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安全に楽しく暮らすために 「おひとりさま」こそ生前整理が大切な理由

2023-05-31



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。

未婚率の増加やライフスタイルの変化により、ひとりで暮らす方は年々増加傾向にあります。ひとりで年齢を重ねて安全に暮らしていくためには、早めに住環境を見直して整理を進めていくことが大切です。

この記事では「おひとりさま」こそ生前整理が必要な理由について解説しています。

自宅内事故は思っているより多い



自宅は一日のうち最も長い時間を過ごす場所であり、安全な場所だと思われています。しかし、高齢者の事故の多くが自宅で起きていることをご存知でしょうか。

東京消防庁が令和元年に発表した救急搬送データによると、高齢者の事故で圧倒的に多いのが転倒事故でした。そのなかでも自宅での転倒事故は5割以上を占めており、道路などの交通施設を上回っています。

その次に多い落下事故でも、階段やベッドなど自宅で事故に遭ったケースが目立ちます。日常生活における事故は、思わぬきっかけで起きることが多いということが分かりますね。
参考:東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」

筋力や認知機能の低下によって高齢者の事故は増える


年令を重ねると、知らず知らずのうちに筋力や認知機能が低下していきます。今までなら簡単にできたなにげない動きでも、思わぬ事故の原因になってしまうのです。

床を這うコードにつまづいて骨折したのがきっかけで寝たきりになったり、認知症の症状が出てきてしまった、という事例が多くみられます。これは珍しいことではなく、家庭内の事故が原因で寝たきりになったり、認知症が進行してしまったというケースは少なくありません。

「おひとりさま」の部屋に最も大切なもの


ひとり暮らしの年配の方が住む部屋で、最も大事にしなければならないことは何でしょうか。それは、安全・安心な部屋であるということです。

ひとり暮らしの大きなリスクとして、事故や病気の際に発見が遅れてしまうという点が挙げられます。どれだけ気を付けても不慮の事態は起こりえますが、できる限り危険なポイントを減らすことはとても大切です。

具体的には、動線を見直してよく取り出すものは届く位置に置く、コードが床を這わないように家電を再配置する、などが挙げられます。若い頃は問題なく暮らせていたとしても、使いづらく危険な配置のままで生活することで事故のリスクは増大します。

思わぬ事故に遭わないためにも、少しずつ部屋づくりを見直していきましょう。

どこから始める?おひとりさまの生前整理



生前整理をしたいけど、どこから手を付けて良いのか分からない、という方も多いと思います。

ここでは、生前整理の始め方について解説しています。難しく考えずに、自分が暮らしやすい部屋作りを楽しむことから始めましょう。

まずは身近なところから


生前整理というと、使っていないものを処分するイメージを持つ方も多いと思います。おひとりさまの生前整理は、身近なところから始めるのがポイントです。

まずは、長い時間を過ごすリビングやキッチンの整理から手を付けましょう。重なって取り出しにくい食器棚や高いところにある鍋など、日々感じている使いづらさを少しずつ解消していきます。それを廊下や洗面所へと広げていき、シンプルで安全な動線で暮らせるようにしていくのです。

貴重品や大切なものも整理する


通帳や印鑑などの貴重品、もしもの時に必要になる保険証書などの重要書類も整理整頓しましょう。

遺された人たちが困らないよう整理しておくという意味もありますが、必要な時にすぐに取り出せるように整理しておくことは生前整理のうえでとても重要です。

ひとりで暮らすということは、通常以上に防犯面にも気を配る必要があります。費用は掛かりますが、据え置き型金庫や貸金庫の導入を検討してみるのもおすすめです。

自分が分かりやすいことが何より大切


おひとりさまの大きな楽しみのひとつとして、自分の好きなように部屋作りができるという点が挙げられます。

今までは家族の使いやすさを優先してきた方も、これからは自分の使いやすいような部屋作りができるのです。

使いやすさと掃除の楽さで家具を配置しても良いし、何となくここが心地良いという、自分の感性を優先させて置き場所を決めても構いません。「安全で楽しい部屋作り」がおひとりさまの生前整理の基本です。

モノを減らすにはどうすれば良い?



生前整理を進めていくうえで欠かせないのが、荷物の処分です。ここではモノを減らしていくときの考え方や、気を付けたいポイントについて解説しています。

ひとり暮らしに必要な家具は案外少ない


日々の生活で自分が使った家具を考えてみましょう。タンスやベッド、ソファなどがあると思いますが、案外少ないと感じた方が多いのではないでしょうか。家族や夫婦で住んでいた家にお住まいの方の場合、もう使わなくなった家具がそのまま置かれていることが少なくありません。

大型家具の処分はひとりでは難しいので、思い立ったその日にというわけにはいきませんが、徐々に減らしていくことを検討しましょう。

片付けはマイペースに進める


おひとりさまの生前整理は、マイペースに少しずつ進めていくのがポイントです。もし予定より作業が進まなかったとしても、住むのは自分ひとりですから誰かに咎められることもありません。

日々の掃除と一緒に少しずつ不用品を片づけていけば良いのです。部屋が徐々に自分だけのものに変化していく様子を楽しんでいきたいですね。

捨てづらい大物はプロの手を借りて処分を


整理を進めていくなかで出てきた、大型家具や不用品の処分にはプロの手を借りるのもひとつの方法です。

クヨカサービスは生前整理も多く取り扱っており、お客様のご事情やご予算に応じて最適なプランをご提案しています。不用品の処分だけでなく、仕分けや家具の配置換えなどおひとりでは難しい作業全般承っております。

生前整理に取り組みたいという方は、ぜひ当社までご相談ください。





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