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60歳以上の一人暮らしシニア、4割以上が「孤独死を身近に感じる」

2018-06-23


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
内閣府の「高齢者の健康に関する意識調査」の結果、一人暮らしをしている60歳以上の高齢者のうち、4割以上が「孤独死を身近に感じる」と答えていることが分かりました。


4割超が孤独死「身近に感じる」 一人暮らし60歳以上のシニア 高齢社会白書
https://www.sankei.com/politics/news/180619/plt1806190011-n1.html


今回は、このニュースについて特殊清掃業者の目線から考えていきたいと思います。

孤独死を身近に思う高齢者が増加。会話が多いほど、健康状態も良くなる?


内閣府によると、孤独死を身近な問題だと答えた高齢者は、60歳以上の高齢者全体の17.3%。しかし、一人暮らし世帯に絞ると45.4%まで数値が上がります。一人暮らしのシニアほど、孤独死のリスクを重く捉えていることが数値でも明らかになりました。


東京23区内における高齢者の孤独死数は、1年間で3,000人を超えます。今後は、この数値が益々高まることが予想されます。


また、この調査で興味深かったのは、「家族や友人との会話の頻度が高い人ほど、自分の健康状態を「良い」と評価する」傾向が明らかになった点です。他者との関わりは、健康な生活に大きな影響を与えるのですね。


年齢を重ねると、家族のカタチも変わり、やむを得ず一人で暮らすこともあると思います。そんなときは、できる限り外に出て、周りとの会話を楽しみたいですね。


今はインターネットやスマートフォンなど、便利なものが普及していますから、対面ではなくとも、それらを利用したコミュニケーションを取り入れるのも大切だと思います。(ちなみに、最近自分の母がスマホデビューしたのですが、ガラケーの時と比べて、些細なことでも連絡を取り合うようになりました(*^^*))

地域のつながりが日本を救う?


ちょっと大げさかもしれませんが、家族だけでなく、地域のつながりがこれからの日本では一層大切になると思います。孤独死を防ぐ(体調不良に、いち早く周囲の人が気づく)というのももちろんですが、大きな災害のときにも地域との助け合いにより救われます。


定期的に住民が集まって、食事を一緒に作るなどの場を設けているマンションや自治体もあるそうです。適度な距離感は必要だと思いますが、ご縁があってご近所に暮らしている仲なのですから、そうやって一緒に楽しむ時間があるのはいいことですよね!


当社でも孤独死現場の特殊清掃を請け負っていますが、凄惨な現場(=発見までに時間が経っている現場)ほど、ご近所から孤立しているケースが多いような気がします。異臭などに気づいた近隣の方が通報して見つかることもあり、そうなる前に気づくことができなかったのか・・・と歯がゆい気持ちになります。


地域活動やグループ活動に充てる時間も、今後もっと光を浴びそうだと感じています。地域のつながりが日本を救う!孤独死を防ぐ観点からも、助け合える社会を目指したいです。





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