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遺品整理で「ご不要物を処理してほしい」時、遺品整理業者・不用品回収業者のどちらに依頼する?サービスや費用を比較

2021-07-30


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理・不用品回収を行っています。


遺品整理を行う上での最大の難関が、「不要なものをどう処分するか」という物理的な問題です。もちろん、大切な故人の遺品、何を残すかという仕分けも精神的に大変な部分はあるのですが、せっかくそこを乗り越えても、どうやって片付けよう・・・?と悩まれる方が多いです。


自分たちで不要なものを処分するには限界があるので、遺品整理の際は業者を上手に活用するのがポイントです。遺品整理で出た不用品を業者に片付けて貰う場合、「遺品整理業者に回収を依頼する」「不用品回収業者に依頼する」の2パターンがありますので、それぞれの違いやポイントについて解説します。


遺品整理でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

遺品整理は業者に依頼がスタンダード?急増する遺品整理業者


遺品整理、それは故人の思い出の品を片付ける一連の作業を指します。
以前であれば、ご家族や親戚の方の手によって、丁寧に行われるのが一般的だった作業です。四十九日法要が終わった後や初盆、一周忌などの心の整理もついたタイミングで、故人の思い出を振り分けながら、手元に残しておく遺品と手放す遺品をより分けていきます。


ただ、今は核家族化も進み、仕事や育児で皆忙しいという状況を踏まえて、遺品整理の全部または一部を業者に依頼するという流れがスタンダードになりつつあります。いつまでも片付かないままで放置するより、プロの手を借りて一気に片付けてしまうほうが、故人にとっても、残された家族にとっても前向きになれるのではないかという考えが浸透しているようです。


(特に2020年~2021年においては、新型コロナウイルスの影響もあり、長距離の移動を伴う帰省が難しい状況が続きました。そのため、「ご実家の片付けや遺品整理」のために子どもたちが動くことが難しくなり、その地域の遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する、という流れが急速に広まった実感があります)


遺品整理業者の数も年々増加しています。令和2年3月に総務省が発表した「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」によると、平成21年以降に事業を開始した事業者が多く、今後ものその傾向は続くと見られています。


遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書


遺品整理は、重たいものを運んだり仕分けたりと体力的負担も大きい作業なので、高齢化とともに自分たちで行うのはどんどん難しくなっていきます。今後は遺品整理はもちろん、遺品整理の負担を減らすための「生前整理」のニーズも同様に増えていくのではないかと予想しています。

遺品整理と不用品回収の業者のサービス内容を比較

遺品整理を業者に依頼しようと考えた時、候補に上がるのが「遺品整理業者」と「不用品回収業者」です。いずれも、「遺品整理で出た不用品を片付ける」という同じ結果を提供するサービスですが、そのサービスの内容に違いがあります。どんなサービスを期待しているのかによって、依頼先を使い分けるといいでしょう。

遺品整理業者のサービス内容

遺品整理業者は、不要品の処分だけではなく遺品の仕分けや処分する遺品の供養など、遺品整理に関するあらゆる作業を提供している業者です。部屋が手つかずの状況であっても、「何を残すか、処分するか」という点の判断からすべて業者と一緒にできるので、安心感があります。


また、遺品整理業者は、数々の遺品整理を経験しているからこそ、遺品整理の悩みの一つ「捜し物」が得意でもあります。特に、故人と別居していた方がご依頼者の場合、「貴重品や重要書類がどこにあるかわからない」という悩みがつきものですが、そういった探しものをしながら片付けができるのは遺品整理業者ならではのサービスです。


手元に残すと判断した遺品は箱詰めしてご指定の場所に送ってもらえます。やむを得ず手放すと判断した遺品に関しても、処分前に業者の方で供養をしてもらえることが多いので、自分でただ処分するよりも気持ちが楽になります。


遺品整理が手つかずの状態から始めたい、丁寧に遺品を扱ってもらいたいという場合は、専門の「遺品整理士」という資格を持つ遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者のサービス内容

不用品回収業者は、その名の通りご依頼者が「不要」と判断したものを搬出するのが主な業務内容です。ですので、ご遺族の方である程度中の仕分けが終わっていて、残りのものはすべて処分していいという状態の場合は、不用品回収業者に依頼するとスピーディに終わることが多いです。


ただ、遺品整理に関してのノウハウが少ない不用品回収業者に依頼する場合、処分するものの分別と搬出がメインになるので、「捜し物」や「残すものの仕分け」、「回収後の供養」など、ご遺族の心に寄り添ったサービスは期待できなくなります。


不要なものがはっきりしていて、短時間で片付けてほしいという場合は、利用にピッタリのサービスです。

遺品整理と不用品回収の業者の料金の違い



基本的に、不用品回収業者のほうがトータルの作業量を節約することができます(これも業者によるので、必ずそうだとはいい切れません)。


不用品回収業者は処分する遺品の量によって料金が変わります。
遺品整理業者は、遺品の量ももちろん重要ですが、作業に当たる部屋の広さなどが料金の算出要因になっていることが多いです。


遺品整理業者のほうが、多くのスタッフが関わって丁寧に作業してくれる分、作業時間も長くなりますし、料金が高くなる傾向にあると理解していただければと思います。ですが、ご遺族の気持ちに寄り添って作業ができるので、0から遺品整理をしたい人にはやはり遺品整理業者への依頼がおすすめです。

遺品整理業者・不用品回収業者でのトラブルを防ぐには

遺品整理業者や不用品回収業者など、遺品整理に参入する業者の数は非常に増えています。その分、「低品質な作業による、消費者トラブル」が多いのも現実です。


例えば、
・料金の見積もりが不明瞭で、作業後に高い追加料金を請求された
・大切な遺品を雑に扱われて嫌な気持ちになった
・回収した遺品をきちんと処分せずに不法投棄した
・廃棄したくないものまで間違って廃棄された
・見積もりが甘く、想定通りの作業が完了しなかった

など、さまざまなトラブルが報告されています。


大切な遺品をぞんざいに扱われると、故人に申し訳ない気持ちになりますよね。ご遺族としても、気分を害してしまいます。トラブルを防ぐためには、遺品整理の実績が豊富で適切な遺品整理ができるスキルを身につけている業者に依頼する必要があります。


信頼できる業者を見つけるためのチェックポイントとしては、価格やチラシの内容だけで決めるのではなく、ちゃんと「質」を見極める必要があります。「遺品整理士」の資格の有無、廃棄物処理に関する許可の有無、買取を行う場合は古物商許可の有無などを確認しましょう。


複数の業者に相見積もりをして選ぶことで、より良い業者を探すことができます。担当者のやり取りの中でも、その業者のスタンスが見えてくるものです。「引き取ったものはどうやって処分しているのか」などを確認し、納得できる回答が得られる業者を選ぶようにしましょう。

遺品整理の不用品の片付けはお任せください


クヨカサービスは、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理・不用品回収を行っています。遺品整理士の資格を持ったスタッフが、丁寧に遺品整理や生前整理のお手伝いをいたします。すでに仕分けは済んでいて、不要なもの片付けだけ依頼したいという場合は、不用品処分のみの対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。


遺品整理は、ご家族だけで行うのは限界のある大変な作業です。必要に応じて業者を利用し、勧めていただければと思います。





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