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遺品整理は自分でできる?業者に頼む?判断のポイントを解説します

2024-05-01



生前整理・遺品整理のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。


遺品整理は人生のなかで何度も経験するものではありません。実際、当事者になった方からよく聞くのが「プロの遺品整理業者に依頼するか、自分たちでやるかの判断がつかずに困った」というお声です。

この記事では遺品整理の流れやかかる時間の目安、業者に依頼するかどうか判断するポイントを、プロの視点から解説しています。

遺品整理とは


遺品整理とは故人の所有していたものを要るものと要らないものに分け、整理する作業全般を指します。このなかにはお部屋に遺された品物の整理だけでなく、デジタル遺品や各種契約の整理、賃貸物件の場合は原状回復も含まれています。


ひとが生活していた痕跡をすべて片付けるというのは心身ともに負担が大きい作業ですが、遺品整理には故人と向き合う最後の機会という側面もあります。


遺品整理は遺された人たちが気持ちの整理をつけて前を向くという意味からも、大きな意義を持っているといえるでしょう。

遺品整理の流れ



実際に遺品整理を行うには、どのような段階を踏むのでしょうか?ここでは、一般的な流れを解説しています。

必要なものを準備する


遺品整理に必要なものは、主に以下のようなものです。


・ガムテープやゴミ袋などの消耗品
・不用品や形見を入れる段ボール
・貴重品や捜索品のリスト
・工具類


基本的には引っ越しに使うものを用意しておけば良いでしょう。マスクやゴーグル、長袖の作業着など安全に配慮した服装を準備しておくことも大切です。
家具や家電の搬出に使う台車やカート、集合住宅の場合は共有部分の破損を防ぐために養生シートなども必要です。

遺品の仕分け


遺品整理のメインともいえる作業です。遺品を残すものと処分するものに分けていきます。
その際に必要なものまで廃棄しないよう、事前に残しておくもののリストを作成して作業する人全員で共有しておくことも大切です。


通帳や年金証書といった貴重品や故人が大切にしていた品物、写真なども可能な範囲で残しておきます。
また、故人の集めていたコレクションも査定価格によっては財産として扱われることがあるので、専門家の査定を受けることも検討しましょう。


すべてを形見として取っておけない以上、思い切って捨てるという覚悟も必要ですが、捨ててしまうと取り返しがつかないものもあります。
思わぬトラブルを避けるためにも、親族でよく話し合いながら作業を進めることが大切です。

不用品の処分


仕分けを終えたら不用品を処分します。遺品整理で出た不用品は、引っ越しごみと同様に扱われる自治体が多いです。手続きが必要なこともあるので、自治体のゴミ捨てルールをあらかじめ確認しておきましょう。


当社に寄せられるご相談のなかでよく聞かれるのが「必要な遺品を仕分けするまではなんとかなったが、不用品の処分に困っている」というお声です。


不用になった大型家具や家電を処分するには、それなりの人手と運搬手段が必要です。遠方から片付けに来ている方の場合、決まった日時にゴミ捨てができないという事情もあります。
不用品をどのように処分するのか、事前によく調べておくことをおすすめします。

清掃や原状回復


不用品の搬出が終わったら、部屋をきれいに清掃します。この作業にかかる時間や労力は賃貸か持ち家か、売却や移住の予定があるかなどで変わってきます。


取り壊しや原状渡しで売却するのであればできる範囲の清掃で済みますが、再び人が住める状態に整えるのであれば、プロの業者によるリフォームが必要になることもあります。

遺品の分配


残しておく遺品を平等に分けます。このとき気を付けなければいけないのは、資産価値のある遺品は贈与税や相続の対象になり得るということです。


特に宝石や車など財産的価値の高い品物は、形見分け本来の意味合いから外れていると判断されるケースもあるため注意しましょう。

業者に依頼するか判断する〇つのポイント



一般的な遺品整理の流れを解説してきましたが、手順を整理してみると、思っていたよりもやることが多いと感じた方も多いのではないでしょうか。

自分たちでやるか業者に依頼するかを判断するには、いくつかのポイントがあります。ここでは判断基準となる4つのポイントについて解説しています。

部屋数や間取りはどうか


遺品整理の作業ボリュームは、部屋数と荷物の量によって決まります。物量や立地にもよりますが、エレベーターのない物件はワンルームでも作業のコストが跳ね上がります。


エレベーターがなく、階段で荷物の上げ下ろしをする物件や部屋数の多いファミリータイプのお部屋の遺品整理は、業者に任せたほうが安心でしょう。

作業に割ける時間はどれくらいか


当社で行っている遺品整理は、ほとんどの場合1~2日で作業が完了しています。しかしこれはプロのスタッフと機材、充分な人手を確保したうえでの作業時間なので、自分たちだけで行うならそうはいきません。


「狭い部屋だと思っていたが、実際に荷物を出してみると想像よりはるかに多くて驚いた」「ワンルームだったのに整理だけで1週間もかかった」というお声も耳にしました。
週末だけの作業だと、数か月かかるケースも珍しくありません。

時間の制約がなければ、自分のペースで片づけを進めていくのもひとつの方法です。しかし退去期限まで余裕がない場合は、業者に依頼するのも選択肢に入れておくと良いでしょう。

人手や大物の搬出手段は確保できるか


自分たちで遺品整理を行ううえで最も高いハードルになるのが、大物の搬出です。
大型ゴミとして処分するにしても、指定の集積場まで自力で持っていかなければなりません。また、テレビや冷蔵庫などは家電リサイクル法の対象となっているため、廃棄方法が細かく決められています。


大物を運べるだけの人手と軽トラックなどの運搬手段を確保できるのであれば、自分たちでも作業可能ですが、そうでないなら部分的にでもプロの業者の手を借りることをおすすめします。


もう一点注意しなければならないのが、家屋の老朽化です。古い家は床下が腐食していることが多く、重い荷物を移動する際に床を踏み抜くなどの事故に繋がることがあります。
床を踏んだ時に違和感がある、シロアリなどの害虫がいた痕跡があるなど、床下へのダメージが予想される場合は特に慎重に判断しましょう。

荷物の量や捜索品はどのくらいあるか


遺品整理によく起きるトラブルとして、必要な遺品まで誤って処分してしまったというものが挙げられます。
通帳をはじめとする貴重品や写真、大切にしていた品物など、どれも誤って廃棄してしまうと取り返しがつかないため、遺品の仕分けには細心の注意を払う必要があります。


プロの遺品整理業者は荷物が多い室内でも、貴重品を効率良く捜索できるノウハウを持っています。
荷物が多くどこから捜索して良いか見当もつかない、探し出したい貴重品がたくさんあるというのも業者に依頼する判断基準といえるでしょう。


遺品整理は時間も労力もかかる大変な作業ですが、故人としっかり向き合う大切な供養の機会でもあります。とはいえ、すべてを自分が片付けなければならないと気負う必要はありません。


クヨカサービスではご依頼主様に代わって、すべての遺品を丁寧に仕分けして整理いたします。遺品整理でお悩みの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
業務経験豊富なスタッフが、無料でお見積りいたします。





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