花粉症対策は早めが肝心 花粉症を防ぐ掃除のコツを解説します
2025-02-19
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理のご依頼を承っております。
春になるとやってくる、花粉や黄砂。くしゃみや鼻づまり、頭痛にお悩みの方も多いのではないでしょうか。人によっては、外よりも家に帰ってからのほうが症状が強く出ることも。
花粉症を防ぐには花粉を室内に入れない工夫と、確実な掃除が欠かせません。この記事では花粉症を防ぐ掃除のコツと、花粉を家に入れないためのポイントを解説しています。
目次
花粉症が始まるのはいつから?
花粉症の原因になる植物はスギやヒノキ、ブタクサなど多岐に渡りますが、花粉の飛散が早いのはスギ花粉です。早い時で1月下旬から飛散が始まり、6月ごろにある程度収束します。
しかしそれを引き継ぐようにヒノキやブタクサ、イネ科花粉の飛散が始まります。花粉が集中するのは春先ですが、年中を通して何らかの花粉は飛散していると考えたほうが良いでしょう。
花粉症対策の掃除は水拭きが基本
掃除の基本は「乾いたものは乾いたまま取り除く」ことですが、花粉に関しては例外です。花粉や黄砂は非常に軽く、少しの動きでも舞い上がってしまいます。そのため、いったん湿らせてから拭き取ることで花粉が舞い上がるのを防げるのです。
ここでは花粉が溜まりやすい場所を中心に掃除方法を解説していきます。
玄関
玄関は花粉が最も溜まりやすい場所のひとつです。乾いた泥やホコリはホウキなどで一気に掃きだしたくなりますが、乾いた状態だと花粉が大量に舞い上がってしまいます。
ホコリを舞いあげないように掃き掃除をするには、ちぎった新聞紙を濡らして掃除したい場所に撒きましょう。濡れた新聞紙が汚れや花粉を巻き取ってくれるので、効率的に掃き掃除ができます。
この方法はホコリだらけの床を掃除する際にも使える方法です。新聞紙が床に貼りつかないよう、水分をしっかり絞ってから撒くのがポイントです。
窓やサッシ
窓やサッシも花粉が大量に付着する部分です。特に網戸の細かい目には花粉や汚れが残りやすいので、濡れ雑巾でしっかり拭きましょう。
網戸掃除には乾いたブラシで汚れをかきだすことが推奨されていますが、花粉が舞い上がるので避けましょう。多少時間はかかりますが、濡れ雑巾や濡らしたスポンジで根気よくホコリや汚れを拭き取ることが大切です。
窓サッシも見落としやすい場所ですが、飛来した花粉やホコリが溜まりやすい場所です。硬く絞った雑巾で水拭きしましょう。
電化製品
エアコンや空気清浄機のフィルターには、集積した花粉が付着しています。水洗いが可能なフィルターは定期的に洗浄してきれいな状態を保ちましょう。
テレビの裏やパソコンも、静電気でホコリを吸い寄せやすい場所です。水拭きでホコリを取りのぞきたいところですが、電化製品に水分は禁物です。ハンディワイパーなどでやさしくホコリを拭う程度に留めましょう。
使ったあとのハンディワイパーには花粉が大量に付着しています。使い回さずにすぐ廃棄することをおすすめします。
布製品
花粉を取りのぞくには丸洗いが一番です。洗濯表示を確認したうえで、洗えるものはこまめに洗ってしまいましょう。
洗濯の際には静電気防止剤が含まれている柔軟剤を使うのもおすすめです。静電気防止剤の作用で、花粉が布に付着しづらくなります。
洗えないものは掃除機をかけ、布用除菌消臭剤をかけておきましょう。こちらも静電気防止剤が含まれているものを使うと、花粉の付着を防ぐことができます。
花粉を家に入れないためにできる毎日の工夫
花粉症を抑えるには掃除にくわえて、日々のちょっとした工夫も大切です。ここでは花粉を家に入れないために、毎日できる工夫をご紹介します。
加湿器を活用する
加湿器で部屋の湿度を上げると、空気中に浮遊している花粉や黄砂を水滴がキャッチして床に落とす効果が期待できます。
また、湿度が高くなると鼻やのどの粘膜が潤うので、花粉が付着しにくくなります。花粉の飛散時期は空気が乾燥しやすいものです。定期的に加湿器を付けて快適な湿度を保つことが大切です。
一度着た服はそのまま部屋に持ち込まない
花粉が飛散している時期は、外出着にも大量の花粉が付着しています。それを着たまま部屋に入ると、大量の花粉を持ち込んでしまうことに。
帰宅したらコートや帽子、マフラーなどに粘着クリーナーをかけて、ホコリや花粉を取りのぞきましょう。玄関先にハンガーラックなどを設置して、上着などはすべてここにかけるようにします。
「外で着た服はリビングや寝室に持ち込まない」というルールを家族で徹底して、花粉を玄関先でシャットアウトするようにしたいですね。
洗濯物は部屋干しする
花粉症の定番対策として、洗濯物を部屋干ししている方も多いのではないでしょうか。シーツや枕カバーなどの寝具、バスタオルなどの大物は外に干してすっきりしたいものですが、花粉が多く飛散する時期は避けましょう。
からっと乾かしたいのであれば、ドラム式洗濯乾燥機やコインランドリーを活用するのもおすすめです。
花粉症対策は早めが肝心
当社では生前整理や遺品整理で多くのお家に伺っていますが、ホコリや花粉が堆積するなかでの作業はプロの立場からみてもなかなかきついものです。
本格的に花粉の飛散が始まる前に、家族全員で花粉症対策を行うことが大切です。
このページがあなたにとって役に立ったと感じたら下のボタンから共有をよろしくお願いします。