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遺品整理で困るタンスの処分方法を遺品整理業者が解説!遺品を処分する時の注意点と、箪笥の回収費用の相場は?


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を受けています。


遺品整理では、故人の使っていた身の回りのものを整理し、不要なものは適宜処分していくことになります。賃貸物件だったり売却が決まったりと、お部屋を引き払う場合は、家財道具の多くを処分することになります。


さまざまな家財道具の中でも、処分されることが多いのが「タンス(箪笥)」です。大きくて持ち運びも大変ですし、誰かに譲りたくても譲り先が見つからないことが多いです。


遺品整理で不要になったタンスについては、多くの方が「処分」を検討されますが、大型の家財道具の処分はお金もかかるしなかなか大変ですよね。


そこで今回は、遺品整理で困るタンスの処分方法について、片付けるときの注意点や回収費用について解説します。

遺品整理で捨てにくい!古いタンスの処分方法


(当社の作業事例より)


タンスは、遺品整理で処分する家財道具の中でもなかなか難易度の高い家具です。3段程度の衣装ケースであれば軽いし持ち運びも比較的容易ですが、天井近くまであるような大きなタンス(いわゆる、「婚礼ダンス」呼ばれるようなもの)や、立派な木の板で作られた和ダンスなどは、とても一般の方では運びきれません。


戸建てにお住まいの場合、寝室のある2階にタンスが置かれていることも多く、処分しようと思っても、2階から1階に下ろすだけで相当の困難が生じてしまうのです。タンスは高さも横幅もあるので、運びなれたプロでなくては階段・廊下などの狭い部分の取り回しが難しく、怪我につながってしまいます。時には「玄関近くまではいけたけど、間口が狭くて運び出せそうにない」という状態にもなりかねません。


タンスを処分したい場合には、どうやって処分するか、業者に依頼するか、打ち手をしっかり考えて臨む必要があります。遺品整理で出たタンスの処分方法には、次の方法があります。
・解体して可燃ごみに出す(ほぼ無料)
・自治体の粗大ごみに出す
・自治体のクリーンセンターに持ち込む
・リサイクルショップに買取してもらう
・遺品整理業者に回収を依頼する
・不用品回収業者に回収を依頼する


他にも、知人に譲ったり、フリマアプリ等を活用する方法がありますが、貰い手を探すのが大変ですし、自分たちで運ぶ大変さは減らないので、あまりおすすめできません。そもそも、大型家具はあまり需要がないですね。


また、引っ越しを伴う場合は引越し業者が回収してくれる場合もありますが、遺品整理の場合は引越し業者に依頼するケースはあまりないので、ここでは詳細を省きます。


タンスの処分方法について、上にあげた6つを詳しく見ていきます。

解体して可燃ごみに出す

どうしてもお金をかけたくない!という人は、解体して1つの部品あたりの大きさを小さくすることで、自治体回収の可燃ごみとして出すことができます。自治体によって決まりがありますが、例えば仙台市の場合、「おおむね30センチを超えると粗大ゴミ」になるので、それ以下になるよう解体できれば、燃やせるゴミとして出すことができます。(かなりの量になるので、一度に出さず小分けに出すか、クリーンセンターに持ち込む等の配慮は必要です)


http://www.city.sendai.jp/haiki-shido/kurashi/machi/genryo/gomi/wakekata/gaiyo.html


かなり手間はかかりますが、分解できれば運び出しの負担も減らせる方法です。

自治体の粗大ごみに出す

各自治体指定の手数料券を購入して回収を申し込み、指定期日に指定場所に運んでおく方法です。手数料はかかりますが、業者に依頼するよりも安価に済ませることができます。


仙台市の場合、たんすの処分費用は「高さ・幅・奥行の合計が2.5m未満800円(納付券2枚)、2.5m以上1,600円(納付券4枚)」です。コンビニなどで手数料券を購入します。


その後自治体の窓口に申し込みます。仙台市の場合、粗大ごみの収集日はおおよそ2週間に1度。指定の場所に手数料券を貼り付けて出しておきます。(家の中までは取りに来てもらえず、屋外に運び出す必要があるので、これがけっこう大変です^^;)

自治体のクリーンセンターに持ち込む

粗大ごみの回収スケジュールに合わない場合は、自分で自治体のクリーンセンターに持ち込むこともできます。自治体にもよりますが、独自の処理料金が発生したり、持ち込める日時が決まっていたりします。


タンスの場合、自分で車に搭載して運び出す必要があるので体力的に負担も大きいですが、人手と車を準備できる場合は費用を抑えられる処分方法です。

リサイクルショップに買取してもらう

リサイクルショップに連絡し、買い取りと引き取りを依頼するのも、遺品整理で不要なものをお得に処分したい時におすすめされる方法です。タンスは大きいので、持ち込むよりは出張買取を依頼するほうがスムーズです。


ただ、タンスなどの大型家具はあまり需要もないため、買取を断られる可能性も大きいことを理解しておきましょう

遺品整理業者に回収を依頼する

遺品整理業者は、遺品の仕分けや不用品回収をまとめて行ってくれる専門業者です。タンスの中に眠っている洋服や日用品なども、丁寧に仕分けした上で片付けてもらえます。


タンスは、貴重品や現金の隠し場所としてもよく使われる場所。遺品整理のプロが片付けることで、ご遺族は気づかなかったへそくりや重要書類を見つける・・・なんてこともあります。


