遺品整理はどこまでやってもらえる？料金の内訳を解説

2023-08-23

生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理などのご依頼を承っております。

遺品整理を業者に依頼すると、実際にはどのような作業をしてもらえるのか、気になる方も多いのではないでしょうか？この記事では、遺品整理の作業現場で行われている作業の内訳を解説するとともに、当社で実際に作業した際の事例をご紹介します。

1 遺品整理の内訳
2 遺品整理の相場

遺品整理の内訳

遺品整理とひとくちにいっても、さまざまな作業があります。当社が行っている遺品整理の作業内容をご紹介しています。

建物の養生

遺品整理をするうえで不用品や家具を搬出する際、建物に傷をつけないための養生は必須作業です。当社では玄関やお部屋の中だけでなく、集合住宅のエレベーターや共用部分のエントランス、自動ドア部分も含めて、荷物が通る経路をシートや毛布でカバーします。

事故や破損を防ぐだけでなく、建物の資産価値を維持するうえでとても大切な作業のひとつです。

遺品の仕分け

大量の遺品を「思い出として残すもの」「買取に出すもの」「処分するもの」の三種類に仕分けします。仕分けは遺品整理を行ううえで、最も重要な作業のひとつです。現地に来られないご遺族様に代わり、熟練のスタッフが責任を持って仕分けを行います。

遺品整理は亡くなられた方のためであると同時に、遺された方の未来へ向けての前進をお手伝いする作業です。遺品一つひとつをご遺族様の気持ちに寄り添いながら、丁寧に確認します。

貴重品や形見の捜索

作業開始時に「自分たちでも探してみたが、どうしても見つからない遺品がある」というお声をよく耳にします。当社のスタッフは多くの遺品整理現場を経験しているため、貴重品の捜索もどうぞおまかせください。

衣類のポケットや小さな引き出しなど、見つけにくい場所を予測しながら細心の注意を払って捜索を進めていきます。

遺品整理の際に捜索しておきたいものは、以下のような品物です。

・遺言書、エンディングノート
・身分証明書（マイナンバーカード・運転免許証・パスポート・健康保険証）
・印鑑（実印・銀行印）
・通帳、証券
・土地の権利書、不動産関連の重要書類
・年金関係書類（年金手帳）
・貴重品（宝石・美術品・骨董品）
・現金、商品券
・写真や思い出の品
・スマートフォン
・レンタル品

不用品の回収・処分

処分する遺品や大型家具、古い家電などは不用品として当社が回収します。

自分たちで不用品を処分することも可能ですが、自治体ごとのゴミ捨てルールを確認して決められた日時にゴミ捨て場まで持って行かなくてはいけません。

また、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機（衣類乾燥機も含む）の4品目は、特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）の対象となっており、自治体のゴミの回収には出せません。家電リサイクル法の対象となる品物は、基本的には購入した店舗に引き取りを依頼するか、自治体が認定する収集運搬業者を探して回収を依頼する必要があります。

不用品の処分を自分たちで行うのは、時間と手間の面から見ても大変な重労働です。当社は一般廃棄物処理業者の許可を取得しており、家電リサイクル法対象の家電も含めて不用品を適正に処分しています。搬出から処分まですべて行えるのは、プロの遺品整理業者に依頼する大きなメリットといえるでしょう。

遺品の買い取り

まだ新しい家電やブランド品、コレクションアイテムなどは売却することも可能です。

当社では古物商許可書を取得しており、遺品の買い取り査定も行っております。

作業と並行して査定を進められるので、リサイクルショップや買取業者を別々に依頼する時間や手間が省けます。遺品整理費用との相殺も可能ですので、是非ご検討下さい。

作業後の清掃

すべての搬出作業が終わったあとは、お部屋の清掃を行います。

本格的な清掃や修繕が必要な場合は、別途対応可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

遺品の供養

当社では、写真や身の回りの品の合同供養を行なっております。合同供養はプランの中に含まれておりますので、安心してご用命ください。

ご遺品の供養は必ずしなければならないものではございませんが、遺された方にとって一歩先へ進む大切なものです。ご要望があれば、故人様がお暮らしだったお部屋での訪問供養や、お焚き上げにも対応いたします。