遺品整理の相場は?費用を抑える方法を解説
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。
プロの業者に遺品整理を依頼しようとする際、真っ先に気になるのが費用の問題ではないでしょうか。
この記事では遺品整理費用の算出方法や、費用を抑えるためにできることをプロの目線で解説しています。
目次
遺品整理は費用の予測がつきづらい
遺品整理を依頼しようとした時に最初に気にかかるのは、料金の予想がつかないという点です。
以前の遺品整理は、形見分けも兼ねて親族のみで行うのが一般的でした。しかし核家族化やライフスタイルの変化により、遺品整理のニーズは年々高まっています。そのニーズに応じて生まれた遺品整理業は比較的新しいサービスで、悪徳業者と言わざるを得ない質の低い業者も残念ながら存在します。
現在は減少傾向にありますが、サービスの質や料金請求にまつわるトラブルを見聞きした方も多いのではないでしょうか。個々の事例で料金が変動するため、一般的な相場が出しづらいというのも料金の不透明感を高める要因になっています。
遺品整理費用が高くなるポイント
一般的に遺品整理の費用は、片付ける部屋の広さで決められます。他にも以下のような要素によって、料金が加算されることがあります。
・整理する荷物の量……運び出す荷物が多いと、それだけ大きなトラックが必要になるので料金が高くなります
・家の前にトラックを停められるか……搬出経路が長くなると、それだけ人手や労力が必要になります
・建物にエレベーターがついているか……古い団地などのようにエレベーターがない物件では、追加料金が必要になることがあります
遺品整理費用の相場に幅があるのは、これらの要素を加味して個々の料金を算出していくためと考えられます。
費用面の不安を払拭するために、遺品整理の費用の内訳や相場を理解することは、安心して契約を行う大切な要素です。
遺品整理を安く抑える方法
時間や労力を節約するうえでプロの遺品整理業者に依頼することは大変有益ですが、できるかぎり料金を節約したいというのも人情です。
ここでは遺品整理の費用をできるだけ安く抑えるため、比較的手軽に実践できる方法について解説しています。
比較見積もりを取る
遺品整理を安く抑えるために、まずは複数の業者から見積もりを取りましょう。見積もりを比較することで、遺品整理の相場を知り交渉ができるからです。また、見積もりを依頼する時の業者とのやり取りによって、相手の雰囲気を把握することもできます。
依頼者も複数の業者と見積もりをとる間に、遺品整理のサービスについての理解が深まります。複数の業者とやり取りを重ねることは、その後のトラブルの防止にもつながり、依頼する業者との間に信頼関係を築くきっかけになるでしょう。
逆に見積もりを渋ったり、契約を急かしてくる業者はこの時点でやり取りを避けることをおすすめします。
作業範囲を限定する
費用を安く抑えるためには、あらかじめ自分たちで整理できるものは片付けをしておきましょう。
遺品整理の料金は、処分をする品物の量で決まります。片付けるモノの物量を減らすことで、料金を安く抑えられるメリットがあります。
もともと荷物が少なく使われていなかった部屋や、一般ごみとして処分できるものは時間と人手が許す範囲で片付けておきましょう。自分たちで片付けるうちに業者に処分を依頼する量も把握できるので、契約時のトラブルを防ぐというメリットも。
買取を活用する
自分たちで片付けをするときに、売却できそうなものは買取を活用してみましょう。フリマアプリを活用したりリサイクルショップに持ち込むと、思いもかけない高額の取引となる場合もあります。
貴金属やコレクターアイテムなど、あらかじめお宝になるかもしれない品物を仕分けすることで、実際の作業時のトラブルを避けることもできます。
クヨカサービスでは、遺品整理と並行して買取査定も承っております。買取した金額を遺品整理の料金と相殺することも可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
キャッシュレス決済を活用する
遺品整理費用そのものを安く抑えるわけではありませんが、キャッシュレス決済を活用するという方法もあります。
急な遺品整理が手元資金が乏しい時は、クレジットカードの分割払いを利用することで月々の支払額をセーブすることが可能です。
また、遺品整理の料金はそれなりに高額となるため、ポイントが溜まるクレジットカードを利用する手も。現金での支払いや振込よりメリットがあるキャッシュレス決済を利用して、最終的な支払い費用を安く抑えましょう。
実際のところ、遺品整理にはいくらくらいかかる?
ここでは、当社が実際に作業した事例をご紹介しています。
同じような広さの家でも条件によって費用が大きく異なることや、費用を抑えるために行った工夫なども併せて解説します。
4DKの一軒家
ご実家の遺品整理でしたがこの後解体を控えていたため、庭先のレンガやブロックを撤去せずに残すことで費用を抑えることができました。
室内の物量が少ないこともあり、作業は1日で完了しました。
作業人員……4名
作業日数……1日
費用……210,000円(税込)
1Kのマンション
不動産会社様からのご依頼で、入居者が亡くなられたお部屋の整理を行いました。
建物の前にトラックを停められない場所だったので、一度荷物を運び出してから3人がかりで一気に積み込む方法を取りました。
遺品整理自体は1日で完了し、原状回復リフォーム込みで2週間でのお引渡しとなりました。
作業人員……3名
作業日数……1日
費用……120,000円(税込)※原状回復工事費別
3LDKの一軒家
親族の方が住んでいた一軒家の遺品整理を行いました。
かなり物量が多いお家でしたがある程度片付けを進めておられたこともあり、ご依頼主様の想定予算内で作業することができました。
作業人員……5名
作業日数……1日
費用……500,000円(税込)
早めの相談が大切です
事前に片づけを進めていただくことで見積もり費用が減ることもありますが、作業の労力から考えると、残念ながらあまり効果的でないケースも見受けられます。
当社ではお客様のご事情や現場の状況などに応じて、さまざまな方法をご提案させていただいております。無理をして自分たちで片付けようとする前に、まずはお見積りだけでも早めに取ることが大切です。
遺品整理を依頼したいが予算や作業日数に制限があるという方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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