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もし近所にゴミ屋敷があったらどうすればいいのか?

2018-03-09


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
日本全国で問題になっている「ゴミ屋敷」。


景観も悪くなりますし、防犯上・防火上の観点からも望ましくありません。
そんなゴミ屋敷が、もしあなたの家の近所にあったら、どうすればいいのでしょうか。

増えるゴミ屋敷、考えられる問題点は?


ゴミ屋敷が近所にあると、単に「臭い」「汚い」というだけでなく、次のような問題に発展する可能性があります。


■害虫の発生
■放火リスクの上昇
■不法侵入による治安の悪化
■自己所有の不動産価値の低下


何より、近所にゴミが溢れる状態の家があるというのは、気持ちのよいものではありません。もし、自分の敷地内にゴミがこぼれてきたら…ということを考えただけで、怒りが湧いてきますよね。

現在の法律では、ゴミ屋敷への対応が難しい

しかし、現在の法律上では、近所にゴミ屋敷があっても、救済を受けることが難しいようです。


ゴミ屋敷が近所にあることで精神苦痛を受けたとして「慰謝料請求」をしたり、不動産の価値が下がったことに対して「損害賠償請求」をしたり…という対応が可能に思われるかもしれませんが、訴えるのは現実的ではありません。なぜなら、「生じた損害が受忍限度を超えるものである」ということまで証明する必要があるから。


▶参考:「近所のゴミ屋敷、どう対応すればよい?法的な手段はとれるのか?」
https://asqmii.com/jijico/2018/02/20/articles29893.html


ゴミ屋敷問題解決に向けて、行政と福祉の働きに期待


よって、近所にあるゴミ屋敷への対策は、行政と福祉が対応してくれるのを待つしかないというのが現状です。我慢するのではなく、行政に苦情を伝えたり、自治体を通して勧告してもらったりと行動を起こし、条例制定につなげるしかないのです。


ただ、行政も現状を問題視していて、独自の条例を制定し問題解決を測る自治体も増えています。2018年の2月には、愛知県の蒲郡市で、「立ち入り調査などを行った後に、支援策や行政指導を行う。拒否をした場合は、氏名公表・過料徴収・代執行による強制撤去」を盛り込んだ条例の制定が進んでいることが報じられました。


同様の条例が、今後全国各地に広がっていくことに期待です。


行政や福祉の手によって、全国のゴミ屋敷問題が解決することを願っています。
私たちも、自分や家族の住まいの片付けに悩んでいる方のお手伝いを通して、ゴミ屋敷問題を未然に防ぐことができればと思っています。


ゴミ屋敷を片付けるには、不用品を撤去するだけでなく、染みついた臭いを取り除くための作業が必要です。個人の手で行うには、労力も時間もかかる、負担の大きい作業といえます。実際、部屋の片付けをご依頼いただいた方には、「自分でできると思っていたけど、途中で挫折してしまった」という声をいただくこともあります。


お悩みの方は、遠慮なくご相談ください!





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