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LED如来像も登場!ハイテク納骨堂で弔いのあり方が変わっています

2018-11-05

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
今回は、「墓じまい」について考えてみたいと思います。

墓じまいの現状


2018年の6月に全国石製品協同組合が行ったインターネットアンケートによると、墓じまいを行った理由の回答例は以下の通りです。

・「継承者がいない」62.8%
・「お墓が遠い」17.5%
・「お墓の維持費が高い」13.1%
・「継承者がいるが、子どもに迷惑をかけたくない」6.6%


こう見ると、「お墓が高価」という経済的な理由よりも、継いでくれる人がいない、距離的に維持が難しいといった物理的な理由で墓じまいを行う人が多いのが印象的です。


墓じまいの後、新しいお墓を立てる人もいますが、近年増えているのが納骨堂や永代供養墓です。特に、新しく墓地を建設しにくい都市部では納骨堂や永代供養墓が増える傾向にあります。実際、厚生労働省によると、20年間で増えた納骨堂は、全国で約1,500箇所にのぼるそうです。


私の義実家でも、今年、墓じまいが行われました。山の中にあったので、両親や祖父母が高齢になる今、お参りに行くのも一苦労という現状があったからです。今は、街なかのお寺の永代供養墓にお参りに行く形になりました。結果として、お参りに行きやすくなり、自ずと家族が集まる機会も増えそうだなと感じています。

ハイテク化する納骨堂


納骨堂が増えると、どういう基準で選べばよいか迷いますよね。今は、施設のハイテク化や高度なサービスでさまざまな差別化が図られています。


最近見た事例で驚いたのが、北海道釧路市の納骨堂。

▼<納骨堂>LED如来像も ハイテク化で弔いのあり方変化
https://mainichi.jp/articles/20181028/k00/00e/040/181000c


なんと、なんと、阿弥陀如来像が…LED照明で光ります(笑)。
まさに、後光がさす阿弥陀如来さま!天然の御影石を背景に光る様子は、まるで空中に浮かんでいるようで、実に神々しい輝きを放っています。


納骨堂は、お参りするのに天気にも左右されませんし、お墓より管理も楽で、初期費用もやすいというメリットがあります。少子化や家族形態の変化を背景に、今後さらに身近な選択肢になりそうです。

ハイブリット納骨仏壇も登場


墓じまいとは少し異なりますが、自宅で故人を偲ぶ場所として大切な意味を果たす「仏壇」。その形も、非常に自由度が増しています。例えば、「花供養墓」。半永久的に枯れないフリーズドライ加工を施した花と、美しく収めた納骨仏壇で、そこに粉骨した遺骨を納め、仏壇とお墓の1台2役を果たしてくれます。


見た目は、フラワーアレンジメントのようで、今までの仏壇にあった物々しさはありません。日常に溶け込むので、故人を思い、手を合わせる回数が増えそう。住み慣れた家で、美しい花に囲まれながら、家族のそばで眠ることができるというのは、理想的な姿なのかもしれません。


大きなお墓を建て、そこに先祖代々と共に弔われる…という弔いの形は、徐々に変わってきています。その背景にあるのは、「家族に迷惑をかけられないから」という気持ちも大きいはずです。まだ元気なうちに、自分の死後について、葬儀の希望や遺品の整理などを話し合っておくと、いざというときも安心できるかもしれません。


一度、ご家族で話し合われてはいかがでしょうか。





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