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遺品整理で古い着物が出てきたら?和服を適切に処分・買い取りしてもらうおすすめの方法

2021-09-15


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を受けています。


古いお宅などで遺品整理のご依頼をいただくと、よく見つかるのが和服や着物です。生前故人が日常的に着用されていたものだったり、思い出の晴れ着や振り袖、訪問着、袴など、見つかる和服の種類や量はそれぞれ。


日本舞踊やお茶をされている方であれば、持たれている着物の量もたくさんあります。自分ではどうしていいかわからず、遺族がとりあえずそのままにしている場合もあるようです。しかし、誰も着ないままタンスの肥やしになっているのは、着物にとっても、故人にとっても非常に悔やまれる状態です。


そこでここでは、遺品整理で古い着物や和服が出てきた場合の対応方法について、遺品整理業者の立場からお答えします。

着物は簡単に捨てられない!


遺品整理をしていると手にする遺品はたくさんありますが、中でもお母様やお祖母様の遺品を整理したときによく出てくるのが「着物」や「和服」です。


浴衣や訪問着、晴れ着、振り袖、留め袖など。帯や小物なども含めると、きもの好きの方であればばたくさんの関連遺品が残されていることがあります。着物には1点1点思い出やエピソードが残されていることも多く、簡単に手放せない…という思いを持たれる方もたくさんいます。


着物の中には美術的価値があるものもあり、正しく手放すことができれば、着物の価値を損なうこともありません。


故人としても、ご家族に大切に引き継いでほしいという気持ちや、タンスにしまい込まれるくらいなら、適切に手放して使ってもらえる人のところに渡ってほしいという気持ちがあるはずです。


すぐに手放すことができない気持ちもわかりますが、きちんとメンテナンスができない人が着物を手にした場合、シミやカビ、虫食いの被害が広がってしまうことがあります。きちんと「引き継ぐかどうするか」を考えて、対応を考えていく必要があろうかと思います。

遺品整理での着物・和服の処分方法

着物や和服がある場合、遺品整理ではどのような対応が一般的でしょうか。

遺族が引き取る

着物は適切に手入れをすれば長持ちしますし、時代を問わないデザインなので、ご家族が引き取るケースも多いです。量が多い場合は、晴れ着や留め袖などこれから子孫が着る機会の多いものや、思い出のものを厳選して選ばれることが多いです。

リメイクして一部を残す

普段着物を着ないけど、思い出の着物を手放すのはちょっと…という場合にご提案するのが、着物のリメイクです。洋服(ワンピース)、日傘、バッグ、アクセサリー、タベストリー、帽子など、着物の柄の美しさを生かしたオーダーリメイクのお店がたくさんあります。


形を変えて一緒に過ごしてくれるようで、思い入れのある一着をリメイクされる方も多いです。

欲しい人に譲る

お知り合いに着物が好きな方がいらっしゃれば、その方に譲るという方もいます。故人が日本舞踊やお茶をされているなど、趣味のつながりがあれば、そちらの方に声をかけると喜ばれます。


ジモティーやメルカリなどのアプリを使って、直接欲しい人を募る方法もありますが、時間と根気が必要な方法なので、遺品整理としての処分方法にはあまり向かないかなと思います。

リサイクルショップに持ち込む

たくさんの着物を処分したいけど、少しでもなにかに役立ててほしい場合はリサイクルショップに持ち込むのも手です。運が良ければ、それなりの買取金額が見込めますし、持ち込んだ着物も次の人の手に渡る確率が高くなります。


ですが、着物の価値を正しく査定できるリサイクルショップでなければ、損してしまうこともあるかもしれません。

可燃ごみとして処分する

状態が良くない着物であれば、リサイクルショップ等に持ち込んでも価格がつかないこともあるので、思い切ってゴミとして処分する方法もあります。一般的には可燃ごみ扱いですが、地域によっては「古布」として資源ごみとして回収されることもあるので、調べてみましょう。


(仙台市においては、和服は集団資源回収・資源回収庫の対象。回収後は選別され、東南アジアに送られたり、向上用のウエスや反毛材料として再利用されます)

遺品整理業者に依頼する

着物以外にも遺品がたくさんある場合は、まとめて遺品整理業者に依頼するのがスムーズです。単に不用品を回収する不用品回収業者と違って、遺品整理業者は仕分けの段階からアドバイスが可能。場合によっては、着物の買い取りやリサイクルにも協力してくれます。


また、着物が入っていた衣装ケースやタンス、その他の遺品もまとめて仕分けし、回収します。遺品整理業者によっては、回収した遺品を「供養」した上で処分してくれるサービスもあり、手放す際に少し心苦しさが減ります。

着物買い取り業者に依頼する

処分した生き物の量が多い場合や、名のある着物があると思われる場合は、着物専門の買取業屋にご相談されるのがおすすめです。着物についての目利きができる業者であれば、しっかりとした査定をしてくれ、そのあとも価値がわかる人の元へとつないでくれます。


当社も遺品整理を行っていますが、価値ある着物が多いと判断した場合は、無理に自社で回収せず専門業者のご紹介やご提案を行っています。

着物を処分する際の注意点

着物を処分すると決めたら、特に買取りに出す場合に注意したい点があります。

価値ある着物の場合は「証紙」を探す

有名な作家や産地の着物であれば「証紙」が一緒に保管されている可能性があります。産地やブランドの証明となるものなので、これを紛失すると着物の価格が下がりかねません。着物と一緒に保管されていたり、他の重要書類と合わせて保管されているケースがあるので、確認しておきましょう。

小物も捨てずにまとめておく

帯や帯留め、半衿、小物などが残されている場合、それらも個別に処分せずにまとめておきましょう。小物とセットで買取してもらうことで、総合的に価値が加算されるケースもあるからです。

着物を含む遺品整理はお任せください


当社は、着物を含め、様々な遺品整理に対応してきた実績があります。着物だけでなく、「どうやって片付けていいかわからない」遺品はたくさんありますよね。当社は、ご遺族の心に寄り添い、適切にアドバイスしながら一緒に遺品を片付けていきます。


着物が多い場合の買い取りや、専門業者の紹介まで責任を持って対応します。遺品整理でお悩みの方はお気軽にご相談ください!





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