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思い出を振り返るための「生前整理」

2019-04-14

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
施設入居や家族とのご同居をきっかけに、「生前整理をしたい」というお話を伺うことが増えました。
メディア等でも「終活」や「生前整理」を取り上げることが増えており、生きているうちに自分で身の回りを整理する重要性が多くの方に伝わってきたと感じています。当社でも、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理を行っています。


生前整理を行うと、自分で持ち物を整理して仕分けることができるので、これまでの人生を振り返る良いきっかけになります。当然処分するものも多いので、寂しい気持ちになられることもあるかもしれませんが、それ以上に思い出を振り返ることで前向きになれる行為なのです。

生前整理を考えるきっかけ


生前整理を考えるきっかけはそれぞれですが、施設入居などの住環境の変化をきっかけに取り組みを決意される方が多いようです。やはり、老後を見据えたときに、いざというときの家族の負担を減らすために自分で整理しておきたいと思われるのですね。


また、最近の傾向として「ダウンサイジング」を選択する方も増えています。ダウンサイジングとは、今の生活に会うように身の回りのものを小さくしていくという考え方。代表的なものは「住居の住み替え」です。子どもがいるときは4LDkなど間取りに余裕があるマンションや、1戸建てに住んでいる人でも、子どもが巣立ったら自分の生活に見合った住居に住み替えるという選択肢が増えています。あるいは、配偶者が亡くなったタイミングで、一人暮らし用の物件に引っ越される方もいます。思い出の詰まった家で暮らし続けるのが辛く、新しい生活をはじめて気持ちを切り替えたいという思いもあるのかもしれません。


老後は自分で運転もできませんし、長い距離外出するのも大変です。町中の住居や子どもの近くに引っ越すことは、自分の生活を豊かにする上でも有効な選択肢ですよね。

思い出を振り返る生前整理


生前整理は、自分自身の人生を彩ってきたものを整理し、自分で処分するかどうかを決める行為。住替えを伴う生前整理の場合は、収納できるスペースが大幅に減ることから、思い切った選択が求められることが多いです。


当社がお手伝いした中でも、家族との思い出のアルバム、子どもの七五三の髪飾りやランドセル、若い頃から趣味で集めていたものなど、「手放すのが辛い」と思われるものと向き合う方が多いです。遺品整理として自分の家族が整理する大変さを思って、処分する決断をされる方がほとんどですが、「生前整理をしなければ、しまい込まれたままで存在も忘れていたはず」と思い出を振り返る機会となったことをお喜びいただいています。


確かに、自分の家の押し入れやクローゼットを思い返しても、何年も開けていないダンボールなどがありますから、生前整理や断捨離というタイミングを作って処分を検討するのは大切かもしれませんね。


生前整理は、自分も忘れていたような思い出に再び巡り会えるタイミングでもあります。ただ処分するだけでなく、写真に収めてデータを持っていれば、いつでもその当時の思い出を振り返ることができます。心身ともに健康で余裕があるときだからこそ、より前向きな気持ちで過去に思いを馳せることができるはずです。


当社の生前整理では、ご依頼者様と一緒にひとつひとつ丁寧に仕分けして、処分するかどうかを決めていきます。「自分では途中で投げ出していたはず」「押入れのものを引き出すだけでも一苦労だったので、力仕事をしてもらえて心強かった」という言葉もいただきました。誰かと一緒に行うからこそ、生前整理を満足するまでやりきることができます。


平成ももうすぐ終わります。新しい時代に気持ちよく新生活をスタートできるよう、生前整理を考えてみてはいかがでしょうか?





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