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処分に困る遺品はどうしたらいい?売却・供養・廃棄方法をご紹介

2023-03-17



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。

当社に寄せられるご相談のなかには、途中まで整理を進めたものの処分方法が分からない品物が多く、手に負えなくなってしまったというケースも少なくありません。

この記事では、特にご相談でよく聞かれる遺品の売却・供養・廃棄方法についてご紹介しています。遺品整理だけでなく断捨離や実家の整理にも使えるので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

遺品整理で処分に困るものは意外と多い


遺品整理のなかでもっとも時間と労力がかかる作業は、遺品の仕分けです。「この品物は捨てるべきか」「捨てないとしたらどう活かすか」「捨てるならどうやって捨てるのか」ひとつひとつの品物に対して取捨選択していかなければなりません。

故人の思い出が詰まった品物であっても、膨大な遺品をすべて引き継ぐことはできません。ほとんどを廃棄処分することになるのですが、遺品の場合は捨ててしまうと取り返しがつかないという悩みを抱えている方も多いようです。

また、遺品のなかには通常のゴミとは違う手続きが必要なものや、処分するには忍びないものもたくさんあります。それらをただ捨ててしまうのは抵抗があるというお声も聞かれました。

扱いに困る遺品と処分方法


ここでは当社でよくご相談を受けることの多い、扱いに困る遺品の処分方法について解説しています。



故人が所有していた車を処分するには、以下のような選択肢が考えられます。


①廃車にする
②譲渡して誰かに乗ってもらう
③売却する
④自分で乗る


車の処分をする場合に気を付けなければならないのが、いずれの方法を選択するにせよ相続手続が必要になるということです。いったん相続して名義を変更したうえで、売却なり廃車なりの手続きを進めていくという流れになります。誰かに譲渡する場合でも、故人の名義から直接新しい所有者に変更できないケースがほとんどです。

自動車の相続や名義変更には、戸籍謄本や車庫証明など必要な書類がたくさんあります。相続放棄を検討している場合はさらに複雑になってくる可能性もあるので、勝手に処分や譲渡を進めず、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。

仏壇



古い仏壇は大型で非常に重いものが多く、供養を引き継ぐにせよ仏壇までは引き取れないというケースが少なくありません。

仏教の教えにおいて、仏壇は仏様をお祀りする小さなお寺であり、故人の魂がいる場所であると考えられています。そのため、閉眼供養(魂抜き)などの供養を済ませてから仏壇を処分するのが一般的です。

閉眼供養は菩提寺にお願いすることが多いですが、お寺との付き合いが途絶えていて分からないという場合は仏壇じまいを行っている業者に依頼するという方法もあります。クヨカサービスでも遺品の供養を行っておりますので、ご相談いただければお力になれるかと思います。

閉眼供養が終わったあとの仏壇はただの入れ物なので、大型ごみとして廃棄することも可能です。仏壇を他のゴミと一緒に捨てることに抵抗を感じる場合は、法要をお願いした菩提寺で引き取ってくれることもあるので相談してみると良いでしょう。

仏壇の買い替えで処分する場合は、新しい仏壇を購入する予定の仏具店で引き取りを行っていることもあります。購入前に確認しておくことをおすすめします。

手紙や写真



故人の筆跡や息遣いが感じられる手紙や、大切にしていた写真は捨てるのに躊躇してしまうものです。しかし昔のアルバムは厚みも重さもあるため、すべてを保管するのは難しいのも事実。

当社では遺品整理をスムーズに進めるポイントとして、遺品がよほど大量でない限り、写真や手紙の選別は最後に回すことをおすすめしています。

故人だけでなく親しい友人や親族が映った写真は、当時の空気を思い出せる大切な遺品です。気持ちが落ち着いてから、遺された家族でじっくり選別するというのもひとつの方法です。

また、大量の写真や手紙はスキャナーで取り込んで、デジタル化するという方法もあります。最近ではスマホをスキャナー代わりにできるアプリも出ています。そういったツールを活用するのも良いでしょう。

着物



扱いに困る遺品の上位として挙げられるのが、大量の着物です。故人がその上の世代から引き継いできた着物も多く、処分しづらいと感じる方も多いようです。

現在の中古着物市場は供給過多となっており、状態の良いものでも高額で売却するのは難しくなっています。売却する場合は、あまり金額に期待しないほうが良いでしょう。とはいえ、レトロブームの影響で、大正から昭和初期にかけてのヴィンテージ着物は若い人にも人気です。

保管スペースを確保できて、ある程度スマホを使い慣れているなら、フリマアプリで気長に売るという手も。

思い入れはあるが着る予定がないという着物は、バッグやインテリアグッズにリメイクするという方法もあります。オーダーメイドで作成してくれるアトリエに依頼することもできますが、不要な着物がたくさんある方は手作りにチャレンジするのもおすすめです。

人形やぬいぐるみ



人形やぬいぐるみは材質にもよりますが、基本的には可燃ごみとして処分できるものが大半です。

しかし故人とともに時を過ごした人形たちを、ただ捨ててしまうのは心苦しいというお声もよく耳にします。自分で処分する際は、線香や水をお供えして心ばかりの供養を行うことで幾分か心が楽になりますよ。

ひな人形やドールなどは人形供養を行っている寺社に持ち込み、供養をしてもらうのもおすすめです。ネットで「人形供養 〇〇(お住いの地名)」と検索すると良いでしょう。直接持ち込めない場合も供養の費用を支払った後、箱に詰めて送るだけで良いというところも数多くあります。

まだ綺麗なぬいぐるみなどは、途上国の子どもたちへ寄付するという方法もあります。手続きを済ませたら箱に詰めて送るだけのところも多いので、検討してみると良いでしょう。


遺品整理は思っている以上に、気力と体力を消耗する作業です。当社にご相談に来られたお客様からも「時間は限られているのに作業の終わりが見えず、途方に暮れてしまった」というお声もよく耳にします。

そんな時こそ、遺品整理を専門に行うプロにご相談ください。処分に困る遺品の供養から大物の運び出しまで、熟練のスタッフが迅速・丁寧にお手伝いさせていただきます。

ご依頼いただいたお客様からは「仕分けだけで精一杯だったので、処分全般をやってもらえて助かった」「ゆっくり故人を思い出しながら遺品整理を行うことができた」とお喜びの声もいただきました。遺品整理でお困りの方は、クヨカサービスまでぜひお気軽にご相談ください。

業務経験豊富なスタッフがお客様のご事情に合わせて、最適なプランをご提案いたします。





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