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生前整理ブームの影響?「遺言信託」が増加

2018-06-09

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
自分が死んだあと、残された家族の負担を少しでも減らそうと取り組むシニアが増えているのが「生前整理」。不用品を断舎離したり、エンディングノートをまとめたり、財産を整理したり…自分自身の人生を見つめ直す良い機会として、注目を集めています。


その流れが追い風になっているのか(どうかは分かりませんが^^;)、「遺言信託」の件数が増加傾向にあるそうです。


埼玉りそな銀行社長のインタビューによると、2018年3月決算で件数が3,000件。これは、前の期より2割増しで増えているペースなんだとか。


埼玉りそな銀社長「遺言信託件数が3000件突破」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31355090U8A600C1L72000/


「遺言信託」という商品についてあまり知らなかったので、詳しく調べてみました。

遺言信託とは?


遺言信託とは、遺言書の作成・保管・執行という一連の手続きを金融機関が代行してくれるサービス。


契約時の手数料、毎年かかる遺言書の保管料、執行時の報酬(財産額に応じて)と各種費用がかかりますが、それを上回るメリットが期待されています。


例えば、
・遺言書を確実に作成できる
 (自分で作成しても、有効な書式ではないばかりに使えないこともあるんです^^;)
・安心できる場所に保管できる
・遺言書作成の専門知識がいらず、手間もかからない
・いつでも内容を変更できる
・金融機関が遺言執行者になってくれるので、「争族」回避につながる
など。


コストさえ容認できれば、残された家族のためにも、一番スムーズで、楽な相続の方法になると思います。金融機関が提供しているサービスなので、場合によっては現在の資産状況を見て、よい運用方法なども提案してもらえるかもしれません(そうすれば、相続財産を増やせますね^^)


※ちなみに、「遺言信託」は弁護士に依頼することもできます。場合によっては、弁護士の方が料金が抑えられるケースもあります。金融機関の場合は、財産部分しか対応してもらえませんが、弁護士なら争族に関する法的トラブルに対応してもらえるという違いがあります。相続に際して、疑問や不安があれば、まず弁護士に相談…というのもよいかもしれません。

生前整理や遺言信託で、いざというときに備えよう


当社が請け負っている生前整理も、契約者数が増え続けている遺言投資信託も、「残される家族のために、元気なうちにやっておきたいこと」という点では共通しています。


家財道具に関すること、お金に関することと対象こそ違えど、根本に流れる気持ちは同じ。今後高齢化が進むにつれて、どちらもさらに需要が増すと思います。


個人的な意見ですが、より早く始めたほうがいいと思うのが家の中の生前整理。不用品の仕分けや片付けには予想以上に体力がいるので(思い出の品に別れを告げるということで、精神的な負担もあります^^;)、少しでも元気なうちに着手することをおすすめします。


もちろん、当社のような業者の力を借りれば、体力の負担を極力減らすことができるので、頼っていただけると嬉しいです(^^)


家の中を整理し、本当に必要なものだけに囲まれると、改めて自分自身の人生を振り返るきっかけになります。残した財産をどうしたいか、考えもまとまっていくでしょう。そのあとで遺言信託に着手すれば、よりスムーズに財産を活用できるはず。


生前整理の一環として、遺言信託の活用も良いかもしれませんね!





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