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「終活」の一環で年賀状じまいをする人が増加?

2018-12-30


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。

 
年末年始の大仕事として、大掃除の他に「年賀状」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 
仕事に家事にと忙しいと、年内の準備が間に合わず、年末年始のお休み中に書く羽目になったり、結局頂いた年賀状に返信する形になったり…と結構な負担になりますよね。

 
平成最後の年明けをきっかけに、「年賀状じまい」を考える人も多いのだそうです。もしかすると、その旨が記された年賀状を受け取る方もいらっしゃるかもしれません。終活の一環として、人間関係を整理することにもつながる「年賀状じまい」。その背景にある考えや、具体的な文例について考えてみます。

終活と年賀状じまいの関係


「終活」や「生前整理」というと、身の回りの持ち物を整理して不用品を片付けていくこと、財産などを整理して家族に伝えること、というイメージをお持ちの方が多いかと思います。

 
しかし、それだけでなく「人間関係の整理」という意味合いも含まれるのです。といっても、縁を切るとかそういう話ではなく、今の時代に即した関係性にアップデートする、という考え方だと思っています。

 
年賀状は、本当に親しい人たちだけでなく、仕事で昔付き合いがあった人に惰性で出していることも。一度作った連絡帳を毎年使い、ただ印刷したものを送るだけ…という作業になっていると、年賀状一つ一つへの気持ちが薄くなってしまいますよね。

 
終活は、人生の最期に向けて大切なものだけに囲まれて暮らす準備を整える作業でもあります。年賀状を送る相手を見直して、本当に親しい人とのやり取りだけにすれば、いざ自分の身に何かあったときも、家族が誰に連絡を取ればいいのかが明らかです。

 
また、スマートフォンを持っているシニアも多いので、この機会にSNSでの連絡先を交換してそちらでのやり取りにまとめてしまうと、よりこまめに連絡を取りあることもできます。

頂いた年賀状も生前整理

年賀状は意外とかさばるので、毎年やり取りを続けていると保管にも困ってしまいます。過去に頂いた年賀状については、「直近の○年分だけをとっておく」のように自分でルールを決めて、定期的に処分しておくようにしましょう。

 
デザインが凝っているものや、写真データがはいっているものなどは、カメラで撮影したりスキャンしたりして手元にデータで残しておくと、あとでいつでも見返すことができますよ。

年賀状じまいをするメリット

年賀状じまいをする最大のメリットは、年末年始の負担を大幅に減らせるということです。年賀状を購入する費用もそうですし、デザインを考え、印刷し、コメントを添え…と、体力的な負担も大きい年賀状。親しい人には手書きで送るようにし、さらにSNSでの連絡をメインに変えていくことで、それらの負担を減らすことができます。老眼が進むと、文字が小さい年賀状は見るだけで大変…なんてことも。

 
枚数を減らせば、それだけ1枚1枚に向き合うことができますから、より気持ちを込めた年賀状を大切な人にだけ送ることができますよね。貰う側からしても、メッセージが添えられていたり、手書きで書かれたもののほうが温かみがあって嬉しいもの。そういう気持ちのこもった年賀状であれば、やり取りに負担を感じることはないはずです。

 
年末年始の時間を節約して、その分を大掃除や年越しの準備にあて、ゆったりした気持ちで過ごしたいですよね。

年賀状じまいをするには


年賀状じまいには正式なマナーがあるわけではないので、ある年突然送らなくなっても問題ではありません。

 
しかし、気持ち的にも、年賀状を最後にしたい年の文面に、「本年をもちまして年始のご挨拶を失礼させていただきたいと思います」といった一文を添えておくのが良いと思います。メディア等でも年賀状じまいについて取り上げられる機会も増えているので、こうした一言を添えておけば不満に思う方もいないはずです。

 
年賀状は「当然出すもの」という時代から、「連絡手段の一つとして、自由に使うもの」という立ち位置に変わっています。年賀状じまいをきっかけに、これまで築いてきた人間関係を見直し、一人ひとりとのお付き合いを大切にしていきたいですね。





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