アプリで生前整理?終活に使えるサービスをご紹介
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
高齢者の間にも、すっかり定着したスマートフォン。さまざまな便利アプリも登場しているので、仕事にプライベートにともはや欠かせない存在ですよね。
スマホを活用して生前整理をする人も増えていて、中でも「終活」に使えるアプリが登場しているんだそうです。
終活や生前整理と言うと、なんだか堅苦しい気がしますし、なかなか着手する気が起きないかもしれません。でも、アプリを活用すれば、いつでもどこでも作業できるので、気軽に始められる気がします。(実際、親にもこちらの方が勧めやすいかも?と思います)
今回は、これから終活を始めたいという人にぜひ使ってほしい、アプリについてご紹介します。
目次
終活アプリのご紹介
今回ご紹介するのは、主にエンディングノートの作成を手助けしてくれるアプリです。
100年ノート
生活総合情報誌「はいから」の編集部が提供しているアプリです。プロフィールや病気になったときのこと、お金のことなど、エンディングノートにまとめるべき項目が網羅されていて、少しずつ埋めていくことで家族に情報を伝えることができます。
情報を見られる人を設定できるので、家族にだけ見せることができるセキュリティも安心です。文字も大きく使いやすいので、高齢者にも優しいアプリだと思います。
エターナルメッセージ
動画や写真の保存に強いアプリです。動画2本と、思い出のアルバムを作ることができ、整理しながら人生を振り返ることができますね。もちろん、エンディングノートとしての入力項目も準備されています。
エンディングノート:デジタル遺品整理
デジタル遺品と呼ばれる、インターネット上の情報をまとめるのに特化したアプリです。各種サービスの情報はもちろん、インターネット銀行の情報など、紙ベースでまとめていくとついつい忘れがちな項目までしっかり網羅することができます。
スマホで生前整理するメリット・デメリット
スマホを使ってエンディングノートを作成することには、次のメリットがあります。
いつでも、どこでも着手できる
スマホさえあれば、どこでも気軽に取り組める藻は大きなメリット。お出かけ先や、旅先で、ゆっくり自分と向き合う時間を作るのも素敵だと思います。
文字がしっかり読める
紙媒体に手書きで作ったエンディングノートは、「手書きの字が正しく読めない」「かすれてしまって、読みにくい」というトラブルを招きがちです。デジタル入力したものであれば、その心配はありません。
写真や動画を残せる
写真や動画で、元気な姿を残すことができるのは、アプリを使う最大のメリット。こっそりメッセージを残して、残された家族の寂しさを和らげることもできます。
デメリットも理解して
便利なことが多い終活アプリですが、サービスそのものが終了したら使えなくなりますし、スマホそのもののパスワードを忘れたら誰も見ることができなくなるというデメリットもあります。
作成したデータを書き出しておいたり、IDを家族と共有できるアプリを選んだり、自分にもしものことがあった際のスマホの閲覧について家族で話しておいたり…と、対策を取る必要があります。
終活アプリと合わせて、持ち物の生前整理を
アプリを使って情報を整理すると同様に、持ち物自体の生前整理についても勧めておくことをおすすめします。押入れの中や倉庫の中に、「使っていないのに、捨てられずにとっておいたもの」が眠っていませんか?そのままにしておくと、将来家族が片付けるときに大変な思いをさせてしまうかもしれません。当社も生前整理のお手伝いを得意にしていますので、どのように進めていいかわからない方はお気軽にご相談くださいね。
本当に必要なものだけに囲まれて暮らすほうが、残りの人生も楽しく過ごせるはず。部屋全体をすっきりさせれば、もし介護が必要になったときにも、手すりやステップの追加がしやすくなります。
よりよい人生を送るために、家族に迷惑をかけないために、もはや生前整理は当たり前の時代。スマホアプリを活用して、賢く終活を始めてはいかがでしょうか。
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