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賃貸物件向け「エンディング費用保険」登場。大家さんの不安を減らす鍵に!

2020-11-27



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃のお手伝いをしています。高齢単身世帯の増加を受け、多くの大家さんたちの頭を悩ませているのが「入居者が孤独死した場合の対応」です。


入居者に身寄りがなければ、部屋に残された遺品や家財道具の整理はもちろん、孤独死の状況によっては部屋の特殊清掃・リフォーム等の負担が生じてしまうからです。


とはいえ、単身者向けの物件は必要なので、大家さんたちも対策を講じながら入居者と向き合うことになります。そして、悩める大家さんたちの解決策の一つとして注目を集めているのが、「孤独死保険」です。

「孤独死保険」が重要な理由


孤独死保険とは、物件内で孤独死してしまった入居者がいる場合の金銭的な損失を補填するための保険です。特殊清掃や遺品整理、リフォームを含めた原状回復費用や、家賃の損失などを補填するのが目的です。


孤独死リスクが高いのは単身の高齢者世帯ですが、世代を問わず孤独死が発生している状況を受けて、孤独死保険の加入を検討する大家さんも増えています。実際、一般財団法人・日本少額短期保険協会の「孤独死現状レポート」によると、孤独死の原状回復費用の平均は39万円。最大損害額は415万円にのぼります。


孤独死が発生した場合の原状回復費用は、本人→保証人→保証会社→大家さんの順に負担するので、大家さんが必ずすべて負担しなくてはならない訳ではありませんが、いざというときには備えておきたいというニーズが高いのだと思います。

賃貸物件向け「エンディング費用保険」登場



各保険会社も孤独死保険の販売に動き出しています。その中、賃貸物件向けに遺品整理等の費用も補填する「エンディング費用保険」も登場しました。この保険の特徴は、居室内の孤独死について最大100万円(原状回復費用、遺品整理費用)を補填するだけでなく、居室外の死亡についても最大50万円(遺品整理費用)を補填するところ。


単身世帯の入居者を抱える大家さんにとって、室内の孤独死だけではなく、入居者が交通事故などで亡くなるのもリスクになります。その点をカバーしてくれるのは、画期的な保険だなと感じました。ちなみにエンディング費用保険の保険料は1居室につき年額2,000円なので、費用負担少なくもしものときに備えられる保険なのかなと思います。

入居者の死亡時の対応、決まっていますか?

保険に入っているにしろ入っていないにしろ、有事の際に大切なのは「すぐに動き出せる環境かどうか」だと思います。特に発見まで時間がかかった孤独死現場の場合、特殊清掃の取り掛かりが遅れると、その分被害が広がり(遺体の腐敗は想像以上のスピードで進みます)、原状回復費用も高額になります。


ですので、不動産を管理する立場にある方は、孤独死が発生した場合の特殊清掃・遺品整理のフローについてしっかり考えておくことが大切だと思います。場合によってはご家族に片付けを依頼することもありますが、依頼されたご家族も初めてのことで、「どうしていいか分からない」と手が止まってしまいがちです。特殊清掃や遺品整理会社の紹介も含め、いざというときに頼れる業者を見繕っておくと安心です。


ちなみに、当社は不動産管理会社や福祉施設から相談・依頼を受け、入居者が孤独死した場合の原状回復や遺品整理にあたっています。リフォームが必要な場合、リフォームは提携の建設会社に依頼することも多いですが、「汚染された床板を外して撤去する」「フローリングを張り替える」など、当社は特殊清掃だけでなく部分的なリフォームにも対応しています。


孤独死保険に加入して万一に備えるのに合わせて、いざという時に依頼できる業者とも普段から連絡を取り、つながりを作っておくことをおすすめします。


賃貸物件の特殊清掃や遺品整理でお悩みの大家さんは、お気軽にご相談ください!





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