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特殊清掃の作業の流れは?孤独死現場の清掃や遺品整理を依頼するときの手順 2021-07-25


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃・遺品整理を行っています。


特殊清掃のご依頼の大半は、「発見まで時間がかかってしまった孤独死現場」です。
時間の経過とともにご遺体の腐敗が進み、一般の方では手に負えない状況になっているからです。


孤独死現場を片付けなければならなくなった時は、特殊清掃業者に依頼することが必須です。そうでなければ、片付け中に体力や精神的負担が大きく、大きな苦労を強いられてしまうからです。


ここでは、特にご依頼・ご相談の多い「賃貸物件で孤独死が発生した場合」を想定して、特殊清掃を業者に依頼するときの作業の流れについてご説明します。万一の際の参考にしていただければと思います。

孤独死が起きた時の片付けの流れ



賃貸物件で孤独死が発生すると、大家さんや不動産会社が対応に追われることになります。ご遺族がいる場合はその方に連絡して一緒に対応に当たることもありますが、身寄りのない方の孤独死であることも少なくないからです。


孤独死が発生すると、素早い片付けが求められます。片付けの着手まで時間がかかると、その間にもご遺体の腐敗が進んでしまうからです。


いざというときに備えて、特殊清掃を依頼する流れを把握しておくと、慌てずにすみます。

まずは警察の現場検証

お部屋で孤独死が起きた時に、まずやらなくてはならないのが警察の現場検証です。
自室で亡くなった場合、本当に事件性がないのか、死因を突き止めて貰う必要があるからです。


「孤独死現場は一刻も早い片付けを!」というのが鉄則の流れではありますが、まずは警察に連絡して事件性がないことを確認してからのスタートということになります。


孤独死現場の第一発見者は、ご家族や友人知人だけでなく、大家さんや管理会社の人であるケースも少なくありません(近隣住民からの異臭などの通報→大家さんが入室して発見)。見つけたらすぐに警察に通報し、指示を仰ぎましょう。基本的には、現場検証が行われるまでは部屋の中に入ったり、中を片付けたりするのはNGですので、注意しましょう。


※ただ、これから後の流れをスムーズにするために、孤独死が発生したらその段階で特殊清掃業者への見積り依頼や相談を行っておくことをおすすめします。

特殊清掃業者への見積り依頼

警察の検視と現場検証、ご遺体の搬出が終わり、片付けをして良いとの指示がでたら、すぐに片付けを開始します。とはいえ、孤独死現場は一般の人の入室すら難しい状態なので、自分で作業を始めるのではなく、特殊清掃業者へ依頼しましょう。


まずは現場での見積もりをお願いし、価格や作業内容に問題ながければ依頼しましょう。


※本当は相見積もりをして信頼できる業者を探すのが望ましいですが、刻一刻と汚染レベルが上がってしまうので、事前に大体の金額だけを聞いて確認するのもおすすめです。スピーディな着手が肝心なので、信頼できる業者とのつながりを構築しておけるのが望ましいですね!
(当社も、不動産会社や管理会社からのリピート依頼が多いです。孤独死発生が発覚した段階で相談をもらうので、現場検証後に最短で作業開始できるようにスケジューリングができます)

孤独死現場の特殊清掃

スケジュールをあわせて、特殊清掃を行います。
通常の遺品整理等と違い、基本的には作業中の立ち会いは不要です。


特殊清掃の作業の流れについては、次の項目で詳しく解説します。

特殊清掃の作業の流れ


特殊清掃の流れは


・汚染箇所の片付け・清掃
・遺品整理や残置物撤去
・除菌・消臭
・(必要に応じて)原状回復リフォーム


という順番で進めます。

汚染箇所の片付け・清掃

まずは、ご遺体があった付近の片付けから着手します。体液や血液が染み込んだ布団やマットレス、カーペットなどがあればそれを密封して搬出し、床や壁に飛び散ったものも拭き上げます。まずは見た目の上での清掃を終わらせるのが作業のスタートです。

遺品整理・残置物撤去

ある程度見た目が片付いたら、ご要望に応じて遺品整理や残置物の撤去作業を行います。孤独死の場合、単身世帯で起こるという特性上、部屋の中の家財道具は全部処分してほしいというニーズも多いです。当社は遺品整理のノウハウを活かし、貴重品や残すべきものを仕分けしながら丁寧に残置物の片付けを行います。

除菌・消臭

部屋の中が空っぽになった状態で、仕上げとして消臭や除菌の作業を行います。この作業をしっかり行うことで、孤独死現場の一番の悩みである死臭や異臭を取り除くことができます。
当社が使うのは「オゾン脱臭機」です。部屋を閉め切り、臭気レベルにあわせて設定してオゾンを噴霧し、異臭を原因から取り除きます。同時に除菌も行えるので、次の入居者の方にも安心いただけるかと思います。

必要に応じ原状回復リフォーム

お部屋の状況によっては、床板や畳、壁紙のいち部を解体したり、トイレやお風呂などを交換する必要があるケースもあります。当社は原状回復リフォームまで行えるので、まとめてご依頼いただくこともでき、原状回復までの期間を短縮できます。


リフォーム工事は別の会社に頼むという場合でも、スムーズに作業が開始できるよう、汚染箇所の解体のみの作業もできますので、お気軽にご相談いただければと思います。

孤独死現場の特殊清掃の依頼ポイント

孤独死現場の特殊清掃を依頼する上で、覚えていていただきたいのが「なるべく早く作業に着手すること」と、「信頼できる業者を選ぶこと」です。


時間が経つほど部屋の状況が悪化してしまうので、お部屋の次の入居者が決まっていないとしても、早急な片付けをおすすめします。後回しにすると、余計に特殊清掃費用がかさんでしまう原因にもなりますし、悪臭や害虫の発生によりご近所トラブルにも発展しかねません。


また、しっかりと特殊清掃を完了させるため、信頼できる特殊清掃業者に依頼するようにしましょう。汚れや臭いが取り切れず、結局別の会社に再依頼する必要も出てきます。信頼できる業者を選ぶには、実績をホームページで公開している業者や「事件現場特殊清掃士」の資格を持っている業者を探すようにしましょう。


信頼できる業者を見つけたら、何かあった際にすぐ相談できる環境が整うので、大家さんや管理会社側としても精神的に少し安心できるのではないかと思います。

特殊清掃は、信頼できる特殊清掃業者へ

クヨカサービスは、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃・遺品整理を行っています。孤独死現場の特殊清掃に関して実績が多く、不動産会社や大家さんからのご相談もたくさん頂いています。


また、「とりあえず室内の状況が確認できるようにしたい」「遺品整理は自分たちで行いたい」というのご要望にお応えするため、特殊清掃の流れの中で「汚染物の搬出」と「簡単な初期消臭」をセットにした2~3時間で作業が完了する「特殊清掃緊急パック」のご提供もしています。


最短で作業に入ることができるよう柔軟にご提案しますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。





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