賃貸物件で孤独死が起きたら?当社で対応した実例
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
当社では、孤独死現場の特殊清掃を数多く対応しています。
今回は、特殊清掃の実情について深く理解していただくため、実際にどのような作業をするのかについて、詳しくご紹介しようと思います。
目次
賃貸物件の孤独死現場、原状回復までにやるべきこと
先日対応したのが、福島市の孤独死現場。ご依頼主は故人のご両親でした。死後3週間が経過しており、気温が高いこともあって異臭が外部に漏れている状態でした。現場が賃貸物件ということで、早急な対応が求められるケースです。
不動産会社の方針によっても、対応すべき原状回復のレベルは異なります。所有物件で孤独死が起きてしまうと、オーナー様も焦ってしまいます。作業にあたっては、不動産会社の担当者とも話し合い、どの範囲までの原状回復が必要か、今までの事例を説明しながら打ち合わせを行いました。
消臭・除菌
まず行うのは、現場の消臭・除菌。連日30℃を超える暑さの中での作業でした。消臭作業を行う上では、気温がある程度高いほうが効率がいいのですが、室温が高すぎても条件が悪くなります。一番効率よく消臭できる温度を保ちながら、消臭作業を行いました。
発見まで時間が経っていたこともあり、遺体の腐敗も進んでいたため、消臭だけでなくクロスや汚染箇所の解体も行います。
消臭・換気を繰り返し、臭気レベルを下げることができました。
遺品整理・残置物撤去
消臭作業と並行して、遺品整理と残置物撤去を行います。ご両親と確認しながら、必要なものを先に仕分けていきます。処分していいというものについては、法令に則って対応しました。
当社に遺品整理をご依頼いただく場合は、供養をした上で処分いたします。どんなに対応までのスピードが求められる現場でも、故人に対する気持ちを大切に作業をしたいと考えています。
クリーニング・リフォーム工事
消臭と残置物撤去が完了した後は、オーナー様・不動産会社様とどこまで原状回復するかの打ち合わせを行います。弊社にてリフォーム工事を行い、その後に最終のクリーニング・消臭除菌作業を行う場合が多いです。
悲しい出来事があったお部屋ではありますが、その後も賃貸物件として活用していただけるよう、精一杯作業させていただきました。
下記のページで、当社の作業事例を写真付きでご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
https://cyoka-s.com/case-study/
特殊清掃は、プロに依頼することをオススメします
今回のご依頼主様は、清掃が必要となる現場から離れたところにお住まいでした。孤独死現場についてのご依頼の特徴として、「依頼者が遠方にお住まいの場合が多い」ということが挙げられます。
そうなると、ご遺体の発見も遅れますし、ご家族が片付けに携われる時間にも限りがあります。そんな時に頼っていただきたいのが、私たちのような特殊清掃業者です。対応エリアの業者を探し、見積りを依頼してみてください。
特に、賃貸物件の場合は、清掃や消臭、遺品整理もスピードが重要になります。特殊なご事情がある場合は、なるべく早く作業が完了できるようにスケジュール組みをします。
年中無休で対応いたしますので、お困りの際はいつでもご相談くださいね。
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