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事故物件専門の不動産サイト「成仏不動産」

2019-09-12


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、福島・宮城・東京・埼玉・神奈川の各地で特殊清掃を行っています。
特殊清掃の現場の多くは、自殺や孤独死をされた方が住んでいた現場です。発見までに時間を要しているほど、床などへのダメージも多く、腐敗臭の消臭にも技術を要します。


もちろん、わたしたちにご依頼いただけば、しっかりと除菌消臭を行い、元通り住めるレベルの部屋まで原状回復することはできます。しかし賃貸物件の場合、住居者が自殺や孤独死してしまったケースでは(特にご遺体の腐敗がひどかった場合ほど)「事故物件」扱いとなり、オーナー様にとってはその後の対応に苦慮されることも多いようです。


今後の社会情勢を考えても、事故物件はますます増加することが予想されます。そんな背景を受け、事故物件を専門に紹介するサイト「成仏不動産」が2019年にオープンしました。新たな不動産取引の形として、注目を集めています。

孤独死・自殺の「事故物件」を取り扱うサイト


(https://jobutsu.jp/)
「成仏不動産」は、事故物件専門サイト。2019年4月のサイトオープン当初は1都3県で30件ほどの取り扱いだったのが、9月時点で1都5県119件まで取り扱い数を増やしています。内訳を見ると、7割が孤独死・自然死をした物件で、残りのほとんどが自殺だそうです。


当社も賃貸物件の特殊清掃を数多く取り扱っていますが、オーナー様の中には「事故物件になってしまって、これから借り手がつくか不安…」とこぼされる方も少なくありませんでした。実は事故物件に明確な基準はなく、孤独死が起きたからといって必ず事故物件にする必要はありません。早期発見の場合には、そのまま市場に流通することもあるそうです。


ただ、SNSの普及で状況は広まりやすくなっており、もし入居者が後で事故物件だったと知った場合のリスクが大きいので、管理会社としては事故物件として取り扱う…というのが一般的な判断のようです。


この「成仏不動産」では、事故物件を所有している不動産会社と、事故物件を借りたいという人をつなぐ役割を果たしています。事故物件は値引きされるので、お金に困っている高齢者やコストパフォーマンスをもとめる若い人からの問い合わせが多いのだとか。「幽霊が見たい」という人もいるようですが、これは稀でしょうね(笑)当社のスタッフでも、見たことはないはずです。

孤独死物件活用の新たな活路になるか?


取り扱い件数も日々増やしている「成仏不動産」は、孤独死物件の対応に悩むオーナーにとって、救世主的存在となるかもしれません。もちろん、家賃の値引きは必要かもしれませんが、事故物件であることを理解して望んで借りたいと申し出る人とマッチングできるのであれば、ありがたい話です。


事故物件は家賃が低い分、ニーズも高いと予想されます。こういったサイトをきっかけにして、しっかりと借り手が見つかる環境が整えば、万一孤独死が発生したとしてもリスクは最小限に抑えられるかもしれません。


ちなみに、事故物件を探している人がよく気にするのは、臭いの有無だそうです。当社のような特殊清掃業者が間に入って特殊清掃やリノベーションの過程を踏んでいれば、臭いはほぼ気になりませんので、ご安心いただければと思います。ただ、臭いに敏感な人にとっては、少しでも気になる点があれば事故物件を避けるほうが無難かもしれません。


成仏不動産のサイトを運営している人のインタビュー記事に、印象的な言葉がありました。


『孤独死に関しては在宅死と同じで「自宅でなくなった」ことだと思っています。看取ってくれた家族の有無だけで物件の価値に違いが生まれてしまうのは、亡くなられた方も不本意なのではないでしょうか。』


そのとおりだと思います。わたしたちも、特殊清掃を通じて、亡くなられた方の思いを少しでも汲み取り、お部屋そのものも問題なく次の人に使っていただけるような橋渡しができればと思っています。


もしかすると、「成仏不動産」に掲載されている物件の中には、当社が作業した物件もあるかもしれませんね!笑


参考:自殺、孤独死…「事故物件サイト」の若手社員が語るリアル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190909-00201097-bizspa-bus_all





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