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特殊清掃の際、リフォームが必要となる理由

2017-06-18


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
当社の主な業務の1つが「特殊清掃」なのですが、この業務は「リフォーム」とも縁深い業務です。


なぜ、特殊清掃を行う際にリフォームの必要性があるのでしょうか?
今回は、特殊清掃とリフォームの必要性について考えてみたいと思います。

特殊な技術を必要とする特殊清掃


特殊清掃が必要になるのは、孤立死や自殺現場、ゴミ屋敷など通常の清掃作業ではキレイにすることが非常に難しい現場です。死後時間が経過しているほど部屋の腐敗が進んでいて、清掃・消臭は困難を極めます。


最近は、一人暮らしの高齢者が増えていて、孤立死現場の特殊清掃依頼が増えてきているという現状があります。孤立死の場合、ご遺族(相続人)だけでなく、大家さん、不動産会社、賃貸契約の保証人から問い合わせを受けることが多いです。今後は超高齢化社会に伴い、さらにこのような現場が増え社会問題になっていくと思います。


孤立死の増加に伴い、「特殊清掃」という言葉の認知度も高まっているのではないでしょうか。特殊清掃は、遺品整理や不用品の処分と異なり、最終的な目的は「異臭を除去し、元通り住める状態に原状回復する」ことです。

重度の現場は、床板・壁等のリフォームが不可欠


「異臭・腐敗臭を除去する」ということを目的に考えると、単に部屋の中を片付けて清掃し、オゾン脱臭機を使うだけではダメなのです。いくら高性能の最新式オゾン脱臭機を使っても、臭いが消えない重度の現場は多数あります。(もちろん、軽中度の状態であれば脱臭可能です。)


なぜだと思いますか?


答えは、体液や腐敗液などが、床下や壁まで浸透してしまうことにあります。特殊清掃の着手までに時間がかかるほど、汚染は日々広がっていくと考えてください。特に気温が上がってくる春~夏場にかけては、数日の放置が命取り…。一刻も早く対処する必要があります。


床下や壁の中まで染み込んでしまった臭いの元凶は、そのものを取り除かなくては完全な脱臭は望めません。実際、現場を拝見して、「床まで染み込んでいるな」と判断し、その場でリフォームを提案させていただく事例も多いのです。


クッションフロアの部屋であっても、クッションフロアを剥がして床下を確認してみると、床下コンクリートまで染み込んでいることも…。そうなると、床下の汚染箇所を洗浄し、臭い止め等でコーティングした上で、再度床を張り替える…という作業が必須になります。そうしなくては、いつまでたっても「なんだか嫌な臭いがする…」ままなのです。


見た目上の劣化や汚れをキレイにするだけであれば、リフォーム会社に依頼するのも良いかもしれません。しかし、特殊清掃の知識が薄い業者に依頼してしまうと、こういった臭いの根源への対処がずさんになってしまい、結果的にやり直すことになってしまいかねません。


ですから、特殊清掃を依頼する際には、汚染度合いによってリフォームの必要性が高いことを念頭に置いて話をされることをオススメします。


臭いの除去という点でもリフォームは大切ですが、その後も人が住まわれることを考えると、併せて水回り等のリフォームを検討されるのも良いですよ!


当社の作業事例は以下のページで紹介していますので、ご覧いただければと思います。
https://cyoka-s.com/case-study/





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