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元気なうちから少しずつ。生前整理で捨てるものの決め方

2022-06-13


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。


終活という言葉が一般的になり、まだまだ体力や気力が充実している50代から生前整理に取り組む方も増えてきました。その中でよく聞かれるのが「何を捨てて良いのか分からない」「モノが多すぎて、手が付けられない」というお声です。


この記事では生前整理にあたり、捨てるべきものと残すべきものの考え方について解説しています。

生前整理に「早すぎる」はない


50代から終活や生前整理に取り組んでいるというと「まだ早いんじゃないの?」や「死ぬときのことを今から考えるなんて」と言われてしまったという経験をお持ちの方は少なくありません。しかし生前整理は亡くなった後だけでなく、すっきり身軽な老後を迎えるためにも大切なものなのです。


一般的に「老後」と呼ばれるのは65歳~70歳前後といわれていますが、日本人の平均寿命は男性で81.64歳、女性で87.74歳(2020年時点)と年々長くなっています。「老後」と呼ばれる時期は短くとも15年、長ければ20年以上と意外と長いことが分かりますね。


年齢を重ねると今までの生活スタイルを変え、他人の手を借りなければならない場面もたくさん出てきます。そんな時にスムーズに新しい生活へ移行するには、家がすっきり片付いており、どこに何があるのか誰でも把握できるようにしておくことが大切です。


意外と長い老後生活を快適に過ごすという意味からも、生前整理に取り組むタイミングに「早すぎる」はないといえるでしょう。

生前整理で捨てるべきもの・残すべきもの


それでは、実際に生前整理に取り組む中で、捨てるものと残すものをどのような基準で分けていけば良いでしょうか?ここでは、そのヒントになるコツについてご紹介しています。

①まずは身近なところから始める


生前整理といってもどこから手をつければ分からないとお困りの方は、キッチン周りやドレッサー、洗面所など身近で目につきやすいところから始めてみるのがおすすめです。


毎日使う場所だから何があるか把握していると思っていても、実際に全てのモノを出してみると、存在すら忘れていたものが大量にしまいこまれていて驚かれると思います。賞味期限切れの食材や使い勝手の悪いキッチンツールなどを、この機会に処分してしまいましょう。


キッチンや洗面所のように毎日使う場所はモノが入れ替わるスパンが短いため、捨てるかどうか迷うものが比較的少なくて済みます。大型ごみも出にくいので、ごみ捨てがしやすいのもポイント。


また、毎日使う身近な場所がすっきり綺麗になると、片付けた!という実感も湧きますし、生前整理へのモチベーションも上がります。生前整理の取りかかりとしては、ぴったりの場所といえるでしょう。

②重いもの、高いところにしまってあるものから整理する


客用布団やアルバムなど、使用頻度の低いものを押し入れの天袋やクローゼットの上段などにしまっていませんか?脚立や椅子に乗らないと出し入れできない場所の荷物は、優先して整理するのがおすすめです。


年齢を重ねると、今まで問題なくできていた動きが急にできなくなることもあります。高いところにある荷物を取ろうとして転倒したり、重い荷物で腰を痛めてしまうなど、思わぬ事故につながってしまう可能性も考えられます。


ただでさえ高い場所にある荷物を取るのはおっくうなもの。客用布団を処分して来客時にはレンタル布団の利用を検討する、アルバムをデータ化して写真は処分するなど、重い荷物を少しずつ減らしていきましょう。

③捨てるものの基準を決めておく


片付けをしている中で必ず出てくるのが「あまり使わないけど、捨てるのは惜しい」という品物です。生前整理はとにかく物を捨てて減らすのが最優先とされることもありますが、あまり使わなくても思い入れがあって気に入っているものは、決断を先延ばしにするという選択もあります。

余裕をもってじっくり考えられるというのも、早めに生前整理を始めるメリットのひとつといえるでしょう。


とはいえ、すべてのものを残しておくことはできませんから「高かったけど気に入ってないものは処分する」「半年経って着なかった服は処分する」など、捨てるものの基準を設けて整理を進めていくのがおすすめです。

④一気に片付けようとしない


生前整理で最も避けたいのが、一気に作業を進めて疲れ果ててしまうということです。生前整理はこれまでの暮らしを見直して、よりシンプルに作り変えていくというとても気の長い作業です。


数カ月に一度まとめて作業するよりは日々の掃除の中に生前整理を組み込み、少しずつ気長に進めていくことが大切です。じっくり腰を据えて自分の暮らしや思い出と向き合うことで、本当に残しておきたいものも見えてくるでしょう。

大きい家具はプロの業者に依頼する方法も

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大きな家具やベッドなど自分たちでは手に負えない荷物の処分は、プロの業者に依頼するという方法もあります。クヨカサービスでは宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて、生前整理にお悩みの方からのご相談を随時承っております。


ご予算や作業内容などお客様のご要望に最大限添えるよう、心を込めて対応させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

参考:公益財団法人 生命保険文化センター





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