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遺品整理で出てきた貴金属、どう扱えば良い?活用方法をご紹介!

2023-03-03


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や生前整理のご依頼を承っております。

遺品整理とはその方が生きてきた軌跡を整理・処分していく作業です。亡くなった方の遺品を仕分けていくなかで、扱いに困るというお声を耳にするのが貴金属です。使わない指輪やネックレスを持ち続けることはできないが、手放すにしても方法が分からないという方が多いのではないでしょうか。

この記事では遺品整理で出てきた貴金属を整理する際に知っておきたいポイントや、注意点について解説しています。

貴金属は「遺産」になる可能性も



貴金属に限らず遺品整理全般で注意したいのが、遺品も「遺産」になり得る可能性があるということです。

遺品というのはほとんどが処分するもので、金銭的な価値がないと思われがちです。確かに生活用品や洋服などは値段がつきづらいものですが、コレクションアイテムや貴重な一点ものの陶器のように「分かる人には分かる」という品物は必要としている人も多く、高く売れることもあります。

金銭的な価値の高いものは遺産として相続の対象になり、法律や遺言書に従って相続人が引き継がなくてはいけません。自分以外に相続人がいないという場合でも、故人が負債を抱えており相続放棄を検討している場合は注意が必要です。

よく確認しないままに遺品を売却すると、相続する意思があるとみなされて相続放棄に支障をきたす可能性も考えられます。ある程度の値がつきそうな品物を処分する際は、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

遺品整理で出てきた貴金属の処分方法



遺品の貴金属に相続問題がないと判明したら、実際に貴金属を処分する方法を考える必要があります。ここでは、一般的な方法を5つにまとめて解説しています。

手元に置いておく


指輪やネックレスは比較的場所を取らず身に着けやすいことから、故人の形見としてよく選ばれています。保管するスペースが確保できるのであれば、手元に置いておくという選択肢をとることもできます。

その場合は、しまいこむ前にお手入れをしておくことをおすすめします。天然素材、特に真珠やサンゴは皮脂汚れや直射日光に弱く、汚れたまま長時間放置していると本来の輝きや風合いを失ってしまうことも。高価な貴金属は専門業者にクリーニングを依頼するのもおすすめです。

リフォームする


形見として手元に持っておきたいがサイズやデザインが合わない貴金属は、リフォームして身に着けやすいものに生まれ変わらせるという方法もあります。

ピアスをイヤリングに変えたり、デザインの古い立て爪リングを普段使いしやすいカジュアルリングに作り変えるといったことも可能です。形見だからといってしまいこんでおきたくない、きちんと使えるかたちで活かしたいという方におすすめの方法です。

廃棄する


貴金属のなかには金メッキやシルバー、ジルコニアなど、宝石やアクセサリーとしての価値があまり高くないものも。そういったものは売却しても値が付きづらいため、引き取り手がいなければ廃棄するしかないということもあります。

とはいえ貴金属に使われている素材は、簡単に見分けられないものも少なくありません。思いがけず価値があるものが含まれている可能性もあるので、自信がない時は焦って廃棄せず、知識がある人に見てもらうことをおすすめします。

誰かに譲る


故人が大切にしていた貴金属は、形見として誰かに引き継いでもらうことができます。この場合、貴金属そのものの価値だけでなく、故人との思い出の象徴としての意味も持つことになります。

特に女性は、自分の母親や親族から引き継いだアクセサリーも多いものです。そういったものを若い世代に譲っていくことは、大きな意味があるといえるでしょう。

遺品整理で出てきた貴金属は売却することも可能



引き継ぐ人がいないアクセサリーや宝石は売却するという選択肢も。中古貴金属は以下のような所で売却・買取依頼を行うことができます。

貴金属専門の買い取り業者


貴金属の買い取り業者は専門性が高いため、宝石やアクセサリーの価値をきちんと見極めたうえで正確な査定が期待できます。また、アクセサリー以外の金製品(コインやインゴット)やブランド品なども同時に買い取りしてもらえるので、売却希望の品物が多い場合は重宝するでしょう。

ここ数年は金買取相場が上昇しているとこもあり、あちこちに買取業者が出店しています。なかには知識が乏しい業者や悪徳業者も混ざっており、トラブルになっているケースもあるので注意が必要です。

この記事では、貴金属を売却する際に気を付けたいポイントもまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。

リサイクルショップ


リサイクルショップでも貴金属の買い取りを行っています。家具や食器、電化製品の売却を同時に行えるので、家の中にあるものをまとめて売却したいという場合、時間や労力を節約できるのがポイントです。

しかし専門性という点では劣るため、一点物のアクセサリーや高価なアンティークジュエリーなどは正確な査定ができない場合もあるという点に注意しましょう。

フリマアプリやネットオークション


フリマアプリやネットオークションは、需要さえあれば思いがけない高額で売却できるチャンスがあるのと、自分の好きなタイミングで出品できるという大きなメリットがあります。

その反面、個人間のやり取りになるため、トラブルが起きた際の対応もすべて自分で行わなくてはいけません。売れるタイミングを自分で選べないので、売れるまで手元に持っていなくてはいけないという問題もあります。

ネット上の売買に慣れていない方や、早く売却したい方には避けたほうが向いていない方法といえるでしょう。

遺品整理業者


遺品整理業者のなかには、遺品整理と並行して換金可能なものを買い取ってくれるところもあります。遺品整理と買取を同時に進められるので時間と手間が大幅に節約できるのが、最大のメリットです。

これまでにご紹介した買取業者やリサイクルショップと同様に、業者によってサービスの質や知識に幅があるため、業者選びは妥協せず慎重に行うことをおすすめします。

貴金属を売却する時の注意点



遺品整理で出てきた貴金属を売却する際は、気を付けたいポイントがいくつかあります。

信用できる業者かよく調べる


これまで解説してきたように、残念ながら一部の業者にはサービスの質が低いものや、不当に低い査定をつけて安価で買取を行うものも存在しています。買取を依頼する際は以下のようなポイントをチェックして、信用できる業者なのかよく確認しましょう。

できるだけ高く売却したいのが人情ですが、あまりにも相場からかけ離れた高額査定を提示してくる業者を避けることも大切です。

相場を調べておく


適正な査定が行われているかを知るには、大まかな買取相場を知っておく必要があります。

一般的な買取相場は金>プラチナ>宝石の順で価格が低くなる傾向です。ただしこれは素材として見た時の相場で、高級ブランドのアクセサリーや人気の高いデザインのようにジュエリーとして価値が高いものはその限りではありません。

複数の業者に見積もり依頼をしたり、実際に中古貴金属店に足を運ぶことでだいたいの相場感が掴めてくるでしょう。

勝手に処分しない、必要なら書面に残す


これまで解説してきたように、遺品はその金額によって相続の対象になることがあります。少しでも不安が残る場合は処分せず、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。必要によっては書面を作成して残しておくことも検討しましょう。


クヨカサービスは仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。専門資格を有するスタッフが大切な遺品を仕分け・処分・買取までワンストップで行います。その後の原状回復リフォームや売却のご相談もどうぞお任せください。





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