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不要になった仏壇の処分方法は? 注意点を解説します

2023-12-13



生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。

ライフスタイルや住宅事情の変化で、仏壇の扱いにお困りの方が増えてきました。当社でも「仏壇を相続する人がいない」「仏壇が大きすぎて引き取れない」というお声を耳にします。

この記事では不要になった仏壇の処分方法や、注意したいポイントについて解説しています。

不要になった仏壇を処分する方法



不要になった仏壇の処分方法としていくつかの方法が挙げられますが、ここでは比較的簡単な3つの方法を解説しています。

菩提寺で処分してもらう


最も確実なのは長年お付き合いのある菩提寺に、処分してもらう方法です。仏壇を処分する前に必要な魂抜きの法要から処分までを、一度の依頼でお願いできるのは大きなメリットといえるでしょう。

寺院でお焚き上げができなくても、懇意にしている業者を紹介してくれるケースもあります。


ただし付き合いの少ない親族の場合、菩提寺がどこになっているか分からないことも。また、寺院の方針によって対応が変わるので予想がつけにくいという問題もありますが、きちんとしたかたちで供養したいという方にはおすすめの方法です。

粗大ごみとして処分する


魂抜きをした仏壇は、ただの木の箱になるという考え方なのでごみとして処分することができます。

解体して燃えるごみに出すことも可能ですが、ほとんどの場合は指定の集積場や玄関前まで運ぶことになります。自治体によって回収方法や費用が異なりますので、事前に確認しておきましょう。


仏壇をゴミ捨て場に置くのは抵抗があるという方は、処分場に直接持ち込む方法もあります。

比較的安価で確実に処分できる方法ですが、大型の仏壇を運び出すには人手や機材が必要になることも。ある程度、人手や時間が確保できる方におすすめの方法だといえるでしょう。

不用品回収業者やリサイクルショップ


仏壇の種類によっては、不用品回収やリサイクルショップに引き取ってもらうこともできます。

出張費や処分費用が発生することになりますが料金には大きな幅があるため、事前の見積もりや情報収集が不可欠です。


場合によってはそれなりの価格で買い取ってもらえることもあるので、トータルでプラスになるケースも。
時間や手間を節約して処分を進めたいという方におすすめの方法です。

不要になった仏壇には魂抜きが必要


仏壇を購入する時には、ご先祖様と仏様を迎える魂入れ(開眼供養)を行っています。

仏壇の処分や買い替えを行う場合、菩提寺や同じ宗派の僧侶による魂抜き(閉眼供養)を行います。

これは仏壇から魂を抜くための儀式であると同時に、長年家族を守ってくれたご本尊に感謝を捧げる大切なものでもあります。魂抜きをしていない仏壇を処分するのは罰当たりとされており、引き取りを拒否されるケースもあります。

浄土真宗の場合


浄土真宗において亡くなった人の魂はお浄土に還り、仏壇やお墓には存在しないと考えられています。仏壇はあくまで阿弥陀如来に手を合わせる場所という扱いなので、魂抜きは行いません。

そのかわりご本尊に移動してもらう儀式として、遷仏(せんぶつ)法要や遷座(せんざ)法要を行います。

創価学会の場合


創価学会における仏壇は、勤行を行う場所とされています。

仏壇も特殊なため、一般の業者では引受けが困難です。創価学会専門の仏具店で相談すると良いでしょう。

仏壇を処分する際に気を付けること



仏壇は一度処分すると、取り返しがつきません。自分だけでなく他の親族にとっても満足いく結果になるよう、仏壇を処分する際に気を付けたいポイントを解説します。

本当に処分して良いのか確認する


仏壇を本当に処分しても良いか、親族に確認しましょう。仏壇は家族だけでなく、他の親族にも関係がある大切なものです。

特に高齢の方にとっては自分の身内が祀られていることも多いため、特に思い入れが大きいことも。

仏壇の処分にあたっては親族でしっかり話し合い、本当に相続する人がいないのか確認することが大切です。


処分した後で「聞いていない」「処分するくらいなら、こちらで引き取った」という声が出て、トラブルに発展するケースも少なくありません。

今後の親族関係にも関わるデリケートな事柄なので、しっかりと確認しましょう。

中身を確認する


仏壇を手放す前に、必ず中身をチェックしましょう。昔の仏壇には隠れ引き出しや二重底が備えられているものが少なくありません。

また、ご高齢の方は仏壇を貴重品の隠し場所にしていることも。当社で作業した現場のなかでも、仏壇の中から探していた貴重品が見つかったというケースはよくあります。

また、仏具によっては金が使われているので、売却してお金に換えられる可能性があります。本当に廃棄して良いものなのか、事前に確認しておきましょう。

遺品整理業者に依頼するという選択肢も



当社ではご依頼主様にかわり、仏壇をはじめとする遺品の供養を行っております。法要や仏壇回収のため寺院や業者を手配する必要がなく、ワンストップでさまざまな作業を終えられるのは大きなメリットといえるでしょう。

お焚き上げによる合同供養はもちろん、寺院で行う個別供養、お部屋をまるごと供養する訪問供養など、ご予算やご要望に応じてさまざまなかたちの供養をご提供いたします。

また、当社のスタッフは多くの遺品整理の現場で作業を行ってきた経験から、古い仏壇の構造も熟知しています。ご依頼主様が探しきれなかった部分の捜索もおまかせください。

ご相談や見積もりは無料で行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。業務経験豊富なスタッフが、ご依頼主様のご事情や予算に合わせて最適なプランをご提案いたします。





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