タンスだけでなく部屋全体の遺品整理が必要、タンスの中身が残っているという場合には、おすすめの依頼先です。業者にもよりますが、処分前に「供養」も行ってくれるので、処分することに対する心苦しさも幾分は薄れます。

不用品回収業者に回収を依頼する

タンスだけの処分を依頼したい、でも自分で動かすのは難しい・・・という場合は、不用品回収を専門に行う業者への依頼がおすすめです。タンス一棹だけの回収も気軽に依頼できます。「トラックに載せられるだけは一定料金」という料金体系の業者であれば、タンス以外の細々とした不用品も回収してもらえます。

タンスを処分するときの費用相場

自分で処分するときには、
・燃やせるゴミに出せそうであればごみ袋代のみ(数百円)。
・粗大ごみに出す場合は手数料件、数百円~2,000円程度
の費用がかかるのが一般的です。


運良くリサイクル業者に買い取ってもらえそうであればプラスも期待できますが、難しいでしょう。運が良くて、無料回収になるかならないか・・・(今はならないことが多そうです)という感覚です。


遺品整理業者に依頼する場合は、「片付ける部屋の広さ」が処分料金に影響します。1Kのお部屋であれば、30,000円~が相場です。


不用品業者は「回収するものの量」が処分料金に影響します。「タンスはいくら」というよりも、回収に使う車の大きさで料金が変わることが多いです。例えば軽トラに乗るタンスであれば、軽トラ一台分の料金で1万円程度が相場かと思います。


業者に依頼する場合は、無料で見積もりができるところがほとんどなので、問い合わせてみましょう。処分するものが明確であれば、メールや電話等でも相談できますし、現地見積もりに来てもらえればより確実に分かります。

遺品整理でタンスを処分するときに注意すること


遺品整理でタンスを処分する時、トラブルに巻き込まれないよう注意したいポイントをご紹介します。

タンスの中をしっかり確認する

タンスの中は、故人の衣類や生活用品だけでなく、「貴重品」や「現金」が眠っている可能性があります。大切な思い出の品が眠っている可能性も高いので、処分前にしっかり確認しましょう。


引き出しの中だけではなく、引き出しを引き抜いた壁の部分や、引き出しの底の部分に隠されていることもあるので、念入りな確認をおすすめします。


実績のある遺品整理業者であれば、遺品整理の経験も多いので、自分で探すよりも高い確率で隠しものを見つけられるケースもあります。一方で悪徳業者にあたってしまうと、現金を盗まれてしまったり・・・というトラブルも考えられるので、注意が必要です。

自分で処分する際は、ゴミに出すタイミングに注意

自分で処分する際は、指定のゴミ捨て場に出すタイミングにも注意が必要です。指定時間の前(例えば前日の夜など)に出してしまうと、近隣住民の迷惑にもなりかねないので、時間は守りましょう。

業者に依頼する際は、信頼できる業者を選ぶ

遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する際は、業者選びを慎重に行いましょう。業者の質が玉石混交なので、「たまたまチラシが入っていた」「訪問で営業に来た」などの理由で簡単に決めてしまうと、トラブルの可能性があります。


タンスの回収ではなく、遺品整理全般に関することですが、消費生活センターに寄せられたトラブルの中には、
・最初は無料と言われていたのに、作業後に高額な料金を請求される
・見積もり以上の額を請求される
・指定の時間通りに来ない、作業が完遂されない
・廃棄されたくないものまで処分された

などがあります。


できる限り複数の業者で相見積もりをして選ぶことをおすすめします。料金だけなく、業者の対応や実績も確認しましょう。

思い出が詰まっていてただの処分では心苦しい場合は「供養」

もう使わないとはいえ、故人が使っていた大切なものを簡単に処分してしまうのは心苦しい気持ちになりますよね。


そんな時には、「供養」をしてくれる業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理業者は、単なる不用品回収業者ではないので、回収した遺品も処分前に供養するサービスを提供しているところが多いです。


ご遺族に変わって供養をしてくれる業者に依頼すれば、少しは気持ちも軽くなるのではないでしょうか。故人の思い出の詰まったタンスですから、心を込めてお別れしたいですよね。

遺品整理業者も、タンスの回収を行っています

当社は、遺品整理業者として数々のご遺品の整理を行ってきました。もちろん、タンスもコンパクトなものから大型の婚礼ダンスまで、中身の整理と搬出を行っています。


タンスの処分には、「中身の片付け」と「搬出」という大作業が必要です。遺品整理は、タンスだけでなく家全体での作業が必要ですので、タンスだけの処分を考えるのではなく、遺品全体で考えることがスムーズに終わらせるコツです。一度にまとめて終わらせるほうが、時間や体力の節約になるので、結果的にコストも下げられます。ご遺族が前向きに遺品整理を終えられることは、故人にとっても安心材料になるはずです。


当社は遺品整理士の資格を持ったスタッフが丁寧に作業に当たりますし、もちろん供養も行っています。もしタンスのみの片付けでいい場合は、見積もりの際におっしゃっていただければ、不用品回収のみのプランのご提案も可能です。ご希望を伺って、最適な方法をご提供できればと思いますので、タンスの処分でお困りの方は、お気軽にご相談ください。





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