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遺品の処分、罪悪感を覚えてしまうのはどうして?


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や特殊清掃のご依頼を承っております。

遺品整理についてさまざまなご相談もお受けしていますが、そのなかで「遺品整理をしたい気持ちはあるが、大量の遺品を捨てるのにどうしても抵抗があって進められない」というお悩みを耳にすることがあります。

気持ちが落ち着くまで遺品整理を先延ばしにするのもひとつの方法ですが、時間的な制約が生じるのもまた事実です。この記事では、遺品整理にまつわる罪悪感とどのように向き合っていけば良いか考えてみたいと思います。

遺品を処分するのに罪悪感を覚える3つの理由



遺品を処分するのに罪悪感を覚えてしまうのは、なぜでしょうか?その背景には、3つの理由があると考えられます。

故人への思い残し


不慮の死ではなくゆっくりお別れを言えるようなケースであっても、大切な人との別離はつねに後悔や思い残しがつきまとうものです。

「何かもっとしてあげられることがあったのでは」「もっと優しくできたのでは」などの思いに整理がつかないまま、故人との思い出の詰まった遺品を捨てるのはとてもつらいことだといえるでしょう。

モノを捨てることへのうしろめたさ


遺品整理をきっかけに、実家や住む人のいなくなった家を引き払うというケースは少なくありません。ひと部屋だけならいざ知らず、家一軒を片付けるとなると不用品の量も相当なものになります。

その中には、まだ使えるのに処分せざるを得ないものもたくさんあるでしょう。捨てるしかないと分かっていても「モノを捨てる=悪いこと」という感覚が罪悪感となってしまうのです。

特に年齢の高い方はモノを大切にするという考えを強く持っているため、罪悪感を覚えやすい傾向にあるようです。

取捨選択の判断に疲れてしまう


遺品整理の基本はモノの分別です。「残すもの」「捨てるもの」「あげるもの」など、大量の遺品をひたすら分けていくのが作業の大半だといっても過言ではありません。

片づけというのは複数の作業を並行しておこなう高度な作業で、長時間続けているうちに心身ともに疲弊してしまうのはやむを得ないことといえるでしょう。

そのため「本当に処分して大丈夫なのか?」と自分の判断に自信が持てなくなり、罪悪感へとつながってしまうケースも多々見られます。

処分しづらい遺品とはどのようなもの?



遺品整理に関するお悩みを伺うなかで、お客様が特に処分しづらいとおっしゃる品目には共通点がありました。それはどのようなものでしょうか?

写真


故人が映っている写真は、もっとも処分しづらい遺品のひとつです。少しなら残しておくこともできますが、分厚いアルバムが何冊もある場合などは扱いに困ってしまうことも多いようです。

つねに身に着けていたもの


故人が常に近くに置いていたものには、たくさんの思い出が詰まっているもの。それが高価なものでなく受け継ぐ人がいない場合でも、捨ててしまう決心がつかないというお声をよく耳にしました。

いつも着ていた洋服など故人の面影がはっきりと浮かぶような品物も、捨てることで故人が悲しむのではないかと思ってしまうという方も多いようです。

コレクション類


故人の思い入れが伝わる品物も、処分しづらいものです。特にコレクション類は愛好家以外には価値が分かりにくいことにくわえて、場所をとるものも少なくありません。

受け継ぐ人がいないが、故人が大切にしていたものをそのまま処分してしまって良いのだろうかと罪悪感にかられるというご相談も多いです。

罪悪感を覚えない遺品整理のために知っておきたい3つのポイント



遺品整理にまつわる罪悪感について解説してきました。整理を進めるなかでどうしても手が止まってしまうという場合は、このように考えてみるのはいかがでしょうか?罪悪感の解消に役立ちそうなヒントを3つにまとめてみました。

誰かと一緒に整理を進める


ひとりで黙々と作業をしていると、故人への想いや後悔などでいっぱいになってしまいやすいものです。可能であれば他の親族やきょうだいなどにも声をかけて、複数で作業を進めていきましょう。

作業が早く終わるというだけでなく、遺品整理を通じて故人の思い出話をするのも供養のひとつになります。捨てるかどうか迷っているものも、ひとりで決断するよりも心の負担が軽くなることでしょう。

すべてを処分する必要はない


遺品整理の状況にもよりますが、どうしても捨てる踏ん切りがつかない遺品はしばらく保管しておくのもひとつの方法です。自分の部屋に持って帰れる許容量に合わせて保留箱を作るのも良いですし、ある程度コストがかかっても良いのならトランクルームを借りるという手もあります。

決められた日程ですべてを処分してしまう必要はないと考えれば、少し気が楽になるのではないでしょうか。

寄付や譲渡を考える


まだ新しい品物や需要の高い家電などは、寄付や譲渡で誰かに受け継いでもらう方法もあります。自分の周りで必要としている人がいないか、声をかけてみましょう。コレクション類は故人の友人関係に引き取ってもらえる可能性もあります。

自分のところでは活かせないものも、ほかの誰かのところで役立つかもしれません。遺品整理を進めながら譲渡先を探してみると良いでしょう。

遺品整理業者に依頼するという選択肢も



遺品整理を実際に経験した方が揃って口にするのが「思っていたより作業量が多く、とても大変だった」「ゆっくり故人を悼む時間が取れなかった」というご意見です。

クヨカサービスでは遺品整理全般に関するご相談を承っております。すべてを業者に依頼するのは予算の都合上厳しいという場合でも、作業範囲を限定するなどご予算内でコストを抑える方法も積極的にご提案させていただいております。

作業経験豊富なスタッフがご相談を承りますので、ぜひお気軽にご相談ください。





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