遺品整理で出た大量の衣類の処分方法は?整理のポイントを解説
2023-08-16
生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理などのご依頼を承っております。
遺品整理で問題になるのが、大量の衣類の処分方法です。タンスや衣装ケースにしまい込まれた膨大な衣類を前に、途方に暮れてしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では衣類の処分方法や、まだ新しい衣類や着物の活用方法について解説しています。
目次
遺品整理で衣類の処分はどうする?
「衣食住」ともいうように、衣類は人が暮らすうえで非常に重要なものです。ほとんどの方が気候やTPOに合わせて大量の衣類を持っているため、自分たちだけで整理をしようとすると思っていた以上の重労働になることもしばしば。
着古した衣類は処分するケースがほとんどですが思い出に直結する物も多いため、仕分けをする時に手が止まり、時間が過ぎてしまうことも少なくありません。
遺品の衣類を仕分けするポイント
遺品の衣類整理を行う際には
・思い出として手元に残すもの
・一度保留にして考えるもの
・手放すもの
の三種類に仕分けます。ここからは、それぞれのアイテムごとに仕分けをするポイントを解説します。
洋服
遺品として遺されているなかで、一番分量が多いのが洋服です。亡くなった方が着用している姿を見ているため、残されたご遺族にとっても思い入れがある品物です。形見として親しい方に譲ることもありますが、大半は処分することになります。
使用感が少ないアイテムや未使用の場合は、リサイクルショップに持ち込んで売却するのもひとつの方法です。
肌着やインナー
肌着やインナーのように直接身につけるものは、断裁して処分するのが一般的ですが、未使用のものは寄付する方法もあります。
介護施設では予備の肌着を日常的に必要としていますから、問い合わせしてみると良いでしょう。介護サービスを利用していた場合、お礼のご挨拶に行く機会があればその際に尋ねてみるのもおすすめです。
喪服やフォーマルウェア
喪服やフォーマルウェアは流行もなく、長く着用できるアイテムです。サイズが合う親族が身近にいる場合には、数珠や帛紗と一緒に形見として使ってもらうのも方法です。
若い方は喪服を持っていないことも多いので、質の良い喪服は重宝されます。紋付の喪服などは故人の思い出とともに、良い形見となるでしょう。
着物
着物は高価な品が多く、処分方法に頭を悩ませる品物のひとつです。形見として譲る方法もありますが、日常的に着物を着る機会が多い方でない限り持て余してしまうことも。
また、帯や半襟といった着付けに必要な小物も処分しなくてはいけません。高額でなくても良いから誰かに使ってほしいという場合は、フリマアプリやオークションに出品するのもおすすめです。小物とセットにして出品すると、意外な高値で売れることも。
衣類を処分する方法
大量の衣類を処分するには、時間も手間もかかります。ここでは、自分たちだけでも取り組みやすい処分方法について解説しています。
①資源ごみや燃焼ゴミとして出す
仕分けをした衣類をゴミとして出す場合には、ゴミが回収される日や場所などを事前に確認しておく必要があります。
ちなみに仙台市では家庭ごみとしても出せますが、資源回収庫に出すことが推奨されています。できるだけリサイクルに出すことを心がけましょう。
②リサイクルショップに持ち込む
状態の良いものやブランドの衣類は、リサイクルショップに持ち込むと良い値段がつくことがあります。誰かに引き継いでもらえるので、ゴミに出すよりも心理的な負担は軽くなるでしょう。
値段がつかない商品も、無料で引き取ってくれるサービスもあります。重さ単位で買い取ってくれる店舗もあるので、条件を調べてみると良いでしょう。
③フリマアプリやオークションで売る
フリマアプリやオークションを使って、自分で値段をつけ売却する方法です。需要によっては、リサイクルショップよりも高額で売れるのが大きなメリットです。
一方、売れるまで確実に自分の手元で保管が必要なこと、トラブル対応を自分で行わなければならないというデメリットもあります。フリマアプリの仕組みやネット上のやり取りに慣れており、ネットリテラシーが高い人に向いた方法です。
④寄付する
不要になった衣類を受け付けている団体に、寄付する方法もあります。
寄付された衣類は海外で必要としている地域に送られたり、古着市場で販売して売上金を環境保全に活用するなど、さまざまな用途に使われます。動物愛護団体などでも、断裁してウェスにしたり動物の寝床に使える衣類を募集していることがあります。
多少使用感があるがきれいな衣類は、こういった団体に寄付することを検討しても良いでしょう。以下の団体では、衣類の寄付を受け付けています。
「特定非営利活動法人 日本救護衣類センター」
「特定非営利活動法人 洋服ポストネットワーク協議会」
寄付をする際、要項をよく確認せずに衣類を送りつけるのはNGです。団体によって受け入れ可能な衣類や送付方法が定められています。事前に必ず確認しておくようにしましょう。
大量の衣類を含む遺品整理なら当社におまかせください
遺品整理は仕分けをするときの心理的な負担と、限られた時間で作業を進めなければならないという制約があります。クヨカサービスでは遺品の仕分けから不用品の回収、遺品の買取まで全てワンストップで行っております。
ご遺族様のお気持ちに寄り添いながら、思い出の品物の整理を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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