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8割以上がゴミ屋敷の住民への対応経験あり。ゴミ屋敷になりやすい人の特徴とは?

2023-03-10



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。

賃貸物件を所有する大家さんにとって、ゴミ屋敷は頭の痛い問題です。部屋の汚損だけでなく、場合によっては近隣住民にまで悪臭や害虫の被害が及ぶケースもあります。

この記事では、不動産賃貸オーナー・不動産管理会社を対象に行われた調査をもとに、ゴミ屋敷になりやすい人の特徴について考えてみたいと思います。

参考:株式会社GoodService「ゴミ屋敷の傾向と特徴

ゴミ屋敷になってしまう人の特徴



家をゴミ屋敷化させてしまう人には、なにか共通点や特徴はあるのでしょうか。

「ゴミ屋敷状態になる人に多い特徴として当てはまるものは何だと思いますか?」という質問に対し、圧倒的に多かった回答が「ひとり暮らしの人」というものでした。次いで多いのが「高齢者」「未婚の人」という回答です。

他人に干渉されにくく、社会や地域から孤立しやすい環境で暮らしている人ほど、ゴミ屋敷に陥りやすいという背景があるように思えます。しかし他の回答を見ていくと、そうとも言い切れない結果が出ていることが分かります。


質問:ゴミ屋敷状態になる人に多い特徴として当てはまるものは何だと思いますか?

一人暮らし……65.4%
高齢者……28.7%
未婚者……26.7%
既婚者……18.6%
子どもがいる人……14.1%
男性……13.4%


このように既婚者や子どものいる人など、社会的に孤立しているとは断言しづらい層も含まれていることが分かります。

あまりにも忙しすぎる生活や心身の病気など、一緒に生活している人がいてもサポートの限界を超えると、ゴミ屋敷化してしまうケースも考えられるといえるのではないでしょうか。


また、「ゴミ屋敷状態になる人に多い行動、生活習慣として当てはまるものは何だと思いますか?」という質問では以下のような回答がみられました。


不規則な生活をしている……38.1%
物を捨てられない……36.6%
在宅時間が長い……31.6%
来訪者が少ない……28.5%
物への執着心が強い……25.1%
過度な飲酒をしている……21.1%


心身へのストレスや生活の荒れが、ゴミ屋敷化と深く関連していると推測できる回答が多い結果になっています。

当社に寄せられるご相談の中にも「自分でもこのままではいけないと思っているがどうしても片付けられず、精神的に追い詰められている」というケースがよくあります。

在宅時間が長くても生活が不規則でゴミを捨てる時間帯に起きられなかったり、心身のバランスを崩してしまい身の回りを清潔に保つことが難しくなった結果、どんどんゴミが溜まってしまうという悪循環が伺えますね。

8割の大家がゴミ屋敷の対応をしたことがあると回答



それでは、実際にゴミ屋敷の対応をしたことがある大家さんや管理会社の方はどのくらいいるのでしょうか?

このアンケートに回答している1,052人の回答者のうち、実に8割近くが何らかのかたちでゴミ屋敷対応の経験があると回答しました。


質問:ゴミ屋敷状態の住民本人や周囲へ何らかの対応をした経験はありますか?

かなりある……24.0%
何度かある……54.5%
一度だけある……14.5%
まったくない……7.0%


一度だけあると回答した方を含めると、9割を超える方がゴミ屋敷の対応したことがわかります。その際にどのような対応を行ったかという質問に対しては、以下のような回答がみられました。


入居者本人への注意・警告……50.8%
入居者の家族への連絡……38.9%
自治体への報告……36.8%
入居中の部屋の確認……26.3%
入居者本人への退去勧告……18.5%
入居中の部屋の清掃……15.6%


ゴミ屋敷になってしまった部屋は、入居者自身にも手に負えない事態になっていることがよくあります。その場合は大家さんや管理会社が部屋を片付けたり、保証人になっている家族に連絡を取って対応してもらわざるを得ないという事情も伺える結果になりました。

また、ゴミ屋敷から近隣トラブルへ発展した場合、当事者間だけでなく自治体による介入が必要になるというケースもあります。そうなると大家さんや管理会社にかかる負担も相当なものになってしまいます。

ゴミ屋敷住人に対して管理者側のホンネ



アンケートの別の設問では、ゴミ屋敷になってしまった賃貸物件を誰が処理したのかというものもありました。入居者本人が部屋を処理した事例は全体のわずか3割強、それ以外は管理会社や専門業者の手で処理しているという結果になりました。

ゴミ屋敷は大家さんや管理会社にとって大きなリスクとなることが見えてきましたが、ゴミ屋敷化した物件とその住民については以下のような本音も聞かれました。

・悪意がないこととはいえ衛生的な問題もあるので、できる範囲で努力してほしい
・すぐに退去してほしい
・心理面でのサポートの必要性も感じる

すぐに退去してほしいという厳しい意見がある一方で、心身の病気や同情すべき面があることに理解を示し、サポートの必要性を指摘する声もありました。


この記事では、不動産賃貸オーナー・不動産管理会社を対象に行われた調査をもとに、ゴミ屋敷になりやすい人の特徴について解説してきました。

クヨカサービスではゴミ屋敷の清掃から原状回復リフォームまで、ワンストップでご相談を承っています。

作業風景を見えないようにするなど、周囲の方々への心情やプライバシーにも配慮して作業に取り組んでおりますので、どうぞご安心ください。





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