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ゴミ屋敷化の原因は、「ためこみ症」かもしれません

2019-05-30


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて「ゴミ屋敷」の清掃を行っています。


さまざまなご依頼を受ける中で感じるのは、「ゴミ屋敷にしたい」と思ってゴミ屋敷になっている人はいないということです。加齢や病気など、さまざまな要因がゴミ屋敷の背景にあります。


西日本新聞に掲載された記事によると、ゴミ屋敷化の原因に「ためこみ症」があるかもしれないということが分かりました。自分がためこみ症の可能性があることに早めに気づくことで、ゴミ屋敷化を防ぐ手立てとなるかもしれません。


その収集癖「ためこみ症」かも? 若年で発症、加齢でごみ屋敷も 
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/512095/

ためこみ症とは?


ためこみ症とは、精神疾患の1つ。以前は「強迫性障害」(汚れが気になって手を洗い続ける)の一種とされていましたが、2013年に別の病気と定義され、注目されるようになりました。


この病気の特徴は、以下の3つ。
・物を大量に集める
・整理整頓ができない
・捨てられない


収集するものは人によって違います。認知症や統合失調症、ADHDなどの病気も物を集めますが、こういった病気の影響がなくても貯め込む症状があると、「ためこみ症」と判断されます。患者さんは、モノを集めることで心が満たされ、病気と自覚しないので病院に行くことが少なくなるとか。若い人にも患者さんはいるそうで、治療をしないままだとゴミ屋敷になる可能性があるそうです。


(ちなみに、コレクターなどの収集家は、たくさん物を集めるものの整理して生活には支障がないので、明確に区別されるそうです。)


ためこみ症に有効な治療はまだ確立されておらず、薬物療法とカウンセリングで対応しているのが実情です。この記事で紹介されている事例では、病院側の働きかけで家の片付けをスタート。入院と自宅へ戻っての片付けをくりかえし、3ヶ月かけて床が見えるまでになったそうです。病院に滞在したことで、「これが普通の部屋」ということに気づけたのも大きかったようです。

ためこみ症の兆候に気づいたら


先述の通り、ためこみ症という病気であるという自覚が生まれにくいという前提があります。本人も家族も、そもそもそういった病気があることがわからないため、「性格のせいではないか」と放置され、ゴミ屋敷問題に発展してやっと動き出す・・・という状況になっているのが、現在の問題点なのだと思います。


ためこみ症の研究と治療に取り組む中尾准教授によると、「浴室やトイレ、家具など生活に必要な設備がもので溢れ、使えなくなると”危険信号”」だと指摘しています。また、この状況が5~10年続くと、ためこみ症の兆候ではないかと考えられうそうです。


これを1つの基準として覚えておけば、本人も、周りも「なにかおかしい」と感じたときに動き出すきっかけとなるかもしれません。


ゴミ屋敷になると、本人も周りも「性格のせい」と諦めてしまい、どこからどう手を付けていいかわからないまま、時間だけが過ぎていってしまいます。もちろん、病院に行って専門医師のアドバイスを受けながら片付けるというのが本来の解決方法かもしれませんが、まずはゴミ屋敷状態からの脱出が急務であるケースがあります。ただ、長年にわたって蓄積されたゴミの山は、一般の人が片付けるのは非常に大変です。いくら自分で片付けると決意しても、2ヶ月も3ヶ月もかかってしまえば、途中で気持ちが折れてしまうかもしれません…。


そんな時は、当社のようなゴミ屋敷清掃サービスを活用するのがおすすめです。短時間で片付けを完了することができ、スッキリとした生活を取り戻すことができます。


ゴミ屋敷を放置すると、害虫や異臭の原因となったり、漏電火災や放火での火災の可能性もあります。ためこみ症やゴミ屋敷の兆候を感じたら、早めの対処をオススメします。


当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにてゴミ屋敷への対応を行っています。相談や見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいね。





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