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大切な家族の遺品 寄付や寄贈をしたいときはどうすれば良い?

2023-05-17



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。

遺品整理の際に悩ましいのが、まだ新しい品物や故人が大切にしていた品物です。大量にストックしていた介護用品や蔵書、衣類など、自分が使用する予定がなくても、そのまま捨ててしまうのは気が引けますよね。

そんな時には遺品を寄付・寄贈するという選択肢もあります。この記事では遺品の寄付・寄贈先や寄贈可能な品物、さらに遺品を寄付する際に気を付けたいポイントについて、解説しています。

寄付と寄贈はどう違う?



遺品の「寄付」と「寄贈」。どちらも無償で遺品を譲り渡す行為を指していますが、公共施設や学校などに贈る場合は「寄贈」、それ以外の場合を「寄付」と呼ぶのが一般的です。

寄贈は物品のみを指していますが、寄付は物品でも現金でも対象になるという特徴はありますが、両者に大きな違いはないといって良いでしょう。

それでは、実際にどのような施設や品物が対象になるかご紹介したいと思います。

寄付・寄贈の対象になる施設や品物の一例



寄付・寄贈をしたいと考えている遺品がどういったところで必要とされるのか、イメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。ここでは寄付・寄贈を受け付けていることが多い施設や、必要とされやすい品物についてまとめてみました。

図書館


大量の蔵書やマンガなどの書籍は、図書館で寄贈を受け付けていることがあります。寄贈された本は蔵書として運用されることもありますし、図書館の判断で市民や公的施設に譲渡されるケースも。

ある程度状態が良い本を有効に活用してほしいという場合は、図書館への寄贈を考えるのも良いでしょう。

学校


学校では運動用具や楽器、書籍などの寄贈を受け付けているケースが多いようです。ただし学校は多くの子どもが集まるので、運動用具や文具などの消耗品はある程度の数量がないと受け付けてくれないことも多いです。

トランペットやフルートなどの吹奏楽器は不足している学校が多いため、比較的多くの学校で受け入れてもらえるでしょう。

高齢者介護施設


高齢者介護施設ではタオルや衣類、紙パンツ、介護用シーツなどの消耗品が重宝される傾向です。

故人がお世話になっていた介護施設がある場合は、介護生活で大量にストックしていた消耗品や新品の肌着などを寄付できるか聞いてみると良いでしょう。

レクリエーションに使えるような楽器やテレビ、居室に設置できる空気清浄機などを必要としている施設も多いようです。

児童養護施設


たくさんの子どもたちが生活している児童養護施設ではタオルや衣類、掃除機などの家電製品の寄贈を受け付けていることが多いです。
参考書や書籍、衣類は入所している子どもたちの年齢に合ったものか、事前にきちんと確認するようにしましょう。

公民館


公民館ではタオルや掃除用品、未開封の紙コップなどの寄贈を受け付けていることがあります。

品物の範囲はあまり広くないケースがほとんどですが、寄贈を検討している遺品のなかで受け入れてもらえるものがないか聞いてみることをおすすめします。

障がい者福祉施設


障がい者福祉施設ではタオルや衣類。介護用シーツなどの消耗品にくわえて、療育に活用できる色鉛筆などの画材、スケッチブックや画用紙などの需要が高いようです。

故人のお世話になっていた福祉施設がある場合は、必要なものがないか聞いてみると良いでしょう。

博物館や美術館


寄贈のハードルはかなり高くなりますが、学術的に価値の高いものは博物館や美術館の寄贈対象となることがあります。

ここで気を付けなければならないのは、美術館では品物の鑑定は行ってくれないという点です。専門家による鑑定が済んだものだけを対象としているケースが多いことに注意しましょう。

ただし、大正時代以前の生活雑貨やその地域特有の祭事に用いられる品など、美術的価値は低くとも民俗学的な面から価値の高い品物も少なくありません。判断のつかない品は専門家に判断を仰いでから処遇を決めることをおすすめします。

各種非営利団体


社会には、さまざまな問題に取り組んでいる非営利団体があります。その活動内容に応じて物品寄付の募集をウェブサイトに掲載していることも。

たとえばこども食堂では、賞味期限や購入元がはっきりした食品を募集していますし、保護猫団体ではペットシーツや古新聞などを募集しています。どのような品物が必要とされているか、サイト等で確認してみましょう。

企業や団体


企業や団体でも物品の寄付を受け付けていることがあります。有名なところでは、UNIQLOやGUに設置されている衣類回収ボックスなどが挙げられます。

何度か着ているが汚れやシミがない衣類が大量にある場合は、こういった回収ボックスの利用を検討してみるのも良いでしょう。

寄付や寄贈を行う際の注意点



遺品の寄付や寄贈を行う場合、次の点に注意しましょう。

必ず寄付先に確認する


勝手に寄付を送りつけることは絶対にやめましょう

必要とされている遺品は、施設によって異なります。時期的に寄付が重複しやすいこともありますし、物品を置くスペースがないこともあるでしょう。たとえ好意でも、相手の意思を無視して送ることは迷惑行為にもなりかねません。

遺品を送っても良いか、送るとしたらどのように送れば良いかなど、必ず事前に確認することが大切です。

送る前に手入れや修理をしておく


寄付する品物は「着いたらすぐに使える」状態にしておくのがマナーです。

衣類は洗濯してきちんとたたむ、消耗品は使用期限を確認しておく、家電は動作確認をしておくなど、送られた側が気持ちよく使えるようにしましょう。


この記事では、遺品の寄付や寄贈について解説してきました。自分たちで寄付するのは案外大変そうだと感じた方も多いのではないでしょうか。

クヨカサービスでは、回収した遺品の3R(リユース・リデュース・リサイクル)にも力を入れております。遺品整理のご相談でしたら、ぜひ当社までご連絡ください。お客様のご事情やご予算に応じて、最適なプランをご提案いたします。





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