は一人では生活ができません。周りの方の少しの協力で改善されるケースもあると思います。
作業当日は暑さも厳しく体力的にも厳しい作業となりました。
夏場になり気温が上昇する事で臭いも増加します。
作業スタッフの体調に気をつけながら作業を進めさせていただきました。
報告の際に「自分ではどうする事も出来なかったが、今回依頼して本当に良かった」と息子様から感謝のお言葉をいただきました。
話を伺うと以前にも一度整理を依頼したが、ここ数年でまたゴミ屋敷の状態になってしまったとの事です。
今回ご依頼いただいたお客様も遠方で生活されており、ご両親とは年に数回しか会う機会がなかったそうです。
前半にも書きましたが、周りの方が小まめに生活状況を確認する事が大事だと改めて感じました。
このようなケースでお悩みの方は多くいらっしゃいます。
部分的な清掃や提案も行えますので、お悩みの方いらっしゃいましたら、是非ご相談下さい。